2004.12.3


 

竹一本と4頭のゾウ

<担当>角 健吾
◆パンダの気分を味わったゾウたち

 勤労感謝の日の出来事でした。ゾウが竹を食べることは知られていますが、当園にいるアフリカゾウは本当に竹を食べるのか?そして食べるならどのように食べるのか?ゾウたちの食を調査するために竹をおやつとしてあげてみました。

◆見なれない竹に興味深々

 あげた竹は真竹。長さは4メートルほどで笹がついています。
最初は竹についた笹の動きにおどろき、ちょっと警戒。しかし、担当スタッフが笹を手渡しであげるとゾウたちもその物体がおいしいということを知ったのか笹に興味深々。私と担当者が笹を持ち移動するとその後をついてくるようになりました。




あら、この葉っぱ美味しいわ!?モグモグ…




 とにかくゾウは大きな体ですがあまり足音がしないためいつのまにか私に接近していました。 特に『チュチュ』という小象は好奇心旺盛で、夏場は池の中にもぐり豪快に泥遊びをするゾウです。

長くて直径6センチの笹のついた真竹を4頭のゾウになげると4頭それぞれ違った動きをしました。やはり独占するのは当園のリーダー『バーバラ』。それを横取りしようとするのは「スーザン」。そして、その取り合いのすきをついてこっそりと鼻を伸ばすのは好奇心旺盛の「チュチュ」。全くその中には入れないのは「ルル」。ゾウたちの性格と力関係が見て取れます。




幹の部分も美味しい!ボゴンボゴンバリバリ!



◆固い竹を豪快に

 鼻を使って笹を上手に絡めて取っていきます。竹を足で押さえ、鼻で笹の生えた枝をつまみぐっとひっばると、笹だけを絡み取りおいしそうに食べます。竹も口の中にいれて噛むと「ボゴン」と竹が割れる小さな爆発音がしました。ジャングルバスからもお客様に見えるように今度は直径が10cmほどのたけをあげました。竹を2本の牙の上に横に置き、鼻で上から押さえて「バリバリバリ」。まるで割り箸を折るように簡単に折ります。 そして口の中に入れ、「ボン」という爆発音をさせて、あの固い竹をおいしそうに食べています。




あ〜美味しい、ダメよあげないから!



竹を食べている『バーバラ』。足元には笹が落ちています。それを狙う好奇心旺盛の『チュチュ』。しかし『バーバラ』はリーダーとしての余裕なのか、足で笹を押さえて取られないようにしています。この光景には笑がこみ上げてきました。

 

メールアドレス   lion@africansafari.co.jp



アニマルトピックスは、アフリカンサファリスタッフが動物達との触れ合いや不思議な習性などを自分達の視点からレポートしているものです。(※今後の定期的な更新はありません)