お菓子の料理人・パティシェリー
「オードトワレの様に・・・」

大分市のソフトパークから、目と鼻の先にお店を構える、「ポワッソン ルージュ」。バレンタインのこの時期は、沢山のチョコレートが店頭に並びます。



”モンマルトルの石畳”
(3個、320円〜)

チョコレート菓子で人気があるのは、「モンマルトルの石畳」と呼ばれる生チョコや、チョコレートバターケーキの「ショコラ・プレオー」。他にもトリュフやおいしそうなケーキが豊富に揃っています。


”ハートケーキ”
(2,300円)

そんな甘い香り漂うお店には、お菓子作りにこだわり続ける人がいます。その方はシェフの青木さん
まだ洋菓子が珍しかったという小学生の時。横目で高価なケーキを見ては、「いつか自分で作って、沢山食べたい。」と思っていたとか。そして今やその道25年


”ショコラ・プレオー”
(1,250円)

シェフのこだわりは、「女性が身に付ける、オードトワレの様に・・・」、一つ一つに独自の香りを持たせること。もちろん食材も厳選された物ばかり。例えば、お菓子作りに重要な粉。私が見ても、どれも同じにしか見えませんが、青木さんは一目で、上質かどうか分かるのです。


トリュフ・ショコラ
(3個400円〜)

そしてシェフは言い放ちました。「家庭で作るのは”おかず”。何種類もの調味料を使い、1品1品作り分けて始めて、”料理”になる。」と。「もちろん、子供にとっては家庭料理が最高の品だけど。」と付け足します。
また、「同じ材料でそして同じ道具を使ったとしても、一般の人よりも美味しい物を作る自信はあるよ。」と。

その日の温度湿度により、玉子の使い方、材料の合わせ方やひねり方等を即座に判断します。材料やプロセスだけではなく、道具も大事で、オーブンの癖を読み、温度はどのくらいが調度いいのか、いつ取り出すか等もシェフの頭の中では常に計算されているのです。


シェフの青木さん

「毎日作り続けて疲れませんか?」との質問に、「いや、半分趣味みたいなもんだから、楽しいよ。お菓子作りって、のある仕事だと思う。人は幸せの時しか、ケーキって食べないでしょ。ウエディングケーキとか、(ちらっと、隣にいたカップルを見て)デートの時とかね。だから食べて幸せな気持ちになれる様な、口に入れてみたくなる様なお菓子を作っていきたいね。」そして、「やっぱり、美味しいと喜んでもらえた時が一番嬉しい。」と、ケーキ作りを心底楽しんでいる様子。

(カフェにもなっています)

そしてシェフから私達へお菓子を美味しく頂く為のアドバイスをお聞きしました。
雰囲気って大事だと思うから、やっぱり専門店で食べるのが一番いいだろうね。それか、ちょっとしたお皿に綺麗に盛って食べるとか、器が違うだけでも美味しくなるしね。」と。


子供の時から憧れていたというお菓子職人。
ここまでたどり着くには、計り知れない努力があったはずです。

青木さんの愛情が込められているからこそ、
店頭に並べられているお菓子の味は格別なんですね・・・


Poisson Rouge 株式会社 ポワッソン・ルージュ
営業時間:9:00〜21:00 (木曜日定休)
〒870-0031 大分市勢家町1-4-6
TEL:097-534-2059

(by Yuko Kusamoto)