偉人の「辞世の言葉」
(17/06/17更新)

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偉人の辞世の言葉(最後の言葉)から、よく知られている有名なもの以外で、しゃれた、印象的な辞世の言葉を、以下に挙げてみます。偉人の最期の言葉には、昔から興味関心があり、上の三書は昔、書店・古書店で注意して集めたものです。その偉人の生涯のことを頭に置きつつ、その辞世の言葉を見ていくことは、ほんとに面白い!意識がもうろうとした中での辞世の言葉には、その人の生涯の面目(めんぼく)や本音(ほんね)が自ずと象徴的に表れるのでしょう。
現在、1〜20を掲載。


1.「五月の風をゼリーにして
(
立原道造、詩人)

2.「悪魔がそこにいる
(
萩原朔太郎、詩人)

3.「もう地獄の炎が?
(
ヴォルテール、思想家)

4.「さあ、あれがやって来た
(
ロレンス・スターン)
作家。怪作『トリストラム・シャンディ』。

5.「涼しい風だね
(
島崎藤村、作家)
※、他書では、
涼しい風が吹いてくる
としている。

6.「新生だ
(
北原白秋、詩人)

7.「死因をほかの同志に知らせてくれ
(
小林多喜二、作家。留置所における拷問で惨死。)

8.「黒い光が見える
(
ヴィクトル・ユゴー、作家)
※、他書では、
ここで昼と夜が戦っている
などとしている。

9.「(=キリスト)が私の憐(あわ)れな魂を助けてくださいますように
(
エドガー・アラン・ポー、作家)

10.「神様が私をお見捨てになりませんように
(
パスカル、思想家)

11.「でも私は神を信じない
(
ローゼンベルグ、ナチス党員。絞首刑執行前に牧師に「言い残すことはないか」と聞かれ、それに答えたもの)

12.「実際に見た半分も話さなかった
(
マルコ・ポーロ、旅行家)

13.「気を落とさないようにしなさい。見てごらん、空は、なんときれいに澄()んでいるのだろう。わたしはあそこに行くんだよ
(
ジャン・ジャック・ルソー、思想家)
※、他書では、
太陽をごらん、あの笑顔がわたしを呼んでいるのだ。あの限りない光をごらん。神がいる!そうだ、神が両手を広げて、わたしが今まで欲しがっていたあの永久不変の喜びをやっと味わってごらんと言って、招いてくれている。
としている。)

14.「わたしの魂よ、おまえは長い間捕らわれの身だった。今こそ牢獄を出て、この肉体のわずらわしさを脱せねばならない。喜んで、勇気をもってこの別離の時を迎えよう。
(
デカルト、哲学者)

15.「〈造り主〉にお会いする覚悟はできている。〈造り主〉のほうに、私に会うという試練を受ける覚悟ができているかどうかはまた別問題だがね。
(
チャーチル、政治家)
(
他※、では、
もうすっかり嫌になったよ
としている。

16.「もう駄目だ
(
ルイ・パスツール、細菌学者)

17.「辛抱、辛抱……神の御意(みこころ)の行われんことを。
(
ギッシング)

著述家・『ヘンリー・ライクロフトの手記』

18.「愛、愛、愛!
(
ノーマン・ダグラス、イギリスの作家)

19.「私には完璧な信仰心がある
(
フェルディナント・ツェッペリン、飛行機の発明家)

20.「馬鹿なことを言うな!最後の言葉なんてものは、十分に言いつくさずに生きて来た阿呆(あほう)どもの言うことだ
(
カール・マルクス、社会主義者。最後に言いのこす言葉はないか、と家政婦
にきかれて、答えたもの。)


21.[以下は、のちに、追加予定。


参考:
『臨終のことば世界の名言
(梶山健編、PHP文庫1995年初版)
『最期のことば聖者から死刑囚まで
(
ジョナソン・グリーン編、刈田元司・植松靖夫著訳、教養文庫1989年初版)
『心にしみる最期の言葉398』
(渡部昇一監修、日本文芸社1986年初版)
 


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