幼稚園に通う娘が小児喘息だと診断されました。普段の生活で気をつけることはありますか?また、小学校にあがったりして環境が変わると良くなると聞いたことがあるのですが本当ですか?

お子さんがどんなときに発作が起こりやすいかをよく知り、発作が出始めたら早めに対応することが大切です。

 体調が悪いときには、発作が起こりやすくなるので、規則正しい生活や、バランスのよい食事など、体調を整えるようにします。何度か発作を繰り返すと、発作のひきがねになるものが分かることもあります。たとえば、風邪症状、天候の変化、季節の変わり目、激しい運動、行事等での疲れ、などです。このようなときに、あらかじめ発作止めなどを飲んだりすることで、発作を起こさずに済むこともあります。また、外出や行事などで疲れたら早めに休むようにします。

 発作が起こりにくい体を作ることも大切です。皮膚の鍛錬(乾布摩擦、冷水摩擦)、呼吸の鍛錬(腹式呼吸の習得、喘息体操)は、発作予防に役立ちます。また、過度な運動は発作を誘発しますが、水泳等の適度な運動で体を鍛えることで発作の起こりにくい体を作ることができます。

 アレルゲン(アレルギー反応を引き起こす原因となるもの)が分かっている場合は、それを除去するようにつとめます。ダニやほこりにアレルギー反応を起こす人は多いので、部屋をこまめに掃除することは大切です。発作が起こったら、早めに治療を開始した方が早くよくなります。しかし、夜間ですぐに病院にかかれない場合などは、安静、水分摂取、痰出し、発作止めの内服などを行います。痰出しは練習すれば3、4歳でもできるようになることもあります。どれくらいの発作だったら病院に行った方がよいかを、おうちの方が判断できるようになることも大切です。

 乳幼児期に発症した喘息が、年齢が上がって軽くなってくることはしばしばあります。これは、環境の変化と言うよりも、体が大きくなり、体力がついて発作を起こしにくくなる影響が強いと思います。


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