第19回ハイパーフォーラム
2002年・日韓インターネット交流
10月29日13:30〜・ソフィアホール(大分ソフトパーク内)

 2000年には別府に開校予定の「立命館アジア太平洋大学」、そして2002年には、日韓両国で開催される、「WorldCupサッカー」と、大分がアジアのポータル(portal:玄関)となりうる2つのビッグイベントを前に、様々な動きがおこり始めています。

 今回のハイパーフォーラムは、2002年・日韓インターネット交流をテーマに開催されました。


 大分の会場にはテレビ局・新聞など各社の取材陣の姿が。
 (大分会場はソフトパーク内のソフィアホール、韓国はソウル市内のSKテレコムマルチメディア会議場です。)

 韓国側には、いわゆる"知識人"の方がたの集まりである「インターネット集賢殿」のメンバー、SKテレコム社長や韓国情報文化センターの院長が出席され、日本からは、ホテル・ニューツルタ社長・鶴田浩一郎氏(別府市)、ホテル風月社長・甲斐賢一氏(別府市)、アジア太平洋大学開設事務局から今村正治氏、そしてコアラ会員であり、インターネットで世界に友人をつくり、交流をされている永野美恵子さん(大分市)、SOHOを実現している池田恵子さん(大分市)をパネラーとしてお迎えしました。
 まずは文化交流ということで、韓国からは民謡を披露して頂き、日本からは、筑前琵琶を演奏してご披露しました。



 今回のテレビ会議には、非常に複雑で大がかりな器材が用意されています。
 
 テレビ会議といえども、やはり国を超えての会議となると、まだまだこれだけの装置が必要なのですね。

 「“近くて遠い国”だった日韓を今回のテレビ会議を通じて、“近くて近い国”となり、さらなる友好関係を築いていきたい。」と今回案内役を勤められたYuさんの言葉をかわきりに始まった日韓の意見交換です。


 韓国からは、世界中からアクセスできるインターネットを活用することで、他国の異文化を知り、相互理解を深めてゆき、世界平和につなげゆけることを願いたい、と話されました。

 スピーカーの方々からは、インターネットにより、外国にいる家族との対話が簡単に出来るようにあり、遠くにいる家族とのコミュニケーションがスムーズにできるようになった事など、生活の中に活用することでの便利さも述べられました。

 一方、大分側からは・・・


 別府は、日本でもいちはやく旅館ホテルや旅行エージェントのインターネットへの取組が始まり、大分県で300を超えるホームページができていること、日本のインターネットユーザーが1000万人を超えたといわれてから、インターネットを活用して宿泊をされるお客様が見えるようになってきたことを、鶴田さん、甲斐さんがお話しされました。
 韓国のお客様の多い別府は、ホームページの多言語化を今後対応していきたいとのことです。

 

 また、一般会市民の立場から、インターネットを通じて知り合った海外の友達、その友人をたずねた旅行など、ネットワークから生まれる素晴しい出会いや楽しさ、SOHO(Small Office Home Office・家庭でホームページ作りの仕事をする)で、ネットワークだけでのやり取りの便利さ、仕事を取る事の大変さなどを永野さんと池田さんが、体験をもとに語られました。

 そして、現在別府市に建設中である「アジア太平洋大学(APU)」は、半分が世界50ケ国からの留学生という国際大学。
 1000台のパソコンと35台のサーバーを用意し、多言語対応システムの導入、授業のデジタル化、データーベース化など、21世紀の大学であること、国際化教育の水準を変えうる大学であることを、今村正治氏が述べられました。


 最後には日韓の協力により、ワールドカップサッカーの成功やインターネットを通じて地域活性化を願う“覚書”がFaxで交換されました。
 これを記念に、韓国のYuさんの指揮により、シャンパンとはいかず、お水でしたが、乾杯をかわしました。


今回のテレビ会議から、これからのネットワークの発展により、
益々世界が近くなっていく可能性を感じました。

by Yuko Kusamoto