2004.9.17


 

おいしい表情 〜食欲の秋2

<担当>角 健吾
◆おいしい表情の動物たちの秋

 秋は動物の表情も変わります。たとえばゾウは、真夏の暑い時期も、真冬の寒い時期もエサをたくさん食べるのですが、その食べ方が変わります。いつもは子どもが遊びながら食べるように鼻で丸めたり、ブランブランと鼻でエサをぶら下げて食べたりします。でも今はそんな遊びもなしです。一心不乱にパクパクムシャムシャ。おいしそうに食べます。そのときはうれしそうな顔に見えます。




エサの時間になるとダッシュ!ごはんごはん!




◆一番は体調管理

 おなじような現象は他の動物たちにも見られますが、食べるからといってとことんあげるわけではありません。食べ過ぎると、消化不良で下痢を起こすためです。動物たちの体調管理は飼育担当の最も重要な仕事の一つなのです。

家で飼っているかわいいペットも同じですね。ペットを愛しているなら、そのペットの健康を一番に考えなければなりません。おいしそうに食べるので思わずあげすぎてしまいがちですが、いつもよりは多く、でもあげすぎないように健康管理を行わなければいけません。




栄養を蓄え、更に大きくなる?



◆体力をつける秋

 猛暑だった今年の夏。夏バテぎみの私でしたが、爽やかな秋風が吹きはじめると体調も戻り、食も一段と進むようになりました。動物たちも同じだと思います。

自然界では冬は食べ物が少なくなります。寒い冬を乗り切るために体に栄養をしっかり貯えようとしています。サファリでは決まった量のエサを冬でもあげていますが、動物たちの本能かそうさせるのでしょう。皆さんも動物たちのおいしそうに食べる表情をみて胃袋を刺激してみませんか?

 

メールアドレス   lion@africansafari.co.jp



アニマルトピックスは、アフリカンサファリスタッフが動物達との触れ合いや不思議な習性などを自分達の視点からレポートしているものです。(※今後の定期的な更新はありません)