定例記者会見
日時:平成14年2月4日(月)午後1時30分
場所:第一応接室


県一漁協合併
最初は先般の漁協の合併であります。
 一昨年の12月から漁協の合併ということを進めてまいりました。昨年の12月4日に仮調印をいたしまして、それから各漁協が総会を開いて合併の決議をしたわけでありますが、去る1月29日の保戸島漁協の総会をもって全漁協で承認をされました。
  全国で信用事業まで含めた合併というのは大分が一番最初であります。漁協だけの合併は山形県にも例がありますが、信用事業の一部を入れて全部丸ごと合併というのは大分県が最初でございまして、小異を捨てて大同につくという、組合長さんはじめ皆さんのご努力に敬意を表する次第であります。
 今後、設立委員会で手続きを進めまして、4月1日に新生漁協として発足をすることになりますので、ペイオフ解禁への対応等、合併漁協の財務基盤の強化のための支援も積極的に行っていきたいと考えております。
 
 
日出バイパス(速見IC〜大分空港道路)の開通
 二番目はお手元に資料があると思いますが、日出バイパス。今まで工事を進めてまいりました速見インターチェンジから日出インターチェンジ、それから大分空港道路の延伸部、これがいよいよ完成をいたしまして、3月30日土曜日の午後3時に供用開始をするということで、その前に現地で開通式を行うことにいたしております。
 これまで大分空港から大分市へは、日出から10号線に降りて大分まで来ることになっておりましたが、今度は大分空港道路の日出から直接別府宇佐道路のインターチェンジにつながります。これからは大分県内どこからもみな高速道路で空港まで直結ということになるわけです。
 私はかねがねワールドカップが6月に行われますので、それまでにはお客さんが大分空港からそのまま高速道路に乗って東九州自動車道を通って、ビッグアイのところで降りられるようにとお願いしていたわけですが、予定より早まって3月30日にできあがることになりました。
 今回開通する区間は、国土交通省と日本道路公団施工の日出バイパスと大分県施工の空港道路延伸部ということで、暫定2車線であります。
 
■ワールドカップ開幕まであと100日
 それから次にワールドカップ関連ですが、ワールドカップがいよいよあと100日余りということになりまして、皆さんで大分に来る国をあたたかくお迎えするために「ようこそOITAへ!」というガイドブックを作成をいたしました。
 これまで、特にワールドカップのキャンプ地に立候補した市町村と「ベースキャンプ誘致連絡会」を結成して、外国チームの誘致、またJリーグ、社会人、大学チーム等の誘致活動を進めてきたところでありますが、中津江にカメルーン、佐伯にチュニジア、また先般はサンフレッチェ広島も佐伯市でキャンプをするということが決まりました。
  カメルーンは5月14日から26日までのキャンプ予定で、一番小さな村に最強のチームということで全国のマスコミが取り上げてくれて、大変な情報発信がなされているわけであります。
 そういったことで、これからワールドカップサッカーが近づくにつれて、いろんなサッカーの試合、日韓の少年試合などが行われたりすることになっております。特に大分で試合をするチュニジア、ベルギー、メキシコ、イタリアというような国につきましては、県内を地域分けし応援をする市町村を決めて、歓迎とかいろんなやり方を皆さんで考えてもらっておりますが、それぞれの国のチームやその国から来る応援団の皆さんを温かくお迎えするために、こういう資料を作ったわけであります。
 これを地方振興局、市町村の役場などに置いて、小・中・高等学校、旅館・ホテル、商店街などのほか、ご希望の方にお配りをいたしたいと思っております。
 
■ローカル外交の推進
 これからだんだんとワールドカップを通じての地域間交流、私が申し上げているローカル外交が活発になってまいります。
 今月はまず大韓民国の済州島の西帰浦(ソギポ)市の市長さんと女性団体が2月7日から9日まで3日間来県します。これは、私も一緒になって県内女性の地域リーダー約400人を乗せて、毎年「大分県豊の船」を運航しておりますが、去年は10月3日から6日に済州島の西帰浦市に行きました。ここにもワールドカップのスタジアムがあるわけですが、大分県の県木も植えて、姜相周(カンサンジュ)市長さん、それから高春愛(コチュネ)西帰浦市女性団体協議会会長さんとも交流もいたしたわけでございます。
 今度、2月8日に大分県豊の船の参加者がみんな集まって研修会と総会を別府の鶴見園グランドホテルで行う時に、市長さんとこの女性団体の方総勢47名の方が来られて交流することになりましたので、お知らせをいたします。
 教科書問題、靖国問題とか、日本と韓国との間にはぎくしゃくした問題が多いわけですけれども、私が常々申し上げているように地域間交流、地域の人と地域の人の交流を進めることが、国益と国益との衝突の調整、また平和的な解決、またお互いが文化を知り合うことによってお互いの親善関係に役立つとこういうことで、一村一品の交流を含めアジア各国と交流いたしているわけであります。今回の交流もその一環であります。

 先般、カンボディアのフン・セン首相、タイのタクシン首相もまりましたが、今度はラオス人民民主共和国のトンルン副首相が来県されます。
 ちょうど連休の2月10日と11日に大分に来られて、立命館アジア太平洋大学とか一村一品の現場とかを視察され、また私との対談等もすることになっております。おそらくカンボディア、ヴェトナム、こういった国々で一村一品運動が盛んに行われておりますので、これからの本県との交流のことも考えてやってくるのだろうと思うのですが、トンルン副首相兼国家計画協力委員会委員長、スカン大蔵大臣、シンラヴォン官房長、スパン国家経済研究所所長、外務省東南アジア第1課事務官等々が一緒にまいることになっておりますので、お知らせをいたします。

 また、イタリアの大使が2月20日と21日に大分にやってきます。かつてベネチアのチームが大分にやってきて大分トリニータと試合をしたことがありますが、その返礼で私はベネチア市長さんにもお目にかかって、今後いろいろ交流をしようという話をした経緯もございます。ワールドカップではこのイタリアチームを大分に迎えるということで、イタリアのサッカーは強いですから、これを契機にいろいろと大分のチームとの交流とか、また、イタリアは非常にグリーンツーリズムの盛んなところで、大分県の湯布院の人たちも勉強に行ったりしてますので、イタリアのグリーンツーリズムの都市と大分の都市が姉妹都市になるとか、いろいろこういった地域間交流をイタリアと進めたいと、そういったことをイタリア大使にもいろいろご相談申し上げたいと考えておるわけでございます。
 
■行事のお知らせ
 あとは行事関係でございます。
 毎年行っております第14回野上弥生子読書感想文全国コンクールの表彰式を2月6日にいたします。
 今年は全部で3900の応募がありました。昨年が3522でしたのでまた応募者が増えておりまして、アメリカ、ドイツ、中国からも応募があり、依然衰えぬ野上人気というか、野上さんの本に対する愛読者というのは非常に多いわけでございまして、中学生と高校生と一般ということで、野上賞、優秀賞、佳作を差し上げ、野上賞はその全文が毎月出ている岩波の「図書」という雑誌に掲載されることになっております。大分県内からも応募者が大変多ございまして、この度は高校生の部の最優秀賞、野上賞は大分南高等学校の2年生山崎舞子さん、また一般の方では大分県野津町の衛藤由美子さん46歳の方が野上賞をもらうことになっております。

 これまで1805名の方が「豊の国づくり塾」を卒塾しておりますが、2月16日に「第15回豊の国づくり塾生大会」を開催します。
 今回は特に「市町村合併をひかえてどうなる大分どうする大分」というテーマで論議をいたします。私もまいりまして講話を、また経済ジャーナリストで元NHK大分放送局長の山田吉孝さんに基調講演をお願いし、地域の方々と一緒に合併の論議をいたすことになっております。

 それからエコーメンバー(県政モニター)が一堂に会して県政についての意見、アイデアということで、2月21日に正庁ホールでエコーメンバーに委嘱された皆さん357名の方々と私との直接の対話「知事と語ろうエコー懇談会」をやらせていただくことになっておりますので、紹介をいたしておきます。

 それから次は2月27日に「産学官交流大会」が行われます。併せて、「ものづくり」の活性化に寄与した企業の顕彰も行います。
 特にこの度は新しく就任されました内藤(喜之)大分大学学長さん(産学官交流大会で基調講演を予定)、先日挨拶にも来られましたが、今度の大分大学の学長さんは東京工業大学の学長を務めた方でありまして、お父さんは川柳の内藤凡柳さんということでございます。「これから産学官の連携でいろんな地域に貢献をいたしたい」と積極的な発言をいただいておりますので、民間と大分大学と県産業技術センター、産学官でいろいろなテーマ別による研究会等の交流を進めていきたいと思います。特に新しい技術の種から、新しい特許を作ってそれをまた生産に移すというPL方式を大分でやることをこの前学長さんと決めましたので、そういったことも含めて大分大学で行うことにいたしております。大変期待をいたしております。
 
■トピックス
 後はトピックス的なことでございますが、2002年の大分トリニータの試合日程が決まりました。現在、大分トリニータはキャンプでトレーニングをやっておりますが、2月17日サンフレッチェ広島とのプレシーズンマッチ、3月3日にJリーグ開幕ということになりますので、お知らせをいたします。
 もう一つ大林監督の映画「なごり雪」、臼杵でロケが行われておりましたが、2月20日に東京の徳間書店の中の徳間ホールで完成特別試写会、それが終わりますと、4月13日から県内各地で先行上映会ということでございます。臼杵を中心としたロケ、しかも「なごり雪」というこれは私も大変好きな歌でありまして、歌わせればうまいんですけど、今日は記者会見で歌いませんけど、ぜひ皆さんも映画「なごり雪」を見ていただきたいと思います。

 以上でありますが、ただいま入った情報でございますが、本日天理教安東分教会から不当利得金について返還するということで入金がありました。元金5979万1300円。金利764万1784円、合計6743万3084円という返還になりましたので、これもお知らせをいたしておきます。
 
 
※知事発言内容については、単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理のうえ、作成しています。
[記録作成:企画文化部広報広聴課]

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