2003.8.15

 

動物と仲良くなるには(前編) 〜タヌキのポン吉と出会って〜

<担当>角 健吾

 野生動物が生活するサファリの周辺には、多くの日本固有の野生動物も生活しています。タヌキをはじめ、イタチやキツネなどです。

その姿を見るといっても道路を横切ったのを目撃する程度ですが、去年の夏一匹の野生タヌキと当園のキャンプ場で出会いました。

 私は『ポン吉』と勝手に呼び、姿を現わし始めたのはお盆が終わった頃の夕方からでした。最初は、遠くで私の様子をうかがっているようでした。


距離を置いて警戒するポン吉

 サファリで生活しているふれあい牧場の動物たちは、手を伸ばすと近づいて来たり、エサを出すと手から直接食べてくれます。
しかし、サファリゾーンにいる野生動物をはじめ、ポン吉もこのように簡単に直接手から食べてはくれません。

それは人間を警戒しているのです。

しかし、せめてこのキャンプ場では、警戒することなく安心して過ごして欲しい、人間は怖いものではない事を伝えたく思いました。


 ぽん吉は最初、遠くで私の方を眺めていました。
えさをもって、ポン吉にアピールしますが近づいてはくれません。

どうにかしたいと、少し大きなエサをポン吉の近くまで投げてみました。するとポン吉は口にくわえたとたん私達から見えない所に引っ込んでしまいました。
少し経ってまた出てきます。

今度は小さめにちぎって投げてみました。すると、引っ込まずに私達の目の前で食べています。

エサを少しずつ私に近い位置に投げていきます。ポン吉は警戒しながら食べては近づき食べては近づき、1m程の距離になるとエサがあっても、それ以上は近寄ってきません。


少しずつ、すこしずつ…

 私が立ってエサをあげているからだと思い、今度は体をうつ伏せにして、できるだけポン吉の目線の高さと同じにしました。
そしてエサで「こっちにおいで」と誘います。

 私とポン吉はエサを挟んで20Bの距離にちじまりました。
ポン吉はじっとしています。ポン吉と目があっています。
 『こっちへおいで、エサを食べて』となんどもなんども心で繰り返しました。つづく

 

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