2002.3.18

今回から、ゾウに関するエピソードを3回にわたって紹介します。
<第1回>
憧れのゾウ担当

〜担当者を選ぶゾウ〜
 <担当>角 健吾

 サファリに入社してきた人たちは、「動物が好き」という理由が大半です。好きな動物も様々で、肉食動物のライオンを始め、草食動物のキリンやゾウなどががあげられます。
 私は、小さい頃からゾウが好きでした。あの大きな体、耳、長い鼻、そしてやさしい目。力強さとやさしい感じに、安心感を感じます。


大きなお鼻、大きな耳のゾウさん。
身近で見ると、ほんとに大きいです。

 飼育担当者になって、図鑑やTVの世界のゾウが身近になってよりゾウへの憧れは強くなっていきました。
 ところが、担当者になるためには条件があったのです。どんなに、担当者になりたいと希望しても、ゾウに選ばれなくてはどうしようもありません。選ばれた飼育係は、夕方、お家(ゾウ舎)に帰る誘導も食事の用意など、身のまわりの世話全てを引き受けます。愛情を込めるほど、ゾウも親しみをもって担当者によってきます。また、きずなも強くなっていきます。

 担当者を見ていて、特に感じるのは、ゾウのことを自分の家族のように接していることです。「食欲がない」、「元気がない」等、我が子のように心配します。ゾウが担当者を選別する基準はどこにあるのでしょうか?はっきりとはわかりませんが、その答えは、現在ゾウ担当者である四人の飼育係からうかがえるようです。
 それぞれ担当者は容姿も違うし性格も異なります。けれど、「ゾウが好き」という気持ちは、共通です。
ゾウ担当に任命される条件はゾウから好かれるだけでなく、飼育係としての適正を要求されます。
 その背景にはゾウが持つ群やファミリーを構成し、愛情をベースとした協調性を持つ特性がある為かもしれません。その意味では当園の動物たちは、飼育スタッフも仲間の一員として認知し、自分たちの意志を通してのびのびと生活しています。
 次回から、飼育係の苦労話やエピソードを3回にわたりご紹介します。

担当者の愛情で飼育されているゾウ。
次回もお楽しみにね。

アフリカンサファリの獣医・神田先生のインタビューをコアラTVで見ることができます。月に一度インタビューするのでそちらもお楽しみに。
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