8Kgの10ヶ月男児です。離乳食を3回食にしてから授乳回数が4回前後になっています。その分水分を400〜500ml/日飲んでいますが、それでも不足しているのかコロコロうんちを1〜2回/日頑張って出しています。マッサージや綿棒浣腸を行っていましたが、肛門のシワの一部が痔の様に腫れてしまいました。市販のアロエ入りの軟膏を塗っていますが大丈夫でしょうか?また、今後の対応を教えて下さい。

 

 便秘の治療をするときには、

・規則正しい生活と排便習慣
・水分摂取
・便の出やすい食事
・浣腸や下剤の使用

などを同時に指導するようにしています。

このお子さんは10か月ですので、生活習慣や排便習慣を変えるというわけにはいきません。

水分は無理矢理飲ませるというわけにはいきませんが、離乳食の水分を少し多めすることで多少摂取する水分量を増やせるかも知れません。

離乳食の内容としては、サツマイモや根菜(ダイコン、ニンジン、カブ等)など線維質に富んだ食品を多めに与えたり、柑橘類、ヨーグルトなど酸味のあるものを与えることで便が出やすくなります。また、プルーンなど緩下作用のある食品でも便が出やすくなります。

食事や水分を工夫しても便が出ないときは、一時的に浣腸や下剤を使用してもよいのではないかと思います。
綿棒浣腸は、綿棒にベビーオイルやサラダオイルなどをつけてから行うと、肛門を傷つけることが少なくなります。便を出す力は余り強くないので、出にくいときに何回も繰り返すよりは、浣腸や下剤などの使用を考えた方がよいのではないかと思います。

肛門が傷ついてしまったときは、便が硬いとさらに傷つけることもあるため、傷が治るまでは下剤で便を柔らかく保った方がよいでしょう。傷が深く治りにくいときは、ステロイドの軟膏を使った方が治りが早くなります。

かなり強い便秘のようですので、小児科を受診して浣腸や下剤の処方をしてもらうことを考えて見た方がよいのではないでしょうか。

便秘については、

便秘
http://www.coara.or.jp/baby/dr/1999/17.html

便秘(5歳)
http://www.coara.or.jp/baby/dr/1999/88.html

便秘のくすり
http://www.coara.or.jp/baby/dr/1999/98.html

も参考にしてください。

   徳永洋一 


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