2014年11月2日:バルーンの見られなかったバス旅行
 今日は楽しみのバルーンを見るバス旅行です。大分駅前午前7時に満席のバスは出発しました。
バルーンは夕方、佐賀の嘉穂川河川敷へ見に行きます。それまでの時間は久留米の観光です。

まずはバラ園の見学です。どこかと思ったら、バスが着いたのは、石橋文化センターでした。1956年ブリジストンタイヤ(株)の創業25周年を記念して創業者石橋正二郎から郷土久留米市へと寄贈されました。
「世の人々の楽しみと幸福の為に」との寄贈理念が門には刻まれています。
  
大噴水の周りがお花で一杯です。正面奥には、美術館が建っています。
青木繁、坂本繁二郎などの絵が収蔵してあり何度か見に来たことがあります。
薔薇園に近づくと、とても良い香りがしました。あちこちにきれいな薔薇が咲いていました。左は椿のように見えるフランスのバラ、「モーリス・ユトリロ」と名付けられています。右は 「ステファニー・ド・モナコ」モナコの第二王女の名前がついています。
左のバラは名前は忘れましたが、どれもよく香るバラです。
 八女市にあった坂本繁二郎のアトリエを移転復元してありました。その前のお庭の木々がきれいに紅葉していました。
  
菊花展が開催されていました。立派な菊の花で耳納連山を現し小菊の中に三連水車が置かれています。
ベゴニアの花も色を揃えてたくさん植えてあると、とてもきれいです。その後ろにはバラがたくさん咲いています。 
美術館の前にはペリカン噴水と大きな池があります。山本豊市制作のペリカン像「三姿」開園当初はプールがあり、ペリカンプールと呼ばれて親しまれていたとか。
清水多嘉示制作の「みどりのリズム」は二人の少女が舞う姿の彫刻です。昭和26年上野公園広小路口に建設される彫刻コンクール第一位の作品、こちらは複製です。 
   またバスに乗って、しばらく走って柳川に来ました。柳川藩主のお屋敷立花家の「お花」の前で観光バスを降りました。
すぐ傍に掘割りが流れていました。約410年前柳川城築城のおりに、城下町を形成するために人工的に堀を掘って治水・利水を考えて整備しました。そのお堀を私たちは楽しみます。

川下り用のどんこ舟がたくさん見えました。川下りを楽しむ人たちが菅笠を被って乗っています。
柳川市の中、60キロにわたってお堀が造られているそうです。水郷の町ですね。ベニス、ブルージュなどのようです。 
私たちは舟の上でお弁当を食べます。赤い毛氈の上に机を置いて、座りました。お弁当とお茶が配られ、いよいよ船頭さんの竿さばきで出発です。 
うなぎ弁当、幕の内が配られました。私たちは浜名湖舘山寺温泉でおいしいうなぎを食べてきたばかりなので、今回は幕の内弁当にしました。 
ユラリユラリと揺れながら、お隣の人たちとおしゃべりしたりお弁当です。時々、船頭さんが気をつけて、と呼びます。橋の下をくぐる舟、頭を寝かせて、橋にぶつからないように気をつけます。 
紅白のきれいな提灯の並んだトンネルが出来ていました。夜は灯りが入ってきれいですよ。 
しかし、今だけのトンネルです。今日は白秋忌、それに合わせて白秋祭、の提灯トンネルです。 
 灯篭が置かれています。白秋祭と書いてあります。今日が白秋忌だなんて、記念すべき日に訪れました。
掘割には柳が似合います。この辺りは特に柳の美しい所、と船頭さんの言葉に皆があちこち見たり、カメラに収めたり、川下りを楽しみます。 両側の家々も、お庭から掘割りに降りられるようになっています。「あちらに見えるのが小野ヨーコさんの育った家ですよ」
思いがけなくて、びっくりしました。
これから冬になると柳の葉は落ちてしまいますが、また春には芽を吹きます。夏にはさわさわと涼しさを川面に送ります。

風に揺れる風情を揺れる船の上から楽しみます。でも、随分柳の木も少なくなったと船頭さんが嘆いていました。 
もう少し、、、と思う間に、下船場に着きました。とっても楽しかったです。しばらくは体が揺れていました。思いがけずに気持ち良かった川下りでした。 
 まだまだバルーンが揚る時間には早過ぎるともう一か所見に行きます。棚田のひまわりです。
秋というのに、ひまわりが咲いています。10万本 と言われるひまわりが棚田に植えてありました。
優しい透明感のあるひまわりが、同じ方向を向いて咲いていました。
そのひまわり畑を縁取るのは、真紅の鶏頭、鮮やか過ぎて、目がくらみそうです。
いよいよ佐賀バルーンフェスタへ、と、佐賀へと向かう時、観光バスの窓にポツポツと雨粒が・・・・
ガイドさんが、「只今、情報が入ってきました。只今、バルーンフェスタの会場には、バルーンは一基も見えません。雨と風のために、今日は中止とのことです。 」え〜〜?車内はざわめきました。がっかり、驚きました。

しかし、天候のせいですから仕方ありません。バルーンが見られないのでは仕方ない、と、河川敷に行くのは諦めました。
とても残念、本当に残念です。

でも、いつまでも言ってても仕方ないです。新たな見学地は、佐賀城です。お城と言っても、天守閣では無く、本丸です。2004年に完成しました。地元のボランティアガイドさんの案内で、壮大な本丸御殿を案内して頂きました。

そして、やっぱり残念だな〜と思いつつ、ウツラウツラしながら大分に帰ってきました。でも、バラ園も、柳川川下りも、佐賀城見学も、どれも良かったので、今回の 「バルーンの見られなかったバス旅行」やっぱり良かったね、と言うことになりました。