ブリ子の出現


キャー!!!


友成は、某一流商社の鼻高々な社員様と電話中だった。
「キャー!!キャー!!」
受話器に向かって、思いきり悲鳴を上げた友成は危うく
失神するとこだった。



机の引き出しを巨大なゴキ・ブリ子ちゃんが横切ったのだ!!!

 姿をくらましたブリ子はその後、何度も机の中
 でうろついていた。

 その度に巨大な悲鳴がこだました。
 そこへ帰ってきたアッコさんが
「私、殺虫剤買ってくる。」
 と飛び出した。

ついに追い込み作戦が開始された。
美保と美穂が新兵器をもって、
机の上の引き出しから順番に開けていく。

でも、いない!



アッコさんが帰ってきた
殺虫剤を密室の引き出しにシューシューした。

アッコさんは『ゴキブリほいほい』
を作るのに夢中だった。




仕事を開始して間もなく、 「いるー!!」という美穂の悲鳴。
友成は今日3回目の失神寸前に陥った。
(腰を痛めていたのも忘れていた。)

 そこにはヨレヨレのブリ子が歩いていた。

 「帆足さーん!」
 女の子の声に弱い帆足君は、
 もう死期の近いブリ子と
 勇敢に戦った。




そして平和は取り戻されたおわり