2ヶ月の娘です。ほぼ母乳で育てており、ミルクは1日に1〜2回足す程度です。おっぱいの為に野菜と魚と果物を多く取り入れた三食を心がけ、散歩(買い物)も最低1時間は歩いています。間食は菓子パンを食べますが、お菓子類は採らないようにしています。ただ、コーヒーを断つことが出来ず1日に4杯飲んでいます。ブラックで飲んだり、牛乳や低脂肪乳を足して飲んだりしています。また、朝にプレーンヨーグルトを大さじ2杯くらい食べています。乳製品とカフェインの摂取はおっぱいによくないと聞きましたが、食事を見直すべきでしょうか?おっぱいが高カロリーにならないでしょうか。。

 

 

乳授乳婦の食事と母乳成分との関係を調べてみると、母乳の分泌や乳腺炎の起こしやすさについてよく書かれてあり、栄養価という面はあまり書かれていません。おそらく、哺乳量の影響の方が大きいからではないかと思います。

ラード、バター、牛乳などの動物性脂肪に含まれる飽和脂肪酸は、摂りすぎると乳汁が濃くなって乳腺炎を起こすことがあります。ヨーグルトや低脂肪乳は飽和脂肪酸の含有量が少ないそうです。油を使うときは、不飽和脂肪酸が主成分のサフラワー油、オリーブ油、ゴマ油など(新鮮なもの)がよいでしょう。

新鮮な魚に含まれる不飽和脂肪酸のEPA、DHAは、悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを増やし、中性脂肪を下げ、血栓を溶かして血管を拡張させるなどの働きがありますが、カロリーが高いので摂りすぎないようにします
調理法としては、フライパン料理よりも鍋料理を心がけると油の摂りすぎが控えられます。
お菓子では、バターが含まれる洋菓子より和菓子の方がベターです。

糖分は脂肪よりは影響が少ないのですが、摂りすぎは中性脂肪を増や し、やはり乳腺を詰まらせる原因になります。

緑黄色野菜、淡色野菜、豆類、海藻など様々な種類の食物を摂ると乳汁分泌が促されます。とくに根菜類の煮物は体を温め、量も摂れます。旬の野菜の方が栄養的に優れています。

低脂肪、低カロリーである和食中心がバランスのよい食事として薦められますが、これにより母親自身が健康ではつらつと過ごせること自体も母乳の分泌を促すことにります。

カフェインについては、

コーヒーと母乳
http://www.coara.or.jp/baby/dr/1999/63.html

にも書きましたが、少量なら問題はありません。しかし、飲料は糖分や カフェインの多いものはなるべく避けた方がよく、麦茶や番茶などがベ ターです。水分は積極的に補う方がよく、汁物など水分の多い料理を摂 ることも水分摂取につながります。

ご質問の方の乳製品、カフェインの摂取量であれば、大きな問題はない と思います。



徳永洋一 


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