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 007/ダイ・アナザー・デイ

 007シリーズ最新作「Die Another Day」は、実にタイムリーな内容になっている。今回のジェームス・ボンドの敵はなんと!北朝鮮の軍関係者なのである。主演にピアース・ブロスナン、ハル・ベリー。

<解説>

 007シリーズ作品中、全米で爆発的なヒットとなったのが今回の「Die Another Day」である。内容が内容だけに韓国、北朝鮮は公開された内容を見て神経を尖らせていたようだが、果たしてこの作品面白いのかというと、映画としてみた場合、残念な部分が多すぎるものとなっている。それはCG(コンピューター・グラフィックス)のシーンが多すぎて、その映像がうまくマッチしていないと感じたからである。いくらジェームズがスポーツ万能なスパイでも、サーフィンしながら北朝鮮に乗り込むのはいかがなものだろう。氷の上でのボンドカーのアクションはなかなかアイデア的に面白のだが、どう見てもCGとの合成でサーフィンしているボンドの姿は決して"カッコイイ"ものには見えなかった。ハル・ベリーのスパイ役は紅一点、キラリと光るものがあるが、ピアース・ブロスナンのボンド役もそろそろお終いの時期に来ているように見えてしまった。 必見すべき点があるとしたら、今回の監督がニュージーランド出身のリー・タマホリらしく、悪役の用心棒役にニュージーランド先住民族マオリの役者を使っている点であろう。また、北朝鮮の敵役のWill Yun Lee の存在であろう。実はWill Yun Leeはアメリカの雑誌"People"マガジン2002年度版の最も美しい人50人の中に選ばれた程の人物である。 オープニングを飾るマドンナのテーマソングが印象的な今回の007映画は、現実世界の出来事にうまく便乗して大ヒットとなった作品であるが、"仏像の前での濡れ場"を韓国から批判されたり、"田んぼ"の風景ばかり写してステレオタイプ的だとも非難された問題作でもある。が、しかし、あくまでも007映画は007映画なのである。決して死なない"無敵の女ったらし"ジェームス・ボンドの物語は続くのであった。

今回の評価100点満点中、30点。
(マドンナが歌うオープニングシーンと、ハル・ベリーの美貌は一見の価値があるが、あとは007ファンとアクション映画ファンのみ劇場でそうぞ)


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