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 死ぬまでにしたい10のこと

 この映画、予告編観たときから、すでに涙でしたが、本編はもうもう....。思っていたほどの「難病もの」ではなくて、わりと淡々とした展開なれど、それでも私は最初から最後まで、ずーっと、しくしくと泣き通しで観てしまいました。(まぁ、これは、いくら何でも泣き過ぎだと思う。フツーの人は、そうでもないかも。)ヒロインは23歳の若さで、いわゆる「できちゃった結婚」をしていて二人の娘と旦那さまがいて、貧しいながらも幸せに暮らしていたのだけど、ある日突然、腹痛で倒れて、病院に行ったら「病状が進んでいて、もう手遅れ。あと2、2ヶ月の命」と言われてしまうのです。それから彼女は実に淡々と「死ぬ準備」をしていくのですが、これがまた一見、淡々としているだけに、彼女の深い悲しみが感じられてしまう。そして、一番に残される家族のことを思うところが、また。ううう〜。私は結婚もしていないし、子供もいないけど、もし同じ立場になったら、こんなに冷静には対処出来ない。きっと「なんで私がこんな目に遭うの?」って取り乱してしまって大変だと思う。原題は『my life without me』(私のいない私の人生)で、これは映画を観るとナルホドなタイトルなのですが、でも、邦題、上手いですね! インパクトあるもの。ヒロインの家族や同僚や病院の先生もいい人たちで、地味ながらも、じーんとくる映画でした。こういう映画を観ると「何か漫然と日々を過ごしている私って一体...」と思ってしまいます。もっと日々を大切に生きなくては、と、気が引き締まる感じというか。なので、私は大泣きしたけど、決して後味は悪くない映画だと思います。

でも、今後、しばらくは日常のふとした瞬間に、この映画のワンシーンを思い出しただけでも、もう涙目になってしまうんだろうなー。

ところでヒロインの母親役で、あのブロンディーのデボラ・ハリーが出ていたのでびっくり。かなりやさぐれた感じの母親を演じていましたが、上手かったです。何でも一般人に混じってオーディションを受けて、この役を得たそうです。すごい根性! 監督は同姓同名の人だと思っていたらデボラ本人だったので驚いたらしい。そりゃあ驚くでしょう!


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