2015年6月19日〜27日 :春色に染まる日本一周クルーズ
五日目続き 6月23日:ー奥入瀬渓流ー焼山森のホテルーねぶたの館ワ・ラッセ
ー新青森駅ー函館駅ー函館海峡の湯温泉ラ・ビスタ函館ベイホテル
奥入瀬渓流の銚子大滝からしばらく、皆で渓流を眺めながら、歩くことになりました。とても楽しみにしていたコースです。あちこちで、ガイドさんや添乗員さんが写真を写して下さいます。 
 新緑から少し緑が濃くなって、本当に美しい渓流です。秋の紅葉シーズンが何と言っても、素晴らしいそうですが、私は、この緑の様々な色合いもとても素敵だと思います。
珍しい巨岩、そして、天然記念物として、枯れる木も自然のままにと保たれている奥入瀬渓流は本当にこれからも大切にしたい所です。 
歩いたり、立ち止まって振り返ったり、、、、、 
 ある時は、腰かけて空を見上げたり、じっくりと楽しみたい所です。
 きれいな水が流れています。冬は雪が積もり、人は入り難くなるようですが、それがまた、自然で良いのだと思います。
  九段の滝 
 カメラスポットの連続で、、、
歩くにも丁度良い天候で本当に恵まれています。 
ここには、韓国からの観光客が多いように思いました。韓国では歩く運動がとても盛んで、あちこちの景色の良い所には、歩くための道が整えられているとか、日本の情報も集めて、気持良い所となると、歩きに来られるようです。 
  白布の滝、本当に涼しそう〜〜 
 ガイドさんが一緒に歩いて下さって、説明をして下さるのでとても助かります。
 ここは”石ケ戸”という所、大きな一枚岩が倒れていて、家のようになっている所、ここにきれいな女性の盗賊が隠れ住んで、奥入瀬を渡る男をだましては殺してお金を盗んでいたという言い伝えがあるとか、何だか恐ろしい所です。
 でも、今はそこには素敵な休憩所や売店が出来ていて、十和田奥入瀬の自然が判るようにジオラマが作られています。
 ジオラマで地形の説明や、実物で樹木の説明、この辺りに住む、鳥たちの説明など、もう少しゆっくりと見てみたいと思ったことでした。
この近くに、美しいアジサイが咲いていました。とても優しい雰囲気の紫陽花でした。 
紅い実をつけたこの植物が気になりました。ナナカマドにしては早過ぎるのでは?ちょっと枝振りが優し過ぎるのではと思って、ガイドさんに聞きました。小鳥が実を食べに来ていて、ナナカマドは小鳥も食べないというから違うと思うけど、、、と、わざわざ売店の方に聞いて下さって、ニワトコの木かなと教えて下さった。 
1時間ほどの緑の中の散策が終わると丁度、ランチタイムになっていました。今日の昼食は奥入瀬渓流の近くの素敵なホテルのスパゲティランチです。焼山の「森のホテル」といいます。
冷たく冷えたサラダに温かいパスタ、飲み物は地ビールの「奥入瀬ビールヴァイツエン」とってもおいしかったです。
デザートの盛り合わせもうれしい。
 昼食後は八甲田山を巻きながら青森へとバスは走ります。まもなく夏と言うのに、まだ雪の残る八甲田山です。あちこちに、白く残雪です。
八甲田山は、雪中行軍で多くの死者が出た、映画などにもなって有名です。豪雪地帯と聞きます。暑い今の時期にもこんなに雪が残っている、真冬は想像を絶する雪山だと思いました。 
予定より、少し早く青森に着くので、添乗員さん、ドライバーさん相談して、ねぶたのことがよく判る「ワ・ラッセ」に連れて来て下さった。 
「ワ・ラッセ 」公募で決まった名称のようです。和、輪、そしてねぶたの時の囃子言葉、ラッセを組み合わせたもの。ねぶたの全てが分かる会館のようです。
建物の大きさ、ねぶたの大きなことに驚きました。
左は武者人形の足です。夫が驚き見ていますが、手の大きさと、人形の足の大きさを比べて見て下さい。
下絵を描く、それを元に、立体にしていく、針金を使って、立体を作って行く、その一枡ごとに、和紙を貼って行く、
そして、配線をしてLED電球をつけていく。立体の型ごとに和紙を貼って行く。
実際の立体像とまたねぶたの立体像は、違います。迫力を出すために強調する所、重なる部分の現し方等、本当に複雑です。
実際にお祭りに出陣した大型ねぶた5台が展示されていて圧巻です。
ボランティアガイドさんが本当に熱心に説明をしてくれます。お人形の下を見て下さい、大きな発電機を積んでいます。 その電気でねぶたがキラキラギラギラと輝きます。
ねぶた会館ワ・ラッセ の外観です。赤く塗った鉄の棒が何本も並ぶユニークな建物です。
特別に見せて頂いたねぶたミュージアム、青森の元気を感じることが出来て、とても楽しかったです。
それからバスは新青森駅へ向かいました。住宅地との境に延々植えてあったラベンダーがとてもきれいでした。
新青森駅です。2010年12月4日、新八戸−新青森 開通 東北新幹線(東京−新青森)が全線開通しました。今度、北海道へと新幹線が走るのは2016年3月の予定、
北海道新幹線 新青森−新函館北斗開業の予定です。
今日は奥羽本線函館行き、特急「スーパー白鳥」に乗って 津軽海峡海底トンネルの青函トンネルを走ります。多分、私たちにとって最初で最後になることでしょう。
スーパー白鳥19号の内部です。椅子の後部には、青函トンネルの説明と何時ごろに走るかを記入してあります。
そして窓から外を見ると、もう新幹線の線路が引いてありました。
このスーパー白鳥19号は青函トンネルに16:40頃に入り、トンネル最深部付近を16:52頃に通過、17:02頃にはトンネルを抜けると書いてありました。数分早かったと思います。
青函トンネルを抜けて最初の北海道の駅は、木古内駅でした。こちらももう既に立派な新幹線用の駅が開業しています。
スーパー特急白鳥は函館で終点でした。
駅のコンコースの壁にこのような壁画が掲げられていた。流政之作とある。 「昨日の敵は あすの友」箱館解放1868年」とある。
上段には船のいろいろが描かれ、下段には右に蝦夷共和国、左には箱館解放と書かれて政府の役所などの建物が描かれている。
丁度、先日、読み終わった本「軍艦甲鉄始末」(中村彰彦著)の最後がこに描かれていると思い、何とも感動する。江戸幕府が崩壊、それでも納得しない武士たちが函館五稜郭へ逃れてきて最後の戦いに挑む、相手は新政府の甲鉄船だった。木造船から鋼鉄船に時代は移っていた、勝てる筈が無い、旧幕府軍の籠る五稜郭は次々と砲弾を浴び、壊滅する。ここで新撰組の土方歳三も死ぬ。

そして、1868年4月17日朝、榎本武揚、大鳥圭介らと、新政府側黒田清隆らと降伏を前提の会談をし、ここに蝦夷共和国政府は滅び、7か月にわたる箱館戊辰戦争はおわりを告げた。このようなことを思って読んでいた訳では無いが余りの偶然に本当に驚いた。

そして、それはまた、一日前に船で見ていた映画「許されざる者」にもこの後、続いていく北海道開拓の過程での出来事アイヌ民族と日本人の関係など、多くの問題が出てくる。いろいろ思うことの先が繋がって、とてもうれしかった。
函館駅は北海道への玄関口、本州から北海道へ渡る方法に寄って、函館駅も移転をする。初代の函館駅となっていた亀田駅の記念碑が現函館駅舎を出た所に立っていた。
そしてその標識を振り返ると、0と記してある。説明版には『函館本線0マイル地点記念碑(初代函館駅所在地の碑)』と記されていた。そして更に『北海道開拓の重要性から鉄道国有化の世論が起こりつつあった明治35年12月10日に第一期工事が完了し旧函館駅が現在の海岸町10番地に開業しました。
函館駅からタクシーに分乗して、今夜のホテルへと到着する。赤レンガの塀がある、趣あるホテルだった。 「函館海峡の湯温泉ラ・ビスタ函館ベイホテル」です。
5階の部屋の窓から見下ろすと、赤レンガの倉庫のような建物が並んでいる。ホテルの成り立ちを読んでいたら、明治初期に北海道開拓のための 「函館常備倉」が立てられて以来この倉庫を引き継ぎ運営してきた安田倉庫(株)がこにホテルを建てる、当時の赤レンガ壁はホテル一階外壁に活用、また旧倉庫の木骨構造の小屋組架構をフロントからレストランへの通路に一部再生利用するなどして北海道開拓の歴史・経済の一端を担ってきた誇りを留めてこれからも歩んでいきたいと、書かれていた。
 お部屋はとてもお洒落で設備も整い、素敵でした。そして、何と、「金婚式おめでとうございます」と書いたカードとサプライズの可愛いオルゴールがホテルからのプレゼントとして置いてありました。思いがけなくて、喜びました。
夕食までの時間を早速、赤レンガ倉庫街を活用したお店などを見に行きました。
ここはオルゴールとガラスのお店です。 プレゼントのオルゴールもここの品のようです。
 赤レンガの倉庫群をとても美しくお洒落な街角にしています。お店の閉まる時間になってしまったのが残念でした。
ツタが覆った赤レンガの建物、広場の中央にはお酒の樽が積み上げられ、ビアホールみたいですが、やっぱりお店は閉店です。 
今夜はツアーの仲間は、洋食と中華の好きな方に別れてのディナーです。私たちは洋食で申し込んでいました。先ほど、知ったばかりの、倉庫の一部を活用しているという廊下を通ってレストランへ入りました。
まだ 外も明るくて、黄昏時というかとっても気持ちの良い時間です。お祝いのカードとオルゴールを頂いたので、もう一度、私たちの金婚を祝って乾杯をしました。
前菜が美しくて、おいしくて、パンと一緒にゆっくりと頂きます。 
 メイン料理は仔牛の柔らかなお肉、ソースがおいしくて、ワインと共に頂きました。
 デザートは、ヨーグルトムースの上に、いろんな種類のベリーが載っていて、一粒一粒、味わいました。

食後は、タクシーで、坂の上まで連れて行ってもらって、帰りは元町教会群を眺めながら、ゆっくりと、降りてきました。
カトリック元町教会
1877(明治10)年最初の木造の教会堂が建てられました。現在の建物は1924(大正13)年に再建。大聖堂内の豪華な祭壇はローマ法王から贈られたもの。 
 函館聖ヨハネ教会
1874年明治7年、英国聖公会が最初に海外伝道協会として建てたものが始まり、何度かの火災に会っている。現在の教会は、1979年昭和54年に建てられた。上から見ると十字に見えるように建っている。現在は日本聖公会に属する教会です。
函館の坂道を降りてくると、自然とホテルの傍の赤レンガ館に着きました。金森倉庫が倉庫を改装してお店やビアホールを開いて、函館に唯一ある運河もライトアップ、美しくて楽しい空間を作りました。
あちこち、ネット検索して読んでいたら、なんと、この金森倉庫の創始者は大分県竹田生まれの人でした。うれしいですね。、渡邊熊四郎さんの赤レンガ倉庫のページです。動画も是非、見て下さい。
ホテルに戻ってきました。廊下も何とも厳粛です。
  部屋着に着替えて、備え付けの手籠を下げて、今から温泉です。行ってらっしゃい。そして、ゆっくり休みましょう。 
 五日目前篇 六日目