第19回大分国際車いすマラソン大会
日時:1999年10月31日11時スタート
場所:大分県庁前スタート・大分市営陸上競技場ゴール
*OBSラジオさんと一緒に大会の模様をインターネットで生中継

世界各地からアスリート達が集う、大分国際車いすマラソン。今年は、10月31日日曜日26の国と地域からの外国人選手達を含め、401名の選手達が参加した、第19回大会
昨年に引き続き、今年で2回目の取材をしてきた、私、草本ですが、毎回選手達の力強さには胸を打たれます。。。

選手達の姿を撮ろうと向った先は、スタート地点の大分県庁前。出場者達が真剣な眼差しで合図をまっています。その表情から、皆さんの心臓が飛び出しそうなくらいのドキドキが伝わってきます。


と、余談ですが、スタート地点の沿道で、かの有名な大林監督の姿がありました。とても優しそうな目が印象的です。


スタート直前でした。選手達のクラッシュがあり、数名が怪我をし、病院へ運ばれて行きました。。。この大会の為にどれ程練習してきたのでしょうか。。。


スタートした後は、自転車にのってゴールとなる、大分市営陸上競技場へと向いました。自転車で移動したにも関わらず、あっという間にハーフの選手達が続々とゴールしていきます。
選手達のスピードはものすごい。一生懸命デジカメで写真を撮ろうとしたのですが、早すぎて中々上手くいかない程。。。


今年、フルマラソンで見事優勝を手にしたのは、昨年に続き、9連覇となった、ハインツ・フライ選手(スイス)。9回連続なんて、本当にすごいですよね。

車椅子マラソンの上位入賞者は、年齢の若い方よりもむしろ、40代頃の方が多いのに驚きました。年齢よりも、やる気と精神力なんでしょうね。。。


前回同様男子フルマラソンでデットヒートしたのは、ハイツ選手とサウル・メンドーサ選手(メキシコ)
お互いライバルなのに、ゴール後は二人仲良く励ましあっている場面がありました。スポーツマンシップって見ていてすごく気持ちがいいです。


11年間今大会に出場し続けているメンドーサ選手ですが、「この大会は自分の一部みたいです。大会関係者や応援してくれる人達がとても温かく、日本が大好きです」と、言って下さいました。自分を支えてくれる人達との出会いって、生涯の財産ですよね。


大会には平松県知事も参加し、選手達1人一人と話しをされていました。


今大会が始めての車椅子マラソンとなる、ハーフに参加されていた、松井さん(愛知県)にお話を伺いました。3ヶ月前から車椅子生活を始められたそうですが、大会出場1週間前には、手術で入院をされていたとか。「来る前は練習も充分できず、体力的にも精神的にも不安だったのですが、参加して本当に良かったです。自分を引ぱってくれる仲間がいなければ出来なかったと思います」と、友人からの応援、それに大会で頑張る人達の姿が自分への励ましになったと、話されていました。


金曜日にお会いした、アメリカのトーマス・ゴーマンさんも、見事完走され、自己記録をも更新されました。「天候がとてもよくて走りやすかった。最初は数人の集団に入って好調だったんだけど、最後の坂道がすごくきつくて、抜かれてしまったんだ。でも、今は最高の気分だよ」と、初めての日本での大会を満喫されていました。「是非来年も来たい」と、日本が好きになり、今年知り合った人達にまた再会したいと、話されていました。



大会を終え、選手達の一生懸命走る姿、そして明るく接して下さった皆さんの笑顔、
そこから多くの事を学んだ気がします。


取材終了後、土手沿いを帰ったのですが、今になって初めて気が付きました。
段差がすごく多いのです。自転車ですらとても通りにくかったです。
誰もが自由に不便なく生活出来るバリアフリーの大分になれたら、素晴らしいと思いました。。。



*大会の詳しい模様は梅野さんのレポートをご覧ください
*大会を支える関係者達のレポートはこちらから
*昨年の模様はこちらから

インサイダートップへ (1999年10月31日 Reported by Yuko Kusamoto)