1997年7月 : 日本の遊び ・ 川遊び

永野美恵子 : 大分市

れは私の子供の頃の話です。 梅雨が上がると子供にとってはうれしい水泳の解禁です。近所の子供たちと連れ立って近くの川へ泳ぎに行きます。

原の石の上に洋服を脱いで川に入ります。大きな子供は川を少し流されながら横切って泳いで行きます。小さな子供は岸で浮き輪を使ってパシャパシャと水遊び、引率のお母さんたちはパラソルをくるくる回しながら浮き輪をつかんだり、遠くへ泳ぎに行ってる子がいないか注意の目を怠りません。

かが笛を鳴らしました。さあ、水から上がって甲羅干しの時間です。ずっと泳いでいたお兄さん達の口は紫色になっています。河原の熱くなった石の上に座って休憩です。体が暖まったらまたひと遊び。さあ、帰りましょうの声に潔く川から上がって帰り支度です。家に帰るとよく冷えたスイカが待っていることでしょう。

はこんな風に子供が泳いで遊べる川はほとんど無くなりました。川が汚れたり、危険だったり、、今は完備されたプールで泳ぎます。でも、河原に寝そべったりお魚と一緒に泳いだり、小さな子の手を引いてお兄さんやお姉さんに連れられて通った日向の道、とっても懐かしいです。

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