コアラシネマ
シネマ予告編 シネ・リーブル博多駅1・2 大分のシネマ 掲示板
シネマコラム シアターサイト リンク
シネマコラム
 
 タキシード

 ジャッキー・チェイン主演「タキシード」は、ごく普通の男が特殊な"タキシード"を着ると"スーパーマン"に変身してしまうというSFタッチのコメディー映画である。共演にアメリカのアイドル女優ジェニファー・ラブ・ヒューイット。

<解説>

 「僕はアクション俳優からの脱皮を目指しているんだ」と言うジャッキー・チェインが、スピルバーグのドリームワークスと組んだ作品がこの「タキシード」である。今までのジャッキー映画と異なる点は、SFXが沢山使用されている点である。特殊な装備がついた謎の"タキシード"を身に纏うと、どんな人間も思うままに変身できてしまうというのが特徴的だ。ラブ・コメ風の軽いノリで描かれるこの作品は、果たしてジャッキーの意図する通りに、アクション俳優からの脱皮ができているのかというと、どうも疑わしいのである。結論から言って、この作品は「最悪なジャッキー映画」である。大昔の「プロジェクトA」「ドラゴン・ロード」の時代のジャッキー映画と比べても、どうしょうもなくレベルが低い。ジェニファーとの恋愛がストーリーに絡んでくるのだが、これもミス・キャストとしか言いようのない内容。"新生"ジャッキー映画と呼ぶには情けない映画となってしまっているのだ。ただし、必見すべき点があるとしたら、共演のクラーク・デブリン役のイギリス俳優ジェイソン・アイザックスの存在である。一部ファンの間からは、次の「007」役との声が出ている程、渋い存在感のある役者である。
ジャッキーの望むような映画が生まれるかは、ジャッキー・チェインという俳優を使いこなせる監督がいるかが大きな問題になってくるのだが、今のところハリウッドで彼を使いこなせたのは「ラッシュ・アワー」のブレッド・ラトナー監督のみではないだろうか。ジャッキー主演のホラー映画、ドラマ、スペクタクル映画が出来てくるのだろうが、今のところあまり期待はできないようである。

今回の評価100点満点中、10点。
(ジャッキー映画にSFXは必要ない。細かい小細工よりも、ジャッキーにふさわしい内容の映画ができることを望むばかりである。最後のNGシーンはいつもの事だが、演技中にジェニファーが笑いすぎて、ジャッキーが困惑している姿が印象的だった)


藤本さんのホームページへ
   
天神コアラ 大分コアラ