咲きちゃんもみじ狩り秋祭り(仮)
パート1〜人生は栄枯盛衰〜

 

立冬も過ぎ、本格的に冬の訪れを感じる11月のある朝。

我が家に荷物が届きました。

「何だッピかー?早速あけて見るッピー!」

中にはにしき堂の「焼き餅咲ちゃん」「もみじ饅頭」プラスひと箱が。

にしき堂のもみじ饅頭。

北海道十勝平野 帯広郊外の小豆畑でとれた新小豆で作られたあんこ。
一年中で、一番あんこの美味しい季節だそうです。

 

こちらはおなじみ、焼き餅咲ちゃん。

こんな箱に入っていたのね・・・。
やっぱり咲ちゃんはあのポーズです、かわゆい。

中には説明書きが入っていました。

コチラです。

それにしても箱一杯の咲ちゃん咲ちゃん咲ちゃん!

これでもかっ!!

 

そしてひと箱だけ謎の箱が。

もしかしてコレは・・・

これは・・・

 

うわ!

うわ!

うわーーーーー!!

なんと我が家に咲ちゃんがやってきました!

にしき堂のお菓子の中に紛れ込んで来たのです!!

 

「はじめまして、うちは咲きちゃんよ。まだ広島弁がぬけきらんけどゴメンネ!」

にこにこしながら喋る広島出身の咲ちゃん。

「さぁさぁ、一緒にお菓子を食べよーねぇー。平和の心で食べよーねぇ!」

 

前回のトマトジュースの失敗をふまえ、今度はちゃんとお茶を購入。

福岡県八女市でとれる八女茶。
気象的、及び土壌条件に恵まれた高級煎茶産地だそうで
独特のまろやかな味とさわやかな香りの素晴らしいお茶だそうです。

これならにしき堂のお菓子にもピッタリのはず!

 

「おいしそうじゃねぇ〜」

「うまそうだっピ」

いざ食す!

左は「もみじ饅頭」、右は咲ちゃんの顔つき「やき餅咲ちゃん」。

「ぱく」

「おいしいじゃろー?らんららーん♪」

「うぬ!このすっきりとしたあんこの甘み、ちょうどいい食感のカステラ!
そのうえ小豆もしっかりと主張している!口の中に広島の風が吹くッピ!」
(美味しんぼ調に)

「咲ちゃんも食べろッピ」

「ぱく・・・やっぱりおいしいねぇ〜、らんららーん」

「でも自分の顔を食ってるッピね」

「・・・・・・」

 

 

 

気まずい空気が流れたところで、お茶。

「うーん、このお茶はなかなかおいしそうじゃねぇ、らんららーん♪」

さすが八女の自然が生み出した味。

「甘いお菓子と渋いお茶は最高だっピなー。」

 

咲ちゃん、自分の商品を持ってちょいとアピール。

 

 

広島のお菓子づくしで、幸せ気分になったふたり。

ペッピは早速咲ちゃんに「咲ちゃん踊り」をレクチャーされています。

「もっと足を高くあげんさい!」

「こ、こうッピか・・・?最近カラダがかたくなってきたッピ・・」

「それじゃーいけんよー!命いっぱい踊りんさい!!」

けっこうスパルタな咲ちゃん、さすが国体経験?者。

 

 

今度は咲ちゃん、過去のキャラクターグッズを見て

国体のころの思い出を語ります。

「あのころはたくさんキャラクターグッズもできたんよ。
電車も走っとったし、 車だってあった」

「ほかにもいろんなものがあったんじゃー。
お好みソース、おみやげの菓子、キーホルダー、テレカ、銀行のボールペン、
メモ帳、交通安全のパンフレット・・・。
街中は咲ちゃん一色だったんよ。」

 

咲ちゃん、ちょっと得意気に足を見せます。

 

「ほらね、この足の傷はそのころについたんじゃ。
この傷はうちにゃー勲章なんよ! 」

「じゃけどねぇ・・・」

淋しそうに後ろを向く咲ちゃん。

「国体が終わると潮がひくように、グッズはなくなっていったんじゃー。
国体のキャラクターって、そーゆー運命にあるんよね・・・。
じゃけどうちは運良く、にしき堂さんに育ててもらえることになったんよ。
にしき堂はええところじゃったよ。うちの顔がついとる饅頭も売っとるし、
  大谷社長さんもすごいステキな人なんよ!」

「じゃけど・・・」

「ときどきあのころのことを思い出してしまうんよ、贅沢じゃねぇ、ふふ」

「ペッピも気をつけんさいね・・・時代って怖いんじゃけぇ・・・」

そうやってうつむく咲ちゃんをみて、ペッピは思った。

 

オラ・・・まだ時代がきてないッピ・・・

そんなにグッズ、作ってもらってないッピ・・・

ブルーになるペッピ。

 

しかし咲ちゃん、いつの間にかブルーモードから立ち直っています。

「じゃけど、広島はええところよ。お好み焼きも美味しいし、広島カープもあるんよ。
  今度一緒に行こーね。咲きちゃんが案内してあげるけーね!
あのポルノグラフィティも広島県の因島(いんのしま)出身じゃけーね。
ポルノはいい歌歌うんよねー。ペッピもしっとるじゃろー?
ゆーるーしてぇねーこーいごころよー・・・」

 

明るく歌い出す咲ちゃんを見てペッピは呟いた。

 

「広島県って奥が深いッピな・・・」

 

 

咲きちゃんもみじ狩り秋祭り(仮)
パート1〜人生は栄枯盛衰〜

---出演---

ペッピ
咲ちゃん(新人)

---資料提供---

にしき堂
アルマジロ

---衣装提供---

oppinist

---メイク---

おっぴあーじゅ

---広島弁指導・演出---

カスケ

---監督---

オッピ

 

 

この番組はフィクションです、実際の咲ちゃんはそんなに不満はないはずです。
お手伝いいただいた「にしき堂様」「アルマジロ様」「カスケ様」
ありがとうございました!

次回は「咲ちゃんもみじ狩り秋祭り(仮)パート2〜思う一念岩をも通す〜
お楽しみにね!!