現在ニュージーランドに住んでおり、妊娠6ヶ月でまだ子供はいません。こちらでは、子供が1歳になる前に「Sleeping Training」を始めます。泣いても放っておくうちに一人で寝られるようになる、というものです。この方法は正しいのでしょうか?泣いても親にかまってもらえず、あきらめて泣くのをやめるというやり方は、子供の心に傷がつかないか心配です。ほかのことも何でもすぐあきらめるような子供にならないでしょうか?自分は添い寝をしたいと思っているのですがどちらがよいのでしょうか。
また、小学生でも就寝6時という家庭がありますが、これでは一家団欒で食事をする時間もありません。自分は専業主婦ですし、夫もできるだけ子供と接したいと考えておりますので、夜の6時や7時に就寝させると夫と子供が接する時間がなくなります。

 

 国によって育児の常識や習慣は違いますが、基本的には日本の習慣に従って育児をし、その国のの育児でよいと思うところは取り入れる、という方針でよいのではないかと思います。(もし、ご主人が日本人でないのなら、ちょっと悩むところですが。)

ご質問の方の場合の添い寝は、ベビーベッドに寝かせて、眠るまでそばについていてあげる、ということになると思います。あるいは、親のベッドでの添い寝を考えているなら、子どもさんが転落したり寝具にはさまれたりしないように注意し、眠ってしまったらベビーベッドに移す、などの配慮をしてあげてください。

「泣いても放っておく」と言っても、ただ単に「放置する」というのとは違うと思います。入浴、食事、哺乳などをすませ、眠る態勢を整えた上で眠るまで一人にしておく、ということでしょう。泣き声の異常などが分かるような位置に親がいる、時々様子を見に行く、などの配慮も必要なのだと思います。また、24時間放っておくわけではないので、「Sleeping Training」だけで「すぐにあきらめる子」になることはないように思います。

就寝時間については、乳幼児期にはそれぞれのお子さんのリズムを崩さないようにしてあげるのがよいと思います。みんながみんな午後6時に寝る必要はないでしょうが、寝てしまったお子さんを、遅く帰ってきたお父さんが起こしてしまわないような配慮は必要でしょう。

もっと高い年齢では、大人に合わせて夜更かしするお子さんも増えてきていますが、子どもの生活リズムを考えると、好ましいことではありません。お父さんがお子さんとふれあう時間を作るには、週末にきちんと休みをとり一緒に過ごす、早く寝る分朝早く起きて朝食を一緒に取る、時には仕事を早めに切り上げて早めに帰る、など、お子さんの生活に親の方が合わせていく方がよいのではないかと思います。

                        徳永洋一 


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