4歳の女の子です。半年ほど前にヘルペス性口内炎にかかってから、月に1度くらいもの割合で口唇ヘルペスがあごの辺りにできるようになりました。先日皮膚科で抗ウイルス剤の軟膏を出してもらった折に先生に「こんなに小さい子どもでしょっちゅう出来るのは珍しいですね」とい言われて、長女の体が弱いのかな?と心配です。主人も子どものころからしょっちゅう出来ていたらしく今も年に5〜6回は出来ているので遺伝かな?とも思うのですが。。。女の子なので顔にしょっちゅう出来るのもかわいそうです。予防法はないのでしょうか?また生後4か月の赤ちゃんがいるのでいつもうつらないよう罹患部にバンドエイドをしたりお風呂も別々にしています。いつかは移るのだろうと思いますがどの程度注意すればいいですか?

 

 ヘルペス性口内炎はヘルペスウイルスに初めて感染した時にかかります。そのとき体に入ったヘルペスウイルスは口内炎が終わった後も体の中に潜んでいます。そして、体調不良など体の免疫力が落ちた時に唇に出てきて発疹(口唇ヘルペス)を作ります。

口唇ヘルペスが他の人より出やすい人というのは時々いらっしゃるようです。しかし、お父さんが大きな病気もせずに成人になっていることから分かるように、「体質」の範囲内のものと考えてもらってよいでしょう。

口唇ヘルペスを完全に押さえるのは難しいと思いますが、バランスのよい食事や適度な運動をするなど丈夫な体を作り、早寝早起きなどで体調を整え、体力低下の機会を少なくすることは大切です。また、風邪のひきかけや疲れた時に早めに休むなどして体調の回復に努めることも口唇ヘルペスの「予防」につながるでしょう。

ヘルペスが出やすいことが分かっていれば、風邪を引いた時などに唇の状態に注意しておき、怪しい発疹が出たらすぐに抗ウイルス剤の軟膏を塗る様にしましょう。発疹が引くまでの時間を多少短くでき、あとも残りにくくなります。

生まれたあとの赤ちゃんに口唇ヘルペスがうつるのは比較的まれと言われています。しかし、口唇ヘルペスが出ている時はヘルペスウイルスが発疹の部分に出てきているため、赤ちゃんにほおずりやキスをして病変部が直接接触しないように気をつけましょう。発疹が出ている間マスクをしてもらうこともあります
が、発疹の範囲が狭ければご質問のようにバンドエイドでもよいでしょう。また、病変部を触った手を介してうつることを防ぐため、石けんによる手洗いを励行してください。ただ、家族内にヘルペスがあれば、いつかはうつることもあると思っていた方がよいかも知れません。

                           徳永洋一 


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