ドストエフスキーのどの小説の中
にある箇所かを、当てるクイズ

問題本文2

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< 問題本文 (
1120) >

11
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わたしはぎくっとして頭をもたげて、官給の蝋燭(ろうそく)のふるえる仄(ほの)暗いあかりをあびて眠っている仲間たちの顔を見まわした。わたしは彼らの蒼(あお)ざめた顔や、貧弱な寝床や、どうにも救いようのない赤裸(せきら)の貧しさをながめた――じっと目をこらした――まるでこれがみな醜悪な夢のつづきではなく、現実であることを見きわめようとするように。(新潮文庫)

12.
「わしらはひれ伏して……泣き出す……そしてすべてがわかるようになる! そこではじめて目がさめるのだ!……みんな目がさめる……(新潮文庫)

13.
(途中、略)わたしはたとえ車輪の下に身を投げても、きみを行かせはしませんよ!(以下、略)(新潮文庫)

14.
みんなけだものじみた悲鳴をあげて、ぎゃあぎゃあわめきたてる。湯気の雲の中から、傷だらけの背中や、剃った頭や、曲げた手足がちらちら見える。(新潮文庫)

15.
「どうだえ!!!」 
狂ったような勝ち誇った様子で、お祖母さんはわたしをふり返った。(新潮文庫)

16.
返事の代りに、彼は近づけられる少女の小さい顔と、接吻するためにあどけなくつきだされたぽっちゃりした唇を見た。(新潮文庫)

17.
「では、あのリーザは?」彼は覚(おぼ)つかない舌で、早口に囁(ささや)いた。すると、不意にその唇も、頬も、下顎(したあご)も、一時に踊り出して、目から涙がさっと迸(ほとばし)り出た。△△△は、彼の前に化石したように立ち竦(すく)んだ。(米川正夫訳)

18.
「 (途中、略) わたしはふざけて遊びたいの、みんなかまうことはないわ、かまうことはないわ、神さまがゆるしてくださるから。もしわたしが神さまだったら、人間をみんなゆるしてやるわ。『やさしい罪びとよ、きょうからそちたちをゆるしてつかわす』ってね。 (途中、略) この世の中にいる人はみんないい人なのよ。ひとり残さずいい人なのよ。この世の中ってほんとにいいものね。わたしたちは悪い人間だ  けど、この世の中っていいものだわ。わたしたちは悪い人間だけど、いい人間なのよ。悪くもあればよくもあるのよ…… (以下、略) 」(米川正夫訳)

19.
わたしは一度やさしくなでてやったことがあった。こんなことは一度もされたことがないし、思いもよらぬことなので、ベールカはいきなりペタリと地べたに腹ばいになって、全身をがたがたふるわせ、感きわまってうわずった声で吠えだした。わたしはかわいそうに思って、それからときどきなでてやった。そのためにベールカはわたしを見ると、かならず甘えた吠え声をたてるようになった。遠くからわたしを見かけると、すぐに吠えたてる、痛々しい、涙のにじんだ声で、吠えたてるのだった。 (以下、略) (新潮文庫)

20.
△△△がこう言いきったとたん、▽▽▽はいきなり激しく身震いした。△△△はあやうく大声をたてるところだった。(新潮文庫)


  → 《答え》は、ちら



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