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 マトリクス :リローデット

 マトリクス現象なるものを生み出して早5年。全世界待望の続編が遂に登場した。
前作そのままのキャストを使い、オーストラリア、アメリカで一気に2部作を撮り上げた
という作品である。主演にキアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン。

SF映画を見ていつも思う事がある。内容、設定が無制限になった途端に、映画自体が
面白く無くなるのはなぜだろう?という事である。今回の「リローデット」もそのうちの
一つに当てはまる。前作より盛りだくさんのキャラクター、アクション、CG。
しかし、何かが欠けてしまっている。無理矢理後から付け足したようなストーリーも
いただけないし、いかんせん、無意味なアクションシーンの連続には参ってしまう。
しかも、それが例の「マトリクス」的なチャカチャカしたスローモーションだから、なおさら
新鮮味に欠けてしまっている。一言で言うと、感情移入できるシーンがまるで無いのである。
「スターウォーズ」のせよ、同じ事が言えるのかもしれないが、もう少しなんとかならなかった
ものだろうか。残念の一言である。

キアヌが「ウルトラマン」してたシーンを見て、ふと気が付いた事がある。それは、今回のマトリクスは、アニメ・漫画を実写化したというのではなく、実写映画をアニメ化した作品なのだ
ということである。CGジェネレーション全盛期の昨今の映画界ではあるが、映画がどんどん
アニメ化してく傾向は、どうやら歯止めが利かない状態なのかもしれない。このように考えて
いくと、まだアニメの方が面白かったりするような気がする。次回作「レボリューション」では
是非、熱く感情移入できる作品に仕上げて欲しいものである。


今回の評価100点満点中、50点。
(エンドロールを最後まで御覧ください。まるでTVの次回予告みたいに、次回作のCMが付いています。お楽しみに)


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