ワーナーマイカル福岡東 シネテリエ天神 大分のシネマ 掲示板
シネマコラム シアターサイト リンク
シネマコラム
 
 Road to Perdition
   「キャストアウェイ」のトム・ハンクス、ポール・ニューマン主演、「Road to Perdition」は「アメリカンビューティー」でアカデミー賞を受賞した、サム・メンデス監督がおく アメリカ暗黒時代を背景にした、父と息子の悲劇の物語である。

<STORY>
 舞台は1930年代のシカゴ。町のボスであるジョン・ルーニーには2人の息子がいた。 一人は実の息子のコナー・ルーニー(ダニエル・クレッグ)、もう一人は義理の息子のマイケル・サリバン(トム・ハンクス)である。 マイケルは育ての親であるジョンの右腕でもあり、ヒットマン(殺し屋)の仕事を引き受けていた。マイケルには2人の子供と妻がいた。長男であるマイケル・ジュニア(Tyler Hoechlin)は自分の父の仕事が何であるかを知らなかった。
 ある夜、マイケル・ジュニアは父の車に隠れ乗り、父マイケルの仕事が殺し屋である事を発見してしまうのであった・・・・。

<解説>
 よく出来た映画である。全編を通して描かれる暗いトーンの映像は、トム・ハンクス演じる悲しき運命の男マイケル・サリバンの特徴をよく描き出している。 また、「死者」ばかり撮る変態カメラマンであり、殺し屋の男を演じるジュ-ド・ロウの怪演は必見である。残念なのは最後の結末が途中で予測できてしまう点と、あまり感動できない点である。 だが、ドッシリとした映像美と内容は久々の名作登場の予感がする。
 前作「アメリカンビューティー」でもそうだが、監督のサム・メンデスは、どこか日本映画の影響を受けているような気がする。今回の映画は北野武監督作「HANAーBI」を連想させるシーンがあるのだ。
 最後にこの映画のタイトルに注目である「Peridition」とはこの映画では2つの意味があり、一つはサリバン親子が向かう町の名前であり、もう一つはそのまま「地獄」を意味する。父と息子の悲しい物語はアメリカ暗黒時代の象徴か?それとも現代の象徴なのか?もう一度ゆっくり見てみたい映画である。

<藤本さんの評点>
今回の評価100点満点中、90点! (間違いなく素晴らしい作品である。是非劇場でご覧ください)
藤本さんのホームページへ
 
天神コアラ 大分コアラ