テレビ屋さんのことば その3・さしすせそ
< おことわり・・・この用語集は、私の勤務先であるTOSで使われている用語を基本としています。このためTOSだけと思われるローカルな用法や、中には方言に近いものもあります。解釈及び定義についても基本的に著者の独断によるものであることをご了解下さい。 >

在局

 局内に存在するという意味。ふつうCM素材は放送期間終了後に代理店に返却されるが、次の契約でもその素材を使う予定の時に、代理店から在局依頼が来て在局の手続きをし保管中の素材のことで、たとえ局内にあっても返却手続きの上で返却棚に置かれた素材は、管理上は返却済みの素材であり、「在局」ではない。
 

再送信

 送信された放送を受信し、再度送信すること。一般にケーブルテレビが空中波テレビの番組を受信し、変更・加工をしないでそのまま同時に再送信することを意味する。空中波テレビ側の同意が必要。


最大級表現 

 CM内容で、「世界初」とか「最高・最大・最優秀」などの表現をすること。 これらの表現は社会的に認知されうる裏付けのない限り、原則として使うことはできない。しかしCMは一般にアピール効果を狙ってこのような表現に走りやすい面があり、営業努力とのからみで難しいことが多いのです。


サイドスーパー

 画面の中央以外に比較的小さい文字やロゴで表示されるスーパーのこと。 サブタイトルや、アイキャッチャーなどの目的で使われる。
 

サイマル放送

 一般にふたつ以上のチャンネルで同一の内容を放送すること。特にデジタル化に関連して、テレビ放送がデジタル化されてもそれまでどうりアナログチャンネルでも同一の放送を継続することを意味する。放送事業者にとっては、初期投資はもちろん運用費用も両方かかることになり、負担に耐えかねると言う声が強い。
 

サイレント

 silent 沈黙の・無言のという意味。サイレント映画といえば、無音声の映画のことで、反対語はトーキー。放送素材としては、全編サイレントの素材はありえない。 
 

サウンドトラック

 sound track  VTRテープやフィルム素材で音声の記録された部分のこと。 一般的にはトーキーのフィルムのエッジに光学録音された部分のことをいう。 光学録音とは、音の変化の波形をフィルム上に光学的に焼き付けたもので、光の変化を電気信号に変換して音声にするもの。


 
先出し

 ネット番組で、受局の方がスケジュールの関係で発局よりも先にVTRなどで放送すること。 
 
 
差し替え

 ネット番組のCM部分や提供、タイトルなどを受けず、自局操作で別素材を放送すること。特に地域商品を持つスポンサーなどはひんぱんに差し替えが生じる。なお、バンクの収録済みCM素材を変更することも「差し替え」と言うことがあるが、これは混乱のもとなので、この場合は「素材変更」と表現することが望ましい。
 

サスプロ

 Sustaining program  自主番組のこと。民放では、全ての番組は広告主の提供を受けて放送するのが建前だけど、不幸にしてスポンサーがつかない場合に提供なしで自主的に放送する番組のことをいいます。サスプロが増えるということは放送収入が減るということで、困ります。提供はなくてもPTなどCMは入ることが多いので、一見して区別はできません。


サテ局 

 サテライト局のこと。親局の電波が届かない地域を対象に、親局からの電波を受けて別のチャンネルで放送する中継局のこと。TOSでいうと、十文字原の送信所からの放送波を受けるサテ局と、鶴見岳の中継所
 からの中継波を受けるサテ局とがあります。


 
サービスエリア

 service area  単にエリアと略すことが多い。放送用語としては電波が届く範囲をいいますが、従ってTOSの場合は四国の一部もエリア内に入ります。
 

サブ 

 スタジオの副調整室 sub control room のことで、サブコンということもある。カメラを切り替えるスイッチャーや、コントロールユニット、音声卓などがあり、番組制作に不可欠なものです。TOSでは「サブ」といった場合は1階のスタジオのサブのことであり、2階のニューススタジオは「Nサブ」といって区別しています。


サブタイ

 サブタイトルのこと。本題を補足する形でつけられる副題のことで、視聴者の関心を引くために制作者が一番苦労するところである。 
 

さら

 皿というと一般にディスクのことで、この場合はMOのディスクのことです。 昔はレコードのことを「皿」といい、プレーヤーにかけることを「皿回し」といっていました、最近ではMOのディスクを皿という傾向にあるようです。
 

三冠

 放送用語としては、視聴率で「全日」「プライムタイム」「ゴールデンタイム」の3分類いずれもトップであることです。TOSは日記留置式ではほとんど三冠でしたが、97年からの機械式調査でも不利という事前の予想に反し三冠を獲得!年間の三冠も確保しました。



写植

 写真植字の略で、文字盤の字体を光学的に印画紙に焼き付けるシステムのこと。放送局ではタイトルや提供スーパーの社内製作に利用されたが、今では電子式のテロッパーに代替されてほとんど見なくなった。
 

JARO(じゃろ)

 Japan Advertising Review Organization 日本広告審査機構のこと。広告主や媒体社、代理店などによって1974年に設立された広告の自主規制機関。 広告の内容・表示に対する苦情や問い合わせを扱う。「じゃろってなんじゃろ」の告知は有名でしたね。
 

JASRAC(じゃすらっく)

 Japanese Society for Right Authors Co-mposers and Publishers 日本音楽著作権協会の略。作曲家など著作権者の委託を受けて著作権料徴収などの業務を代行する機関。カラオケボックスの摘発なんかもやっています。
 

時間取り

 代理店を通じたスポンサーからの引き合いに対し、具体的なCMオンエアのスケジュールを予約する作業、およびその結果の特定のCM枠のことをいう。ふつうはスポットCMの作業についていいます。時間取りを代理店に提出し、スポンサーのOKが出たら決定となり、具体的なオンエアの準備に入ります。
 
 
事故

 放送局で事故といえば、機械的故障や人為的ミスで正常に放送されなかった放送事故を意味します。特にCMにからむ事故は企業としての根幹に関わる重大なものであり、その原因の特定作業は時として担当者個人の責任追及ともなりかねず、つらいものになることがありますが、再発防止のため徹底的に究明されなければなりません。
 

事故補償

 事故分の放送を補償すること。通常CMの放送事故が起きて正常に放送されなかった場合、他の時間または他日の同時間などに放送して補償しなければなりませんが、同ランクのスポット数本を上乗せしてペナルティとして放送するのがふつうです。だから空き枠の少ない繁忙期の事故は特に痛いのです。 
 

時差

 時間差・ディレード放送のこと。ネット番組をその時間に放送できないとき、専用の収録装置で時間をずらして放送します。TOSは2系列のクロスネット局であるため、ナイトゲームや中継などでは常にこの時差が生ずる可能性があります。このためVTRとコンピュータを組み合わせた2セットの時差装置を
 用意して対応しています。
 

 
時制

 放送用語としては時間の言い方のことで、24時制なら23時59分59秒のあとは0時ですが、30時制というのは29時59分59秒まであるということで、その日の放送が終わるまでが「当日」という考え方から、本来の0時を越えての時刻を設定しているわけです。


視聴率

 ある時間帯で、全体のうちどれだけの視聴者が見ているかという比率のこと。ビデオリサーチ社が機械式または日記式で計測し、その結果をパーセントで表示するもの。たかが視聴率という考えもありますが、これ以外に媒体価値を有効に判定する手段がないので、まず視聴率を考えるのはやむをえない。 最近では、視聴傾向や注目度などに着目する「視聴質」という考えも出て来ています。


 
週プロ

 週間プログラムの略で、編成が発行する番組表のうちの「週間番組表」のこと。一般に月間の基本番組表をもとに、その週の番組編成や個別番組の詳細なデータを記載してあり、放送進行上不可欠の番組表です。局によっていい方が違っても、週間の番組表が重要なことは変わりません。
 

 
商用電源

 電力会社から購入する電力のことで、買電ともいう。 放送局では停電時にも放送が継続できるよう自家発電装置を設置してありますが、これによる自家用電力と区別するときに商用といういい方をします。 


尻切れ

 決められた時間内に収まらず終りがカットされること。放送局ではAPCにより時間的に極めて正確に運用されているため、ある番組が何らかの理由で放送時間が延びると、次の放送時間に食い込むことなく途中終了、つまり尻切れとなってしまいます。生放送のときはしばしば尻切れがありますが、これをうまく回避したり尻切れに感じさせないよう、ディレクターは汗をかきます。


シロ送り

 白送り、提供表示や局告知のスーパー、あるいはCMなどをはずした本編だけをマイクロネットで送り出すこと。受け局側で必要な素材を追加してオンエアします。反対語はクロ送り、つまり完パケ送りです。
 

白味

 放送時にオンエアされない部分のことをいう。もともとはフィルムの編集時に本編と本編の間につないで、ロール替わりを表示するための白色のフィルムのことでした。本来表に出るものではありませんので、検尺ミスなどで白味をオンエアすると、それは残念ながら当然放送事故ということになります。
 

シンク

 sync 同期信号(synchronizing pulse)の略。全てのテレビジョン機器は同期信号によって映像の再生のタイミングを合わせています。つまりこのシンクがなければ正常なテレビ放送はできないものであり、同期信号の規格については厳密な技術基準が定められています。


CATV   
 
 有線テレビジョン放送のこと。いわゆるケーブルテレビ。もともとは難視聴解消のために共同アンテナを建てるものだったが、最近では多数のチャンネルや自主放送を行う都市型のCATVも増えている。


Cフォーマット 

 ソニーとアンペックスとで開発した1インチVTRの方式のこと。1インチVTRはこれ以外にもいくつかの記録形式がSMPTE基準で認定されたが、放送用としてはこのCフォーマットが事実上の世界標準となった。このためインチ化といえばCフォーマット/タイプCになった。なお放送用VTRの主流はすでにD2のデジタルVTRに移行している。


CC

 Cow-Catcher  カウキャッチャーのこと。プログラムCMの中で番組の最初、本編開始前に前のSBに接続する形でオンエアされるCMのこと。営業的には異なるが、見た目にはSBと区別はつかない。もともとはアメリカの開拓時代、機関車の前につけられた大型の野牛よけのこと。反対語はHHヒッチハイク。

 
 
CCD

 Charge Coupled Device の略で、電荷結合素子のこと。半導体記憶素子の一つでテレビカメラの撮像素子として使われる。現在の放送用カラーカメラはほとんどが3個のCCDを組み合わせてRGBに対応させた、いわゆる3板式カメラになっている。このため最近まで3管式カメラの撮像管として、一世を風靡した撮像管プランビコンはすでに製造中止されており、タマカメラは消えゆく運命にある。
 

CF

 @Commercial Film  コマーシャルフィルムの略で、SOFのフィルムを使ったCM素材のこと。現在ではVT R素材が主流のため、ほとんど見かけなくなっている。まあ・・・1年に数本ぐらいかな?  

 ACut-out,Fade-in カットアウト・フェードインの略。カット替わりで一瞬黒味になり、次の映像がだんだん  出てくるという表現。時間的な変化を象徴する画面転換の手法である。

 
CG

 @Computer Graphics の略。コンピュータで画像や図形を数値化して自由に処理し、静止画や動画の効  果的な映像を創作する装置及びその映像のこと。代表的なCGシステムとしてはシリコングラフィックス社の ものが有名。 

 ACharacter Generator の略。コンピュータで文字を発生させ、電子的な文字静止画像を創作する装置の こと。放送局では、電子テロッパーとして使われている。一般にCGといえば本来@のことだが、@とAとの 区別がつかず、混同されている傾向もある。


 
CM

 Commercial Message の略。要するに、スポンサーの商品やサービスを宣伝する宣伝文のことだが、現在ではコピーを含むコマーシャル全体を意味する。テレビCMは、映像と音声とで非常に宣伝効果が高いもので、それだけに社会的な影響力も強いことから、民放連では詳細な放送基準を定めている。 放送に携わるものは、必ず1度は放送基準解説書に目を通す必要がある。
 

CM進行表

 一般にCMフォーマット、ローテーションに従って、割り付ける素材の種類や内容などのスケジュールを詳細に記入した代理店発行の進行表のこと。 これをもとにEDPSの時間取りに対し素材を割り付けるスケジューリングを行う。キー局など発局が発行するCMフォーマット表のことを言う場合もある。
 

CM素材

 VTRテープやフィルム、テロップなどCMを放送するために映像・音声を収録してある素材のこと。VTRテープはD2か1インチCタイプ、フィルムは16ミリオプチカルSOF。スライド・テロップはNAB規格のもの。音声テープは6ミリテープにフルトラック19センチで録音したもの以外は、CM素材として受け付けられないことになっている。
 

CMローテーション

 番組枠内及びそのCM枠内での放送順を放送回ごとに順次変更すること。要するに、放送順の固定によって放送効果の不公平が生じないようにするために行う放送順変更作業。ある程度は、EDPSで事前に指定することで自動的に処理できるが、結局は人間系の判断が必要なため手作業で行うのが普通。 


CRT

 Cathode Ray Tube の略で、直訳すれば「陰極線管」つまり真空管のこと。コンピュータ・ディスプレイとしてもっとも一般的なブラウン管は、現代に唯一残った真空管であることから、ブラウン管式ディスプレイのことをさして、CRTということがある。


CS

 Communication Satellite 通信衛星のこと。赤道上3万6千キロの軌道上を24時間で周回するため、地上からは静止衛星となるので固定アンテナで遠距離通信の継続した中継に使用できる。放送用としてはSNGなどに使われるが、降雨障害の問題や往復7万キロ以上の伝搬のため遅れが生じるので、生中継にはいまいち使いにくい面もある。 


CVCF

 Constant-Voltage Constant-Frequency の略。電圧・周波数を安定化した交流電源のことをいう。一般に交流をいったん直流化した上でバッテリーにブリッジ接続し、制御されたインバータで定電圧・定周波数の交流に再変換して出力する。これにより負荷の変動に関わらず、電圧・周波数が一定にできる。通常マスターのAPC、EDPSのホスト、CMバンクなどがCVCFから電源供給を受けており、商用の停電時は非発起動まで約5分間電力を維持することができる。

 
CX

 フジテレビジョンの通称。コールサインがJOCX−TVであることから、このような通称となった。このケースはほかにOXの仙台放送がある。 


GRP

 Gross Rating Point 累積視聴率と訳している。スポット時間取りの、各単位視聴率に本数を掛けて算出するもので、スポット料金計算の基礎的なデータとなる。また、引き合い金額をGRPで割ったものが「パーコスト」であり、支社での引き合いはこのGRPとパーコストによる発注形態が一般的である。
 


ステブレ 

 ステーション・ブレイクの略、SBとも表示する。 もともとは局内での番組切替のため生じるすきまのことで、テレビでは基本的に60秒間あり、スポットCMの放送枠となっています。


スーパー

 super-impose スーパーインポーズの略。ベースとなる映像の上に文字などを重ねること。厳密には重ねるのはオーバーラップで、その部分をはめ込むのはインサートであってスーパーと区別されるが、最近は同じものとして扱っている。
 

ズーム

 zoom 視覚的に急速な拡大・縮小のこと。もともとは飛行機の急上昇などの意味だが、写真用語としてズームインといえば被写体を連続的に拡大する意味となった。連続的に画角を変えられるレンズがズームレンズ。 

 
スケジュール

 一般に番組やCMの放送予定のことだが、単にスケジュールといった場合は、スポットCMの時間取りに対する素材割付のこと及びその作業を意味する。代理店が発行するCM進行表/CMスケジュール表をもとにほとんど手作業で指定していくのが普通。最近ではスポンサーの販売戦略の複雑化のためスケジュールの指定が極めて細かくなり、現場の作業はますます繁雑なものとなって神経を使う。
 

 
スタートマーク

 start mark  フィルムのスタート位置を示すマークのこと。ふつう3秒前の位置に銀紙を貼付してセンサーで自動停止させ、頭出しする。VTRの場合は画面上にスタートマークの映像があることが多く、これに合わせるかストップトーンで頭出しを行う。
 

ステインベック

 ドイツの映像機器会社の名称。特にフィルムの検尺機では世界的に有名で、フィルム検尺機の代名詞ともなった。TOSでも初期には放送部・報道部に数台のステインベック検尺機があったが、現在1台を残すのみとなった。
 

捨てカット

 本編のあとに数カット付け加える余分な映像のこと。たとえばニュースなどでコメントが予定より長かった時には、結果としてこの捨てカットもオンエアされることがあるため、多少関係のある映像をつなぐことが多いが、プレビュー時に捨てカットまで計算して混乱することもあるので、注意が必要である。
 

ステレオ

 stereophonic 立体音響の略。左右2本のマイクロフォンで別々に収録した音響を2本のスピーカで再生すると、音の位相差により立体感が生じる。最近のテレビ放送はステレオ化されているものが多く、特にCMはほとんどがステレオ素材である。
 

ストップトーン

 VTRテープの頭出しを自動的に行うため、音声トラックに録音する音響信号のこと。1インチの場合、ふつう本編の3秒前の第3トラックに録音され、これを検知してストップし頭出しするもの。


スプライサー

 splicer  フィルム編集用の接合機のこと。フィルムの編集には直接フィルムベースを重ね接着剤などで貼り合わせる方法と、重ねずに透明な粘着テープで繋ぐ方法とがあり、TOSではテープ接合を採用している。もっとも最近ではフィルムスプライス自体があまり無い。


スポットCM

 spot commercial タイムCMのように特定の放送枠を持たず、ステブレやガイド、PTなどの枠で任意の時間に放送されるCMのこと。ふつう「スポット」と略す。

 
スポット伝送

 放送局と代理店間でコンピュータシステムを通信回線で結び、スポット案の発注から移動、放送確認などの一連の作業を合理化するシステム。TOSでは現在東京支社の作案・改案データのみを、東京電通へ一方的に送るシステムが稼働している。現在第2次EDI(電子データ交換)のプランが進行中である。

スポンサー

 sponsor  広告主・提供主のこと。ほとんど同じ意味で使われるクライアントという言い方もある。


スポンサード

 番組に対し広告主がついていることを意味する。本来民放の番組は全てスポンサードであるべきだが、深夜・早朝など時間帯によってなかなかスポンサーがつかない番組も当然存在する。このスポンサーがついて
いないことを「サス」という。


スライド

 slide テレビの放送素材のひとつ。一般的な35ミリサイズのポジフィルムだが、放送用素材としてはNAB規格の紙マウントにはさんで使うので、現像時に添付されるプラスチックマウントは放送素材としては受け付けられない。またスライドにもテロップと同じくセィフティゾーンが定められている。



静止画

 静止している、つまり動かない画像のこと。ふつうテロップやスライドなど、動画に対するカード素材全体をさしていう。これらの素材映像を取り込んで送出するビデオファイルのことを静止画ファイルといいます。


セーフティゾーン

 safety zone  画面の安全範囲のこと。テレビカメラの画面いっぱいに撮影した場合、家庭のテレビでは周辺が欠けることがあるため、NAB規格として安全範囲を定めてあり、その範囲に収めるようにしています。 


線引き

 スポット契約の時間取り作業および作案の結果のこと。スポット時間取り表に線を引いて時間取りを書き込むことからいう。最近では、コンピュータ制御の自動線引き機を使うので、昔ながらの手作業の線引きはない。

 
線引き機

 EDPSの時間取りデータを打ち出して自動的に線引きするシステムのこと。コンピュータ制御のため、手書き時代の誤記などもほとんど無くなった。なおTOSでは98年3月に新しい線引きシステムに更新され、直接FAX送信が可能になっている。
 

全枠

 ふつう、ある番組の全てのCM枠という意味で、全枠提供といったらその番組のCM枠すべてを1社が買い切り提供すること。



早終(そうしゅう

 早終了の略で、野球番組などで予定よりも早く終わることをいう。TOSでは定時よりも前に終わることを早終というが、最大で編成するところはそれ以前はすべて早終と言うことになるので、局によって定義は一定していない。また「はやおわり」という言い方もある。


送信所 

 放送の映像・音声を電波にして実際に送り出すところで、送信機やアンテナなどが設置されてあります。TOSの送信所は、別府市の十文字原にあり、本社の鉄塔は送信所へSTLという自営のマイクロ回線でローカルアウトのプログラムを送っているだけですが、視聴者の中には本社の鉄塔から送信していると思っている人もいる。

 
速報スーパー

 事件や事故などのとき、緊急の情報を画面の一部に1〜2行の文字列でスーパーすることを速報スーパーという。NNNやFNNの速報システムを利用することが多いが、テロップ素材でも送出は可能。 


素材

 放送に使われる材料のこと。放送素材は番組素材やCM素材に分けられ、ふつうVTRテープやフィルム、テロップなど具体的な材料そのものをいうが、ネットの映像・音声など抽象的なものも含まれる。


SOF(そふ)

 Sound on Film の略で、音声信号がフィルム上に光学的に焼き付けて記録されていること。CFは全てSOFと決められている。なお、磁気コーティングされたフィルムに磁気記録されたものも分類としてはSOFだが、放送素材としては扱わない。いずれにせよVTR全盛の放送現場からはフィルム素材自体が姿を消しつつあるので、しだいに死語となりつつある。
 
 

さしすせそ 終り


あいうえお かきくけこ  たちつてと  なにぬねの  はひふへほ  まみむめも  やゆよ〜わ


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