■羽毛ふとんに関する用語
Q.ダウンとフェザー A.ダウンとはタンポポの綿毛のような形状の羽で、フェザーとは真ん中に固い軸がある羽根のことをいいます。ダウンは空気をたっぷりと含み、保温性やかさ高性に優れます。羽毛ふとんの優劣はこのダウンの含有量によるところが大きいのです。
(もっと詳しく知りたい方へ)ダウンとは水鳥の胸のあたりに密生しているタンポポの綿毛のような形状の羽で水鳥の肌着にあたります。このボール状の羽枝が空気をたっぷりと含んで、保温性とかさ高を生み出します。このダウンは1羽の水鳥から約10〜20g程度しかとれません。1枚の羽毛ふとんを作るのに120〜150羽の水鳥が必要となります。
フェザーとは真ん中に固い軸がある羽根で、水鳥の上着にあたります。6.5cm以上のものをフェザー、6.5cm未満のものをスモールフェザーといい、寝具で使われるはほとんどスモールフェザーです。保温性はあまり高くありませんが、通気性がいいので主に暖かい季節の肌ふとんや枕に使われます。
Q.グースとダック A.グースは鵞鳥(がちょう)、ダックは家鴨(あひる)です。一般的には羽枝同士の絡み合いが少なく、かさ高性や回復性、保温性に富んだグースの方が高品質といわれます。
(もっと詳しく知りたい方へ)グースは鵞鳥は体格がよく、ダウンが大きくてや羽毛を構成する小羽枝の先についている三角の節がダックより多く均等についています。そのため、羽枝同士の絡み合いが少なく、かさ高性や回復性、保温性に優れているのです。
 
Q.世界最高級の
 羽毛

 アイスランド最北端の海岸線のみに生息する毛綿鴨(アイダーダック)は、厳しい気象条件の中で生存するために、自らの羽毛を巣作りを行います。その羽毛(アイダーダウン)には他に類を見ない特性があります。通常のダウンであれば飛び散ってしまいますが、アイダーダウンは、ダウンボールの羽枝の先端がカギ状になっており、わたのようにまとまるのです。その品質は世界の羽毛のなかでも最高級と、高く評価されています。

 アイダーダックは比較的生息数の少ない鳥であるため、羽毛は希少価値が高く、採取量も巣に残った羽毛を採取するなど最小限にとどめられています。鳥たちの生態系にも細心の注意をはらい、羽毛のなかでも特に柔らかな雌鳥の胸毛を採取します。洗浄には化学薬品などは使わず、熟練された手作業で行われますので、ダウンの損傷も少なく耐久性に優れています。

 
Q.羽毛ふとんについているラベルの意味は? A.羽毛ふとんには主に以下の品質保証マークがあります。 <G・Fマーク>全日本寝具寝装品協会の厳しいチェックを受け、ふとんの名称・素材・取り扱い方法など、統一表示基準に適合した商品だけに付けられる信頼のマークです。
  <ゴールドラベル>日本羽毛寝具製造協同組合の品質基準(組成混合率、かさ高性、洗浄度など)に合格した優れた羽毛原料と優良な側生地を使用し、適正な縫製で仕上げられた羽毛ふとんであることを示しています。
特に中の羽毛の品質を「かさ高性」をグレード区分の基本にして下記の3つのランクのラベルで表示しています。
ロイヤルゴールドラベル

かさ高性165mm以上
    エクセルゴールドラベル

かさ高性145mm以上
    ニューゴールドラベル

かさ高性120mm以上
Q.原産国ではどう違うの? A.一般には寒い地方の水鳥の方が豊かな羽毛を蓄えているので良質とされ、特にハンガリー、カナダ、ポーランド産は高級品として扱われています。
(もっと詳しく知りたい方へ)羽毛ふとんに使われる原毛は100%輸入です。羽毛は天然素材なので、産出国によって品質や価格に差があります。また、同じ産地でも水鳥の種類や羽毛の採取時期によって質が異なり、一般には寒い地方の水鳥の方が豊かな羽毛を蓄えているので良質とされます。
・主な原産国/中国、台湾、ロシア、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、ドイツ、イングランド、フランス、カナダなど
 
Q.ハンドピックってどういう意味? A.手摘みのことです。ダウンの損傷が少なくいい状態で採取できます。
(もっと詳しく知りたい方へ)水鳥の羽毛の採取法は機械摘みと手摘みの2通りあります。生きた水鳥から、一枚羽毛を摘むのが「手摘み」です。
   
Q.混合率って何と何の比率なの? A.中わたのダウンとスモールフェザーの比率です。ダウンの混合率が高いほど値段も高く一般にはいいふとんに思われることが多いですが、羽毛ふとんの良し悪しはダウン混合率だけでなく、水鳥の種類,産地によってもかなり変わります。
(もっと詳しく知りたい方へ)混合率は羽毛ふとんを選ぶ際の一つの基準になりますが、ダウン混合率が高いからといって、一概に良い羽毛ふとんとは言えません。購入の際はかさ高を表すラベルを参考にするのもひとつです。
ちなみに「ふかふか」のオリジナル羽毛ふとんは水鳥の種類はホワイトグースで、どれもダウン率は95%です。
また、ダウンが50%以上のものを羽毛ふとん、50%以下のものを羽根ふとんといいます。
 
Q.超長綿って何のこと? A.短繊維である綿わたの中でも、繊維長35o以上の綿糸で織られたもののことです。側生地に使用するとシルクのような光沢と素肌に優しいしなやかな風合いがでます。
(もっと詳しく知りたい方へ)「ちょうちょうめん」と読みます。羽毛ふとんの軽さは、生地によってずいぶん異なりますが、この生地を使った羽毛ふとんは軽いだけでなく、かさ高とドレープ性(しなやかさ)に優れています。ちなみに「ふかふか」のオリジナル羽毛ふとんはどれもこの超長綿のしなやかな生地を使用しています。
  
■羽毛ふとんの取り扱い方法など
毎日使うふとんも、お手入れ次第で気持ちのいい状態で
長く使えるようになります。
また、間違った取り扱いのないようにこのページを読んで参考にしてください。 
お客様からのご意見、ご質問も参考にさせていただきますので、
ぜひ店主あてにメールご意見を送ってください。
Q.羽毛ふとんは干さなくていいの? A. 干してください。以前はお店でも羽毛布団は干さなくていい、干してはダメと言うところもありましたが、やはり、衛生のためにも、また湿気の放湿のためにも日干しはされたほうがいいです。ただ、頻繁に干す必要もなく、また干す場合も長時間干す必要はありません。目安としては10日に一度くらい、湿度の低い晴れの日、午前10時から午後2時ころの時間帯内で。その際、直射日光に干すと、側生地が日焼けしてしまうので、なるべく陰干しをおすすめします。日陰干しができない場合はカバーをかけたまま干すことをおすすめします。
長時間の日干しは乾燥しすぎ、中の羽毛がファイバー化しやすくなるなど劣化することがあるので、必要以上の日干しは避けてください。時間の目安としては
表1時間、裏1時間内くらいです。
ベッドでのご使用で部屋に日がはいる場合は干す頻度はさらに少なくても大丈夫です。
 
Q.羽毛のにおいがする場合は?不良品なの?
A.羽毛は除塵,洗浄,殺菌等の工程を通り、この時に脂肪分も取り除かれます。ただし,羽毛の脂肪分は多すぎると悪臭の原因となりますが,羽毛の働きを助ける成分でもあるので全てを取り除くことはしていません。そのため、湿気が多く、むれたりすると臭いが発生しやすくなります。しかし、あくまで合繊わたと違い、天然の羽毛ですから,若干の臭いはやむを得ないと思います。臭いがきつい場合でも2〜3日風通しの良い所に干したり、ふとんを押さえて、中の空気を出し、新鮮な空気と入れ変えるようにすれば臭いはほとんど気にならない程度になります。
また、同じ羽毛でもダックに比べてグースダウンの方が臭いはほとんど感じられない場合が多いです。ふかふかやふかふかハイパワーで使っているような良質のホワイトグースのダウンは臭いがほとんどありません。
 
Q.ふとんが入っていたケースに入れて保管して良いの?
A.羽毛ふとんの入っているケースは通気性を良くし、むれないように不織布等を使用していますが、家庭での保管には、ケースの使用は避けた方がいいです。どうしてもむれたり、ビニールの臭いが、ふとんに移ったりします。家庭での保管は,まず干して,湿気をとってからシーツ、風呂敷のような布で包むようにしてください。
 
Q.ふとん圧縮袋は使えますか?
A.おすすめできません。羽毛や羊毛のふとんはそのもの自体が呼吸をしているわけですから、それを真空にするのは負担をかけすぎで、かさ高の回復も元にはもどりません(70〜80%)。また、側生地には相当のしわがついてしまいます。なにより中の羽毛がかなり傷んでしまいます。
 
Q.羽毛が出てくるようなのですが?
A.羽毛ふとんの側生地は、ダウンプルーフ加工を施しているので、通常の使用では目立つ羽毛の吹き出しは発生しません。ただし、ごくわずかな通気性はあるので、ふとんに急な圧力をかけたりすると、中の空気と一緒に小さなダウンファイバーがでることはあります。また、スモールフェザーの羽軸がまれに生地に突き刺さった時は,それが外に出てくることがあります。また、ミシン目からはさまっていたダウンが出ることもまれにあります。
以上のような場合でなく断続的に羽毛が出てくる場合、たとえばカバーの中に羽毛がたまるとか、あげおろしのたびにかなりの羽毛が部屋をまうような場合は生地に穴や裂け目ないか点検してください。もし、小さな穴などが見つかった場合は付属の補修用布をアイロンで貼って処置してください。穴が大きかったり、生地が傷んで裂けてくるようならリフォームで側交換を考えたほうがいいでしょう。
どんな小さな穴でも一度羽毛が吹き出すようになると断続的に出てくるようになりますので、特に生地には針などを気をつけてください。
 
Q.ダニは心配ないの?
A.羽毛除塵、洗浄、殺菌等の工程を通りますので、羽毛にダニが付着していても,それは死滅してしまいます。もし,ダニがふとんの側生地の上にいたとしてもそれは部屋の畳,床から移ってきたと考えるべきです。報告では、側生地の密度が、1インチ間にタテ、ヨコ合計で230本以上ならば(通常の羽毛用生地の打ち込み本数)ダニは通過できないことがわかっています(もちろん、ふかふか製品もそれ以上の生地を使っています)。したがって、もし、ふとんの中の羽毛にダニがいても、ふとんの外には簡単には出られません。また、ダニはすべての種類が噛み付くわけはありません。むしろ、気をつけるべきなのは、アレルギーや気管支炎ぜんぞくの原因とも考えられるダニの死骸やフンをこまめに取り除くことなのです。
 

掲載の全コンテンツの無断転載・転用は固くお断りいたします

ねむりの森 フォレストビレッジへ