2003.10.17


 

続・ふくろう飼育日記(前編)  〜スタッフの愛情〜

<担当>角 健吾

 以前、幼鳥の為飛べず地面に落ちていたところを保護されて当園にやってきた、ふくろうの『小雪』を紹介いたしました。

現在、飼育スタッフの手で育てられ(ふくろう飼育日誌〜動物園の役割〜参照)野生復帰の為巣立ちに向け特訓を開始しています。

その訓練とは、スタッフの腕に『小雪』をとまらせ、腕を上下に振ると1メートルにはなろう羽を広げ、バサバサと羽ばたきます。 タオルを丸め投げると、そのタオルをエサだと思い音もなく飛び、さっと掴んではお気に入り本棚まで飛んでいきます。



元気に飛び回る小雪


日に日に長い時間を飛ぶ事ができるようになり、エサをつかむ事も正確になってきました。

野性に帰ったときは、常にエサにありつける訳では有りません。 エサも毎日あげずに間隔をあけたりしながらあげる事もしました。

そんななか、朝からエサを抜いていたにもかかわらず、ふと自慢気にくちばしにエサをくわえて飛んできた事があったそうです。
「どこからそんなエサを?」とスタッフは戸惑ったようですが、実はふくろうにはエサを保存する性質があります。先日のエサを食べずに何所かに隠していたのでしょう。



すっかり大人になりました!


 こんな事もありました。家に帰ると、姿が見えず慌てて探すと本棚の本と本の間に目をつぶって寝ていたそうです。見つけたときの安堵感そして、離れた時の寂しさをその時初めて感じたそうです。

そして本当の意味で野生へ帰すための訓練を行わなくてはならない時期になりました。
つづく  

 

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