生まれたときから ミルクを飲んだ後、痰が絡んだ様な呼吸をします。ミルクを飲ん だ後以外もゼロゼロしている時もあります。小児科では、「元気もいいし、ミルクも よく飲むのであれば、心配ありません。もう少 し様子をみたら?」いわれました。 もうすぐ8ヵ月になるのにまだゼロゼロしています。寝ているときはゼロゼロしませ ん。

「ゼロゼロいう」というのは、水分やミルクのような液体か、痰のような粘液様のも のが空気の通り道(咽頭や気管、気管支)にたまっていて、それが呼吸するときにふ るえるために出る音です。「ゴロゴロ」という粗い音は、ノドや、気管支の比較的太 いところで出る音で、一度咳をすると音が軽くなったりします。「ゼーゼー」という 細かい音は、気管支の細いところを空気が通り抜けるときにする音で、「喘息様」と 表現される音です。

 ミルク後のゼロゼロは、おそらくミルクが一部のど元に残ったり、気管にほんの少し 吸い込んだために鳴る音と思います。気管に入ったミルクは、咳をしたり、気管の内 側の粘膜の表面にある「繊毛(せんもう)」といわれるものの作用で気管の外に押し 出されます。ですから、もともと健康な子では気管に少量ミルクが入っただけで肺炎 などの重篤な状態になることはまずありません。

 呼吸が苦しそうでなく(息を吸うときに胸がペコペコへこんだり、顔色が悪くなった りということがない)、一時的な音であってそのうち消えてしまうのであれば、とり あえず問題はなく、体が大きくなってくると自然によくなってくると思います。 

                 徳永洋一 


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