「作風・手法」論

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「ドストエフスキーの小説の作風・手法」に関して評している古今の文章のうち、感心し、心ひかれた分を、事項を掲げて、掲載しました。
頭の番号は、掲載順を示しています。



ポリフォニー性、カーニバル性、イデエが表現されていく芸術性
1.バフチンの論

ポリフォニー性
42.亀山郁夫の論

逆説に満ちている
47.野中涼の論

(プラス)と負(マイナス)の電荷のせめぎあい
23.森和朗の論

ドストエフスキーの頭の回転の速さ。ディオニソス的・躁宴的に思想に陶酔しながら鋭さや弁証法的深さが失われない知性やその思想
48.ベルジャーエフの論(2)


魂のリアリズム、幻想的リアリズム、象徴的リアリズム
9.望月哲男の論

生成過程にあり、陰影を持つ(レンブラントのように描く)
3.ジイドの論

読者は登場人物と一体化させられ、登場人物の中に、自分自身の姿を見出す
14.佐藤泰正の論
15.埴谷雄高の論

登場人物への作者の共感力と冷めた目
28.中村健之介の論(2)

読者たちが共有していく大きなテーマ性がある
10.N-hiroの論


悲劇、演劇性
26.マウリーナの論


人間と神との関係を追求
31.作田啓一の論
40.梅原猛の論

神と悪魔の文学
38.小沼文彦の論

自由の中での神への反逆とその悲劇的な帰結(挫折や神の恩寵による救い)を描いている
7.ベルジャーエフの論
16.松浪信三郎の論
5.渋谷大輔の論
25.飯島宗享の論
17.高尾利数の論


近代の病理学の書
2.川喜田八潮の論

41.川喜田八潮の論(2)

各登場人物への熱い愛、卑小な人々の内にもある人間の尊厳を描く
33.木原武一の論

〇[主要登場人物の多くにみられる特徴]

登場人物における「二重性(分裂や矛盾)」の描写
2.金澤美知子の論

何らかの屈辱が先だって体験されている
19.ジイドの論(2)

自分をもてあます自意識過剰の厄介者たち
20.福田和也の論

生活に対する無知、職業性の欠如
45.中村健之介の論(3)

女性がほんとに描けている
4.岡潔の論

英雄よりも、弱者や劣等者や病者を多く描いた
6.中村健之介の論

〇[登場人物の系譜・分類]
18.加賀乙彦の論

〇[小説の展開や構成]

事件で始まり、多くのことが不明の中、話が展開する
32.ペレヴェルゼフの論

作中の出来事の短時日性、圧縮された活力
27.加賀乙彦の論(2)

会話が中心、会話で筋が展開
24.勝田吉太郎の論

登場人物の内の善悪の葛藤の中で、筋が進行する
11.伊藤整の論

極端や逸脱の中において人間の本質を観察し洞察している
39.西谷啓治の論
13.サマセット・モームの論


文学性、時代風土との関わりをもっと見るべき
36.江川卓の論(2)

ロシアの都会を舞台にした同時代の文学であること(時代小説を書いていないこと)
30.キルポーチンの論


ロシア人が見たがらないロシア人の恥部を描いた
8.内村剛介の論


霊媒の助けをかりて書いたにちがいない、といった印象を与える
44.池内紀の論

作者の内の悪霊祓いという役割
43.ルネ・ジラールの論


思想にとりつかれた人間の描写
37.小林秀雄の論


感覚に裏打ちされた思想
21.桶谷秀昭の論


ユーモア性や明朗さにも注目すべき
34.五木寛之・原卓也の論
35.中村真一郎の論


テキストへの仕掛け、表現へのこだわり、流行に敏感
29.江川卓の論

〇[ドストエフスキーの書くロシア語原文の特徴]
49.中村健之介の論(4)

〇[批判されている作風]

マイナス面にこだわり過ぎ
22.コリン・ウィルソンの論

苦難に淫(いん)するやり方、キリストの垂れ流し
46.ウラジミール・ナボコフの論


〔―その他は、のちに記入します。〕

  ※、評者別の一覧は、こちら

 

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