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2007年11月2-3日:ハイパーネットワーク2007別府湾会議

11月2日から3日と開かれた会議に夫と一緒に参加しきました。会場は別府湾沿いの高台に立つ「別府湾ロイヤルホテル」です。

ホテルのロビーには、たくさんのクリスマスの飾り付けが美しくしてありました。 

会場はロビーから螺旋階段を登って2階の大広間です。既に多くの方が受付をされています。

2階ロビーからは別府湾の眺めがとても素晴らしい!

結婚式のための教会が立ち、青いプールがあり、その先には別府湾が広がっています。

大広間は中央に大スクリーン、そしてたくさんのテーブルが並んでいます。
13時、大分県知事、広瀬さんの挨拶から会議は始まりました。ユビキタス社会が都市と地方、中心地と過疎地の差をなくしていく、行政としてはいかに活用していくかが問われている。今日は皆さんと一緒に勉強したいと話されました。
別府湾会議の責任者のハイパーネットワーク社会研究所理事長の公文先生が、急用で来れなくなりました。滞在先のハワイからネットを通じてご挨拶がありました。公文先生に会えなくて、とっても残念でした。
セッション1「ネットライフの現在と未来」

先ず最初はエコノミスト特派員ケネス・クエッキーさんの発表です。「新たな情報国家の出現:ITとインターネットが基盤をつくる」20世紀の官僚制福祉国家が21世紀の情報国家に変りつつある様子を検証、新しい情報国家はわれわれが共に活動することでつくるもの、と提唱された。
続いての発表はカナダから来られたジェリー・シンクレアさんの発表「セカンドライフにキャンパスをつくる」
3D仮想空間に自分の分身であるアバターを置き、学生たちに様々な体験をさせたりしている、セカンドライフの同時性を活用している実例でした。

英語の発表も同時通訳で私たちに伝えられています。
左からジェリー・シンクレアさん、ケネス・クエッキーさん、司会の関口さん
NPOパンゲアの世界の子どもたちを結んでいくお話をNPOパンゲアの高崎俊之さん、「シリコンバレーのはいま」と題して興味深い話をして下さったITジャーナリストの小池良次さん、「Web2.0その後」をジャーナリストの佐々木俊尚さんが話されました。
セッション2は、「地域の理想と現実」と題して佐賀県の事例を佐賀県CIOの川島宏一さん、大分の事例を大分県企画進行部の山戸康弘さん(上記の写真)「IT韓国〜いま地域における課題とは?〜」韓国自治情報化組合責任研究員の宋昌洙さん、びぎねっと宮原徹さんの「OSSコミュニティの現状」大分県自治体共同アウトソーシングセンター江原裕幸さん「オープンソースソフトウエァinおおいた」
たくさんの発表を聞きました。新しく興りつつあること、そのための基盤造りの話、使いやすさの問題点、子どもたちにはどうする?現実は?後戻りの出来ないITの活用です。それこそ、ユビキタス社会をどうもたらすか、知恵が集められる場だと思いました。

午後の部終了の後は、全員の記念写真を写しました。

場所を移して、交流会です。セッション1.2部と熱心に参加された広瀬知事です。
たくさんの円卓を囲み、乾杯、そして、大分県の地産地消による食材を使ったご馳走が次々と運ばれてきました。

来年大分で開催される国体のシンボルマーク「メジロン」ブランドのビールで乾杯をしました。

エディプルフラワーで飾ったオードブルの一皿です。

右から時計回りに・・・・トーフプリン、揚げナスのもろ味添え、湯葉巻き、かんしょ甘煮、こんにゃくそばのゴマソース どれも優しい味で、おいしかったです。

色々キノコとふかひれの極上スープ、揚げ物二種(生しいたけの魚介ミンチ詰め揚げカボス添え、と活きブリの黒酢風味、車えびと里芋のチリソース、大根のポークミンチ詰め柔らか蒸し干し貝柱のソース、と料理が続き、
下はやっと写真を写すことを思い出した・・・・豊後牛のエノキ捲きオイスターソース炒め
古くからの友人に会うことが出来、とても楽しい時間でした。
ハイパーネットワーク社会研究所副所長の会津泉さん(左)と大分県企画進行部の山戸康弘さん(右)と一緒に写真を写す永野建一
私は2003年の別府湾会議の基調講演をしてくださった高選圭さんとうれしい再会、今は亡きYooKyung Hee韓国標準院理事のことなど、話して偲びました。同じ会議のセッション2で、「われわれの想像力を問う、ネット社会、これからの10年、20年、、50年」というテーマの時間に「地域に生きる市民として」と題してお話をさせて頂いたことから覚えてくださっていました。
パソコン通信時代からのお友達も参加でうれしいです。
石田洋子さんと井上桂太郎さんと一緒に。
お料理の方は、豊後ちりめんと久住たかなのチャーハンに続いて、デザートはトマトの杏露酒と麦焼酎のほのかな香り、というきれいな冷たいヘルシーデザートでした。 

続いてセッション3、東大教授の江崎浩さんの「ネット技術の未来像」慶応義塾大の小桧山賢二さんの「WiMAXの展望」難しいお話でした。
22時からは和室に移動して別府湾会議名物の「夜なべ談義」この後、続々と人が集まってこられて、とても賑やかになりましたが、私は日付の変る前に温泉に入りに行きました。
2007年11月3日です、

ホテルの5階の部屋からの別府湾がとてもきれいでした。
昨日の会議の大広間が朝食の会場になっていました。
野菜に果物が豊富でうれしい朝食でした。
二日目のセッション4に入ります。会場は3階の和室に移っています。いつも別府湾会議で活躍される藤野さんもパソコンで記録しています。

今日は大分県の地元・中津の高校生も参加しています。
セッション4「安心・安全のネット社会はどうつくる?」
まず、日本ネットワーク印フォーメーションセンターの穂坂俊之さん「IPv4枯渇問題」インターネット利用者が増えて、IPアドレスが足りなくなるという世界的な問題が浮上しているそうです。
続いて韓国中央選挙管理委員会選挙研修院教授の高選圭さんの「安心・安全のネット社会はどうつくる?韓国の場合」を話してくださる。
今年末、大統領選挙を控えてその対策・安全を色々考えている韓国のお話、美しい色のグラフをふんだんに使った分かりやすい発表でした。

インターネット利用者が3400万人、4〜6才の6割が利用しているとのこと、びっくりです、早くからITの盛んな韓国からの事例は学ぶことも多いです。
全体を通しての司会・進行をされた会津さんです。忙しく地球の上、あちらこちらに飛んで行って活躍をされています。
ハイパーネットワーク社会研究所の渡辺律子さんの「子どもたちに安心・安全なネット社会-情報モラルを現場から」
実際の現場から由布市庄内中の二宮先生、中津商業の河野先生と生徒さん4人が参加されて、生の声を聞かせて頂くことが出来ました。

携帯の使い方、学校裏サイトからの顕在化しにくい問題など、大人も知って予防していく必要を感じました。
生まれた時からインターネットがある子どもたちと、途中から体験してきた私たちとのギャップは大きいです。しかし、無くなる事はないネット社会、賢いユーザーになるためには、多くの作り手との協力が必要と感じた会議でした。
窓の暗幕を外してまばゆい別府湾を見ながらランチ会議。おいしいカレーを頂きながら、まとめ、感想の発表に入ります。
私も、大分地元からの参加代表?という形で指名を受けました。新たな今出来ること、やがて出来ること、また、問題点も知ることが出来た、研究開発、考察と皆さんがして下さるので私たちは安心して精一杯使っていく。これからも安心・安全な新たなシステムを提供して下さい。いつまでもワクワク・ドキドキしながら使っていきたい、と話しました。
最後に遠来の講師のケント・クエッキーさん、シンクレアさんから感想です。世代、肩書きを超えた会議はどこにも無いとびっくりした。また次回も来たいです。との感想に、じゃ貴方は次回のスタッフです、よろしく!とすかさず会津さんから声が飛び、会場は笑いに包まれました。
こうして、20年続いてきた別府湾会議は終りましたが、このようにまた次回も、また次回もと大分に来てくださる皆さんが、私たちにワクワク・ドキドキをいつも下さいます。また2年後、この大分で別府湾会議が開かれることを期待したいと思います。