★★★ 大分の山、自然に関連する報道、話題等の最新情報 ★★★

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ゲレンデに人工雪、九重森林公園スキー場 12月3日

 九重町八丁原の九重森林公園「スキー場」で2日、本格的な冬到来を告げる寒波を利
用して、スノーガンによるゲレンデの雪づくりが始まった。夕方までに平均5センチの”
積雪”となったが、関係者は「オープン予定の10日前後までに25センチは確保した
い」と、作業のピッチを上げている。

 同スキー場では今シーズンからナイタースキー(午後5時半〜同9時)の客を受け入
れる。既に夜間照明設備の取り付けを終えている。消費税率のアップに伴いゲレンデ入
場料を500円値上げし、平日2000円、土、日曜日と祝日は2500円に改めた。ナイター料金
は入場料とリフト料込みで2500円。
                 (大分合同新聞 平成9年12月3日)

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今シーズン初の積雪、大分県内の山間部 12月3日

 2日の大分県内は、この冬一番の強い寒気が流れ込み、山間部で今シーズン初めての
積雪を観測したほか、平野部でも雪がちらついた。
山間部では本格的な積雪となり、九重町長者原の国民宿舎コスモス荘によると、同日午
後5時現在、3センチほどの積雪。

 この雪で、九州横断道路の長者原−瀬の本間が終日チェーン装着の規制となった。

                  (大分合同新聞 平成9年12月3日)

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久住山で遭難騒ぎ深夜、不明の2名を無事保護 11月23日 

 22日午後8時頃、玖珠署の長者原駐在所に九重町長者原のホテルから「宿泊予定客
が久住山に登ったまま戻ってこない」と届け出があった。
 2人は宿泊予定のホテルの従業員に「久住山に登ってくる。午後6時頃には戻ってく
る」と言い残して出発した。しかし、夕方になっても帰ってこないため届け出た。

 遭難のおそれがあるため、同署や竹田署から8人が捜索にあたり、午前0時頃久住分
かれの避難小屋にとどまっている所を無事保護された。
                    (大分合同新聞 平成9年11月23日)

 (11月の久住山を往復するのに長者原を午後1時に出発するのは登山の常識から無
  謀です、ましてやしっかりした装備もしていなければ非難されてもしかたがない)

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耐えた”凍える山”由布岳、不明の男性を無事保護

 湯布院の由布岳に登ったまま行方不明になっていた大阪府の会社員(34)は1日午前9
時頃、由布岳南側の牧草地で無事保護された。このところの冷え込みで疲れ切った様子
だったが、けがはなく、捜索隊員と一緒に歩いて下りた。

 大分南署の調べでは、会社員は10月28日朝から登山。下山中で道に迷ったため、
動かない方が良いと判断し、4昼夜うずくまっていたという。同署や別府署、県山岳遭
難救助隊などが1日朝から捜索。会社員を見つけて声を掛けると、「お願いします」と
手を振ってこたえた。
                    (大分合同新聞 平成9年11月1日)

(10月31日は鶴見岳で初雪、初霧氷が観測され、今シーズン最高の冷え込みでした
 動かないで救助を待った判断が良かったのでしょう)
 

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いつまでも心の中に『すがもり小屋』撤去(10月10日)

 長年、登山者に親しまれてきた、くじゅう連山の「すがもり小屋」が10日、取り壊
された。経営者(故人)の妻、吉田寿見子さんのほか、小屋をよく利用していた九州各県
の登山者ら約20人も撤去作業を手伝った。最後はパワーショベルで解体。石造りの外壁
だけが”記念碑”として残された。

 吉田さんは「これで思い出の場所は消えてしまうが、思い出は思い出として(心の中に)
とっておきたい」と寂しそうな様子。

 一般の登山者も現地を通りかかり、撤去作業を見て驚いた様子。小屋をバックに記念
写真を撮る登山者もいた。
                   (大分合同新聞 平成9年10月11日)

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外壁は記念碑に『すがもり小屋』取り壊しへ

 くじゅう連山の「すがもり小屋」が登山者に惜しまれながら、間もなく姿を消す。3
日、経営者(故人)の妻、吉田寿見さんと、土地を管理する大分西部、竹田両営林署が
現地で返地の確認をした結果、吉田さんによって取り壊されることが決まった。
 現地では、同署員らが吉田さんの案内で、硫黄山を背に建っている一部二階建て構造
の小屋の内部を見て回り、外回りや屋根を丹念に調べた。
 小屋は2年前から使用されてなく、内部の柱や屋根材などの多くは傷みが進んでいた。
屋根や基礎が丈夫な売店スペースのごく一部を除き、木造部分は、すべて取り壊され、
トイレは埋め戻す事を確認した。

 また、小屋の外壁は高さ3〜5mの石造り。強度が十分にあるので、すがもり小屋の
”記念碑”として、また、冬季には登山者の緊急避難場所として使えるため、そのまま
残されることになった。
                   (大分合同新聞 平成9年10月4日)

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撤去が確実、くじゅう連山の『すがもり小屋』

 経営者の病死で存続が危ぶまれているくじゅう連山の「すがもり小屋」問題で19日、
九重、久住両町と大分県、大分西部、竹田両営林署によるすがもり小屋連絡会議が開か
れ、現在地での存続は断念する、と結論を出した。これにより、多くの登山者に親しま
れてきた現在のすがもり小屋は、経営者が大分西部営林署に提出している返地届の期限
(9月末)を待って、取り壊されることがほぼ確実となった。同会議は「すがもり越し
に、避難小屋は必要」として新たな小屋建設の方針を打ち出している。

                     (大分合同新聞 平成9年9月20日)

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存続の危機、くじゅう連山の『すがもり小屋』

 くじゅう連山の山小屋として、多くの登山者に親しまれてきた「すがもり小屋」が今、
存続の危機にある。経営者の吉田耕一さん(九重町田野)が病死=当時(46)=したから
だ。小屋は登山者にとって”ペースキャンプ”アマチュアの登山者が増える中、遭難事
故なども予測されるだけに、関係者は存続を強く望んでいる。「すがもり」の生き残り
をかけた模索がこれから始まる。

 すがもり小屋は、九重町長者原登山口から久住山や大船山に向かう登山コースの途中
にある。1960(昭和35)年夏、”九重のカモシカ”と呼ばれた耕一さんの父隆さん
(故人)が国有地(6平方叩砲鮗擇蝓避難小屋を設けたのが始まり。その後、増築を
重ね売店や宿泊施設、トイレなどが整えられた。

 降さんの死後、耕一さんが二代目として経営をを引き継いだが、その耕一さんも一昨
年秋、病にに倒れた。直後に硫黄山が噴火し、小屋一帯は立ち入り規制が続き、昨年2
月耕一さんは復帰できぬまま亡くなった。

 この間、小屋は荒れ、後継者は見つからないまま。「荷揚げや補修など、女手での経
営は無理」と、耕一さんの妻寿見子さんはやむなく経営をを断念。5月下旬、土地を管
理する大分西部営林署に「返地届」を提出。借地契約が切れる9月末には「現状復帰」
の約束で、更地にして国に戻されることになっている。

 父から息子に受け継がれた小屋は、長い間、山の”オアシス”として多くの登山者に
利用され、冬季には避難場所の役割も果たし、くじゅうを愛する山男たちの交流の場に
なっていた。「このままなくすのは惜しい」「避難小屋として欠かせない」というのが
関係者共通の思い。仲間の間では存続の署名運動をという動きもある。

 地元で自然保護運動に取り組んでいる「九重の自然を守る会」は、31日に開いた理
事会でこの問題も協議。「山小屋の復活は無理としても、避難小屋はぜひ必要」と嶋田
裕雄・同会理事長。小屋の一部を使うか、新しく設けるかは別として、町など関係機関
に避難小屋整備を要請する事を決めた。

 県山岳連盟の伊藤堂喜事務局長は「小屋は吉田さんのボランティアで維持してきた。
代わる人はすぐに見つからないだろう。一番理想なのは公設なのだが・・・」と話して
いる。
 九重町でも小屋の必要性は認識しているものの、個人の経営とあって積極的な支援は
手控えている。
 主の不在が続く山小屋は今、存続できるかどうか瀬戸際に立たされている。
                  (大分合同新聞 平成9年9月1日)

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硫黄山(九重連山)を常時観測火山に指定

 大分地方気象台は29日、1995年10月に257年ぶりに噴火した九重連山・硫
黄山を9月1日から常時観測対象火山に指定すると発表した。九州では5山目。

 これまでは地震計とテレビカメラによる火山観測情報を発表してきたが、今後は緊急
火山情報や定期火山情報なども発表。また、来年3月までに噴火や爆発をとらえる空振
計も設置する。
 噴火した九重連山・硫黄山は最近、火山性微動は観測されていないものの、22日か
ら29日までの間に無感地震115回を記録するなど警戒が必要な状態が続いている。

                  (大分合同新聞 平成9年8月30日)

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第39回「自然公園大会」7月23,24日、飯田高原

 第39回「自然公園大会」(環境庁、大分県、国立公園協会主催)が7月23,24の2日
間、九重町の飯田高原で開かれる。県内外から3500人が参加。大会には常陸宮ご夫妻が
出席される。

 同大会は環境庁が主唱している「自然に親しむ運動」の中心行事。自然と人間の関係
について考え、自然と人間の豊かなふれあいを進めるという。「生きている自然の心見
えますか」が大会テーマとなっている。

 初日の23日は2会場で。長者原園地(第二会場)では午前10時から「ふれあい広
場」を開催。婦人会や農協が出店する飲食バザー、地元の農産物や農産加工品を販売す
る物産展、木工教室がある体験コーナーなどが設けられ、ステージで郷土芸能を披露す
る。

 泉水グリーンパーク(第一会場)では午後5時半から常陸宮ご夫妻を迎えて式典。歓
迎セレモニーや功労者表彰がある。引き続き営火点火、交歓のつどいなど。野外活動隊
を中心に約1300人が野営する。

 二日目は午前8時から出発式をして野営活動へ。自然探勝、ハイキング、ウオークラ
リー、登山など十種目に分かれる。
一方大会前日の22日には「プレ・自然公園大会ミニシンポジウム」が午後1時から九
重町役場ホールである。「海と山との連携」をテーマに、自然保護グループ代表らが報
告。阿蘇くじゅう国立公園の関係自治体の代表が情報交換する。

                  (大分合同新聞 平成9年7月11日)

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第45回「くじゅう山開き」6月1日、久住山

 第45回「くじゅう山開き」山頂祭が1日、久住山であり、九州の屋根・くじゅう連
山が夏山シーズンに入った。絶好の登山日和に恵まれたほか、昨年は立ち入り規制で利
用できなかった主要登山コースが今年はすべて解禁されたことから、山系は県内外の約
1万5千人もの登山客でにぎわった。ミヤマキリシマはあちこちでピンクの花を見せ始
めた。大船山のミヤマキリシマ群落の満開は、あと1週間後になりそう。

 久住山での山頂祭は、昨年開催の予定だったが、硫黄山噴火の影響で主要登山道が使
えず、急きょ大船山に変更した。久住山では3年ぶりとなる。
 この日、牧ノ戸コースや、山開きに合わせて新たに解禁された、すがもり越え−北千
里浜コースから、次々と登山客が久住山頂を目指した。山頂には、早朝から多くの登山
客が訪れ、久々ににぎわいを見せた。
                  (大分合同新聞 平成9年6月2日)

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ミヤマキリシマ見頃に=万年山

 玖珠町の国定公園万年山(はねやま)に群生するミヤマキリシマが鑑賞期を迎えた。
例年に比べて一週間ほど開花が早く、25日の夏山開きには見ごろになりそう。

 ミヤマキリシマは万年山に点在しているが、株がまとまって見られるのは、町が保護
と管理を続けている下万年台地の群落地。登山コースに近く、一帯は下草が刈り払われ
て鑑賞に便利。

 今年は虫の害はなく、株につぼみは多い。咲き具合はまちまちで、全体では3、4分
咲き。最近の好天続きで、開花のリズムが加速。ピンクの色模様は日ごとに広がりを見
せている。

 万年山には同町大隈の国道210号線から自動車登山道が通じ、下万年台地の吉武台牧場
まで行ける。ここから山頂まで登山コースがある。
                    (大分合同新聞 平成9年5月21日)

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くじゅう連山の登山ルート全面解禁6月1日

 九重、久住、庄内の3町と関係行政機関でつくる「くじゅう山系(硫黄山)火山防災
協議会」は19日、硫黄山の噴火活動に伴い立ち入り禁止になっている北千里浜ルート
(すがもり越〜久住分れ)を6月1日から解放することを決めた。これにより、1995年
(平成7)年10月の噴火から約1年八ヶ月ぶりに、くじゅう連山の主要登山ルートは
実質的に全面通行可能となった。

 北千里ルートの解放は、6月1日の「第45回くじゅう山開き」を前に、くじゅう観
光連盟が要望した。協議会は。況遑影午前零時をもって規制を解除する。⇔臆山の
火孔口周辺と星生山へは、これまで通りの立ち入り禁止を継続今月中に、立ち入り禁
止の立て看板やロープを取り換えるーなどを決めた。

                    (大分合同新聞 平成9年5月20日)

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由布、鶴見山系の由布岳で山開き5月11日

 別府市と湯布院町にまたがる由布岳(標高1,583m)の第18回山開き祭が11日、五
合目の合野越であった。一年間の無事故、無災害を祈願しようと、両市町が合同で毎年
開いている。今年は湯布院町が当番。
 午前10時からの祈願祭には、一般登山客をはじめ、由布岳観光協議会長の佐藤雄也
湯布院町長ら関係者約400人が参加した。
 仏事の後、佐藤町長があいさつ。永末利行県営林署治山課長の音頭で万歳三唱。参加
者中最年少の日野美里ちゃん(八ヶ月)=湯布院町川上=、最年長の牧駿次郎さん(81)
初美さん(77)夫婦=別府市千代町=らがテープカットをした。
 この日の由布岳は天候にも恵まれ、早朝から3000人を超す登山客で大にぎわい。用意
された記念の帽子(千個)も、すぐになくなった。ミス別府の岩本里奈さん、ミス湯布
院の横川志歩さんも山開きに参加した。
 一方、登山道入り口では、陸上自衛隊湯布院駐屯地の隊員による無料豚汁が好評。隊
員らは早朝から清掃登山をした。
                     (大分合同新聞 平成9年5月12日)

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おさるさんの高崎山で山開き5月11日

 大分市の高崎山山開きが11日あり、約300人が山頂に登った。大分府内山岳会(佐藤
善則会長)の主催。
 同市の柞原八幡宮に集まった参加者は、午前10時ごろ、山頂を目指してスタート。
親子連れ、登山愛好者らが、約4キロの道のりを歩いた。それぞれマイペースで登り、
約1時間半後には山頂に到着した。

 現地では、山の安全を祈願する山頂祭が開かれた。神事で、佐藤会長、参加最高齢の
佐藤大六さん(80)=狭間町=、最年少の松田杏子ちゃん(三つ)=同=、らが玉ぐし
をささげた後、全員で万歳を三唱した。
 この後、参加者は木陰に腰を下ろし、ビールやお茶で乾杯。持ってきた弁当を食べた
りしながら自然を満喫した。
                    (大分合同新聞 平成9年5月12日)

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祖母,傾山系の祖母山で山開き5月3日

 大分、宮崎両県境にそびえる祖母山(標高1757m)の山開きが3日、催され、併せて
改築された祖母山九合目の山小屋「あけぼの山荘」の落成式も行われた。雨の中ぬかる
んだ登山道を踏みしめて登った県内や九州、関東などからの登山者たちが、きれいで快
適な山小屋の完成を祝った。

 山頂では主催者の宮崎県高千穂町と大分県緒方町、竹田市から登山者に記念のバンダ
ナが配られた。午前11時半から約250人の登山者が参加して山頂祭。神事でシーズン
中の安全を祈願した。参加者の最高齢の男性の秦光生さん(87)=大分市=と女性の越田さ
よ子さん(69)=東京都=、最年少男子の小名川真司ちゃん(4)=臼杵市=と女子の内村千夏
ちゃん(6)=福岡県=にそれぞれ記念品が贈られ、日本酒で乾杯した。

 午後1時から「あけぼの山荘」の入り口前広場で落成式。同山荘の名付け親の森川達
三さん=福岡県=や山荘管理人の加藤敬介さん=緒方町=らが看板の除幕。工事発注者の中
山博緒方町長が登山者に「新しくなった山小屋をかわいがってください」と呼び掛けた。

 同山荘は、1953(昭和28)年に建てられた旧山小屋の老朽化に伴って改築され、昨年
末に完成。中二階のあるログハウスで40人が宿泊できる。太陽光と風のエネルギーで
し尿を分解するトイレを備えている。改築に際しては登山者の間でも協力運動が展開さ
れ、全国から730万円余りが寄せられ、事業費の一部に充てられた。山荘の名称は公
募の結果、祖母山のシンボル「アケボノツツジ」にちなんだ森川さんの作品が採用され
た。
                     (大分合同新聞平成9年5月4日)

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祖母,傾山系の傾山で山開き4月29日

 県内に夏山シーズンの到来を告げる傾山(1602m)の山開きが29日催され、好
天にも恵まれて、登山者は大分、宮崎両県に広がる360度の展望を満喫した。

 山開きは、三重町、緒方町、宇目町の3町と宮崎県日之影町が合同で主催。登山道や
岩壁には満開のアケボノツツジやミツバツツジのピンクの花が咲き誇り、登山者を迎え
た。

 山頂では午前11時半すぎから500人余りが参加して山頂祭があり、神官が吹き鳴
らすホラ貝の音が山々に響いた。安全を祈願し日之影町の甲斐重成助役らがあいさつ。
参加者は清酒で乾杯、万歳を三唱した。最高齢の谷口中一さん(85)=宮崎県野尻町=、
最年少の小名川真司ちゃん(4)=臼杵市港町東=らに記念品、先着500人にバンダナが
贈られた。
                      (大分合同新聞平成9年4月30日)

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祖母九合目、山小屋の愛称決まる

 緒方町、竹田市、宮崎県高千穂町の山岳会や自治体が整備キャンペーンをして建て替
えた祖母山九合目小屋の愛称が決まった。山開きの5月3日に山小屋の落成式が催され
る。

 新しい山小屋の愛称は、祖母山九合目「あけぼの山荘」。キャンペーン事務局の緒方
町が愛称を一般募集し、応募があった282通のうち7通がアケボノツツジにちなんだ
「あけぼの山荘」を候補に挙げた。同一名称で最も多かった「あけぼの山荘」7通を抽
選し、北九州市の森川達三さんが最優秀賞に決まった。

 5月3日、山開き山頂祭の後、午後一時から山小屋の落成式と「あけぼの山荘」の看
板除幕式を行う。緒方町は、取り壊した旧山小屋にまつわる登山者の思い出や写真など
を収録した冊子(A5判、8ページ)を千部作り、落成式の参加者に配布する。

                      (大分合同新聞平成9年4月23日)

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夏山シーズン到来、29日先陣切って「傾山」

 大分、宮崎県境の傾山(1602m)の山開きが29日に催され、県内の山岳は夏山
シーズンに入る。

 山開き山頂祭は、宮崎県日之影町、三重町、緒方町、宇目町の4町が合同で29日午
前11時半から頂上で催し、登山者の安全を祈願する。山頂祭参加者は午前11時まで
に頂上集合。山頂で先着500人に記念バンダナ、最高齢者と最年少者にも記念品を贈
る。

 登山口は4町にある。山頂までの登りの所要時間は、日之影町見立コースの「2時間
程度」や三重町冷水コースの「4時間程度」などコースによって幅がある。

 山開き前夜の宿泊は、三重町の大白谷生活改善センター、宇目町の唄げんか大橋たも
とにある「森の学舎」、傾山中の九折越小屋で無料でできるが、食料や寝具は各自持参。
収容人数にも限りがある。

 登山コースや宿泊のお問い合わせは次の各町役場へ。
日之影町 電話0982-87-2111、緒方町 電話0974-42-2111、三重町 電話0974-22-1001
宇目町 電話0972-52-1111
                      (大分合同新聞平成9年4月23日)

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「くじゅう花公園」さらに楽しく

 久住町久住の「くじゅう花公園」に18日、新施設がオープンした。面積をこれまで
の倍の20ヘクタールに拡大し、年中花が絶えないガラス温室やハーブの香りを楽しめ
る施設が登場。久住高原の人気スポットがさらに楽しくなった。

 新しくオープンしたのは、花などから取れる香水やスパイスの香りが楽しめる「風香
房」、園内で取れたハーブや久住産のイチゴを使ったジェラートの店「シャーロット」
、花やハーブを展示・販売するガラス温室「グリーンハウス」、百種類を植えた「ハー
ブ畑」、5万株の「ラベンダー畑」など計7施設。

 グリーンハウスはガーベラやゼラニウム、ジャスミンなどきれいな花を咲かせており、
入場客の目を楽しませていた。ハーブ畑では名前は知っていても実際はどんな植物か知
らないという人たちが、興味深そうにのハーブをぞき込んでいた。

 新施設のオープンを機に同園ではハーブの身近な利用法を普及させようとハーブ教室
の開催を企画。また、ラベンダーが見ごろとなる7月にはラベンダーフェスティバルも
計画している。

 開園時間は午前8時半から午後5時半まで。入園料は大人(高校生以上)500円、
子供(5歳以上)300円。問い合わせは、くじゅう花公園(電話 0974-76-1422)まで
                      (大分合同新聞平成9年4月23日)

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花の名所 豊肥を巡ろう

 豊肥地域の花の名所のスタンプを集めて応募すればプレゼントが当たる「花スタンプ
ラリー」が始まった。同地域の市町村でつくる「豊肥地域観光プロデュース推進協議会」
が,花の名所めぐりを新たな観光ルートとしてPRしようと今年,初めて実施する。

 同地域にはさまざまな花の名所があり,春から夏にかけて多くの見物客が集まる。岡
城跡(竹田市)の桜,くじゅう連山(久住町)のミヤマキリシマ,神角寺(朝地町)の
シャクナゲ,原尻の滝(緒方町)のチューリップ,大辻公園(三重町)のアジサイなど
は有名。

 スタンプラリーはこれらを含む同地域の花の名所とラベンダーが咲く大分香りの森博
物館(野津原町)の計30ヶ所にスタンプと応募用紙を設置。6月30日までの期間中
に4ヶ所(3市町村以上)のスタンプを集めて応募する。抽選で,同地域内の旅館・ホ
テルの宿泊券(4人)や食事券(6人)などが計230人に当たる。

 台紙には花の見ごろや地図,イベント情報も掲載され,スタンプ設置場所ほか同地域
内の主要観光施設でも手に入る。

 問い合わせは同協議会事務局の県大野地方振興局商工労政課(電話0974-22-1871)
          または県竹田直入地方振興局商工労政課(電話0974-63-1171)まで。

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安全登山へ備え万全(黒岳)

 4月29日の黒岳山開きを前に、庄内町消防団(末光秀夫団長)は6日、町や大分南
署と合同で「黒岳遭難捜索及び携帯無線訓練」を実施。町内阿蘇野の登山口から中腹の
前岳までの間で、通信訓練と道標の確認をした。

 関係者と町山岳会メンバーでつくる遭難捜索救助隊貝ら約60人が参加。出発式では
、末光団長と高倉善夫大分南署地域課長が「登山者は年々増加の傾向にあり、山岳事故
の未然防止と万一に備えた対策に万全を期そう」とあいさつ。二班に分かれて「白泉荘」
と「男池」の両登山口から、前岳 (1、334m)を目指した。

 今回のメーンは携帯無線による通信訓練。昨年、消防団貝約50人がアマチュア無線
技士の資格を取得。ふもとの本部と中腹に設置した中継局、他の捜索班と無線で交信。
揚所を移しながら感度などをチェックした。

 また昨年設置した矢印や蛍光テープが機能しているかどうかを確認。さらに道に迷い
そうなところに、蛍光テープを巻き付けた杭(くい)を立てた。

 黒岳では昨年4件、一昨年3件の遭難事故と遭難騒ぎがあった。また町では「登山届
収納箱」を男池登山口の一力所から、「白泉荘」「黒嶽荘」の両登山口に追加設置し、
計3力所にした。
                                    (大分合同新聞、平成9年4月8日より)

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大分の自然パチリ   写真を募集

 第39回自然公園大会実行委員会は「大分の自然」をテーマにした写真を募集している。
入選作品は7月23日、九重町長者原で開かれる同大余・ふれあい広場に展示。大会参
加者の投票で金、銀、鋼賞を決める。

 締め切りは6月10日(必着)。応募作品の裏に郵便番号、住所、氏名、電話番号、
職業、年齢、作品のタイトル、撮影場所を明示すること。一人で何点応募してもいい。

送付先は〒870 大分市大手町3-1-1
         大分県生活環境課内・第39回自然公園大会実行委員会事務局
               「大分の自然写頁コンテスト係」

                                    (大分合同新聞、平成9年4月10日より)

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全国の仲間と野外楽しもう(7月に自然公園大会)

  7月下旬,阿蘇くじゅう国立公園内の飯田高原で開催する第39回自然公園大会で,
県は同大会への参加者を募集している。式典やキャンプファイアー、ウォークラリーな
どの参加者600人で、受付期間は4月1日〜21日。募集人員を超える揚含は抽選。

 同大会は環境庁、県、国立公園協会の主催。「いきている 自然のこころ 見えます
か」をテーマに7月23、24日の2日間、九重町の泉水グリーンパークなど飯田高原
周辺で開く。全国から約3500人が参加する。

 募集は式典の参加者と、自然探勝、ウォークラリーなどの「野外活動」(百人)、自
然観察、牧場体験、地熱発電所見学などの「体験コース」(二百人)の参加者。応募は
グループ、家族単位の申し込みでもいい。中学生以下の参加は保護者の同伴が必要。参
加費用は無料だが、食事費用は各自の負担。宿泊場所は泉水グリーンパークを予定して
いる。

 申し込みは県地方振興局、市町村と郵便局に置いている申込書に返信用封筒同封のう
え、事務局あてに送ること。申し込みと問い合わせ先は「第39回自然公園大会大分県
実行委員会事務局」、〒870大分市大手町3丁目1番1号、大分県生活環境課内 
                             電話 0975-36-1111

                                (大分合同新聞、平成9年3月21日より)

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'97 ウインターフェスティバル,九重氷の祭典

 九重町長者原の特設会場で7日開幕した「’97ウインターフェスティバル第九回九
重氷の祭典」は、豊富な雪と好天に恵まれ、見物客の出足も上々。逆転の発想で始めた
”氷祭り”が地域に根を張り、農閑期の飯田高原は冬の観光名所に生まれ変わった。

 初日は開会式に続いてパーティー。鏡開きをして、祭りの実行委員会や観光客が一緒
になって乾杯。アトラクションでは地元の飯田幼稚園児、コールやまなみ(ママさんコ
ーラス)による歌、陸上自衛隊別府駐屯地の音楽部の演奏があった。
だんご汁、ぜんざい、おでんなどのバザーコーナーは、温かいものを求める観光客の列
ができた。バスを連ねてやってきたツアー客も多く、雪像や氷の彫刻の前で、おなじみ
の記念撮影風景。「札幌の雪まつりは雪不足で大変だって。北海道より、九州の氷の祭
典の方が出来がよかったりして・・」と、雪を手に取って感触を楽しみ、白く染まった
くじゆう連山をながめていた。

 二日日の8日と最終日の9日の行事は次の通り。
 【8日】▽氷のすべり台タイムレース、長者原の冬の自然観察会(以上10時)
     ▽九重あばれ獅子(12時)▽田野神楽(13時)
     ▽ライトアップ(22時まで)
 【9日】▽氷のすべり台タイムレース、長者原の冬の自然観察会(以上10時)
     ▽下関平家太鼓・馬関連(11時)
     ▽九重もちつき踊り(12時)▽菅原たる太鼓(13時)
     ▽九重ひょつとこ踊り(14時)▽閉会式(17時)

                                     (大分合同新聞、平成9年2月8日より)

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自然公園大会、最優秀標語表彰

 今年7月、九重町で開かれる「第39回自然公園大会」の機運を盛り上げようと、県
が募集した標語の入選作品表彰式が16日、県庁であった。最優秀賞は

    「生きている 自然の心 見えますか」
                    (長尾佳代さん、大分市金池小学校6年)
で、平松知事から表彰状と記念品が贈られた。

 入選の受賞者は次の通り。
 平川計明(日田市日隈小教諭)、江藤明樹(金池小6年)、後藤香織(湯布院町川西
小年)、佐藤宏樹(九重町野矢小6年)、有吉志津香(九重町飯田中3年)、冷川和永
(日田市南部中3年)、山田大輔(大分市住吉小5年)、山下昇太(大分市南大分小5
年)、野村周子(別府市北部中教諭)

                                   (大分合同新聞、平成9年1月18日より)

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健康づくり彦岳登山大会

 健康づくり彦岳登山大会は午前9時30分に佐伯市のJR狩生駅前・西上浦グラウン
ドを出発、標高639mの頂上をめざす。記念のプレート、タオルが全員に。無料。
問い合わせは西上浦地区公民館(電話0972・27・7001)へ。

                                   (大分合同新聞、平成9年1月18日より)

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自然保護の心(平治岳一人一石運動)

 阿蘇くじゆう国立公園のくじゆう連山では、九重町の飯田高原で活動している「九重
の自然を守る会」(嶋田裕雄理事長)、「くじゆうパークボランティアの会」(上野哲
郎会長)が提唱して、平治岳(ひじだけ)の登山道を修復する一人一石運動が展開され
ており、関係者は成果に期待をかけている。
 平治岳は標高一六四二・八m。くじゅう連山では大船山とともに、高山植物「ミヤマ
キリシマ」の群生地で知られ、シーズンには花をめでる登山者の訪れは多い。登山ルー
トは坊ガツルキャンプ揚から通じている。
 このルートのうち、荒れが特に目立つのが、坊ガツルの平治岳登山口から2、3Kmの
間。足を踏み入れると四本にも、五本にも分かれた小道が目につく。そして溝のように
深く、長く、えぐられた跡が続く。「火山灰士は雨でぬかるみ、滑りやすくなる。登山
者はそれを避けて通るため、新しい踏み跡が次々にでき、それが登山道になってしまう」
と、環境庁くじゆう管理宮事務所の甲斐茂管理管は指摘する。

 そこで、鳥取県の大山の「一木一石運動」を参考に、登山者に一人一個の石を運んで
もらい、草地や樹林の中の踏み荒らされた場所は石で埋め、補修していくのがこの運動
の狙い。石を置く区間は矢印で示されている。
 「登山者自身が運動に参加することで自然保護への関心を高めることができ、山を守
ことにつながる」と関係者。九重の自然を守る会などでは、坊ガツルキャンプ揚の平治
岳登山口に多量の石を運び込み、看板を立てて登山者に協力を呼び掛けている。
 大山では、ボランティア団体による運動が契機となって、山項の大がかりな植生復元
事業に発展し、裸地化した項上域の荒廃に歯止めがかかった。平治岳の運動は始まった
ばかり。一石一石の積み重ねはまだまだこれから。
 関係者は運動を少なくとも数年間は継続していく方針。「一人一石運動の広がりが、
くじゆう連山全体の自然環境の保全につながれば...」と、夢を託している。

                                     (大分合同新聞、平成9年1月1日より)


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自然保護の心(祖母山の山小屋、コンポストトイレ)

 祖母山九合目の山小屋が、旧山小屋の老朽化に伴って新築された。山小屋には、山の
環境汚染を防ぐために、微生物でし床を分解するコンポストトイレが設置され、山岳地
の環境問題と祖母・傾山系の貴重な自然をクローズアップさせている。
 新しい山小屋は二階建てのログハウス。四十人収容で宿泊もできる。トイレは、登山
者のし尿で自然環境が汚染されないよう微生物でふん床を分解し、たい肥化するコンポ
ストイレ(五人家族用二基)を設置した。山小屋の電力は、太陽エネルギーと風力を利
用する自家発電。冬季はこの電力でトイレの便槽を温め、微生物の働きを活発化させる。

 山の環境汚染は国際的問題。日本トイレ協会が昨年十月に富山市で開いた国際トイレ
シンポジウムでは、「自然環境とトイレ」が分科会のテーマになった。祖母山山小屋の
トイレは、同協会が全国から選んだ「山のグッドトイレ10」の一つに入り、このシン
ポジウムで表彰を受けた。
 環境保全型の山小屋は、祖母・傾山系の貴重な動植物を再認識させる。日本植生学会
や大分生物談話会の会員である藤沢信一さん(清川村)は「生態学上極めて貴重な原生
林があり、保護する必要が大いにある」と話す。緒方町尾平から祖母山のりょう線一帯
にかけては、上からブナやツガなどがベルト状に垂直分布する原生林。祖母山で発見さ
れた植物キレンゲショウマやウバダケニンジン、高山植物マイヅルソウとイワカガミ。
動物は特別天然記念物のニホンカモシカ、ヤマネ、オオタイガハラサンショウウォなど
が生息するという。

 山小屋の新築は、緒方町、竹田市、宮崎県高千穂町の山岳会や自治体がキャンペーン
を呼び掛けて実現した。緒方山岳会長の田部さんは「祖母・傾の縦走路に山小屋は不可
欠。山小屋は登山者の憩いの場であり、緊急時の避難小屋でもある。コンポストトイレ
は水場の衛生を確保し、ひいては下流域の水質保全の意識付けになると思う」と言う。

                    (大分合同新聞、平成9年1月1日より)


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