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 Collateral

 「ラスト・サムライ」のトム・クルーズ主演最新作「Collateral」は、現代のL.Aを舞台にした、サスペンス映画である。共演にJamie Foxx、Jada Pinkett-Smith。監督に「ヒート」で壮絶な銃撃戦を見せたマイケル・マン。

「Collateral」は間違いなく本年度前半のナンバーワン・ムービーである。平凡な生活を送るタクシー運転手と、L.A.にやって来た殺し屋が出会い、そして運命的とも言える結末(ラスト)までリアリティー溢れる描写で一気に描ききった作品である。髪を白髪に染めたトム・クルーズの殺し屋の演技も見ごたえがあるが、事件に巻き込まれていくタクシー運転手を好演するJamie Foxxの存在も忘れがたい。しかし、この映画の本当の主人公はL.A.という都市そのものだと気がついた。人間の欲望と混沌(カオス)が同居する大都市L.A。海外旅行のパンフレットには決して載っていない裏のL.Aを、虚構と現実を交えて描いているところに見ごたえを感じてしまった。

個人的に印象深かったシーンは、Jamie Foxx演じるタクシー運転手がサンドイッチを食べながら、ベンツの最新カタログを見ているというシーンである。些細なシーンなのだが、経済的に決して余裕のないタクシー運転手という役柄を見事に演出しているシーンだと思った。

とにかく面白い!の一言である。タクシー運転手というとロバート・デニーロ主演、マーティン・スコセッシ監督の名作「タクシードライバー」を思い出してしまう人がいるかとは思うが、この「Collateral」は自分が人生の岐路に立たされた時に見ると、一つの答えが見出せる映画となっている。是非、一度見て欲しい映画である。

今回の評価100点満点中、100点
(トム・クルーズが見せる凄みのある殺し屋に注目です。)


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