2003.11.28


 

改めて知る動物の本能(後編)〜食べ物への執着〜

<担当>角 健吾

当園のクマの中でも特にやんちゃもの。そばに立って「フンフン」と鼻息を吹きかけたり、岩に腰掛けたりし終始私の動きを見ています。

『エイチ』は、岩を枕に昼寝をするその仕草はパンダのように愛らしくてかわいらしいのですが、実際私がパンをもっている事を知った『エイチ』の食に対する貪欲さには驚かされました。



パンダのような「エイチ」


『モーロ』のおやつを横取りすると、車のそばを一向に離れません。

私は一度『エイチ』と『モーロ』を離すことにしました。
しかし、すぐに『モーロ』の傍に戻ろうと考えていた私は『エイチ』の追跡がこれほどまでとは思いもよりませんでした。

『モーロ』に代わり『エイチ』が傍に立つとじっと私を見つめています。仁王立ちになって、「おやつをくれ!おやつをくれ!」という視線で私を見ています。『モーロ』のときのような穏やかな感じとは逆でプレッシャーを感じます。



パンをくれるまで離れないよ


ほっとくと車にいたずらをしてきます。
たまらずその場から移動すると、間髪をいれず車の後をぴったりと着いてくるのです。
その日は一日中、そのくり返しでした。

遠い場所の食べ物のにおいをかぎわける「嗅覚」、そして見つけた食べ物は貪欲に手に入れようとする習性など、改めて動物の本来持つ本能を感じました。

 

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