大分の山のコース 久住山(九重山)(久住高原赤川登山口から途中撤退)
九重山

[久住高原から九重連山]
九重山

[登山道の赤川]
九重山

[肥前ガ城と久住山の谷間]
九重山
[雪深い登山道]
                 2時間40分            1時間           1時間50分
1 コース 久住高原赤川登山口→→→→→→→登山道久住山南稜線→→→→→→登山道途中(断念)→→→→→→→→登山口
  (コースの時間には休憩時間等は含んでいません)

2 コースを地図で見る

3 今回の概要(登山道の状況を主体に記載しました、同じコースの過去の記録(2006年1月)を見る)

 ・年末から寒波が波動的に押し寄せており今年は数年来の寒い正月であった。
  元旦に神社に初詣に出かけたが例年より初詣客が少なかった、この寒さでは出足が鈍ったのだろう。
 ・正月もいつものパターンで終わり、さて雪山に出かけようと考えたがずっと冬型の気圧配置で天候が良くない。
  しかし5日の午前中は雪ではなさそうなので、久住高原の赤川登山口から久住山へ登る事に決めた。
  久しぶりに静かな新雪の登山道を歩いてみたいとの思いからである。
  天候を考えて午前中に下山する為、私としては少し早い5時の登山開始を設定した。
 ・大分市から久住高原目指して車を走らせ、空を見上げると星空である、綺麗な雪景色が目に浮かぶ。
  久住高原の国道442号を赤川登山口へ右折する、積雪は結構有るが道路は除雪されていた。
  赤川登山口の駐車場は雪に埋まっており出口付近に車を駐めた、他に駐車している車は無い。
  ふと空を見上げると星は見えなくなっている、綺麗な雪景色は無理かも知れない、事前に確認した久住の
  ピンポイント天気予報は夜から朝は晴れ9時頃から曇りとなっていたのだが、山の天気ばかりは予想不可能だ。
 ・準備を終えて予定取り5時にヘッドランプと懐中電灯で登山開始である、
  登山道に新しい足跡は全くない、前に歩いたと思われるトレースにさらに新雪が積もっているが登山口あたり
  はかすかにトレースが残っている。
  9時から10時頃までに山頂に着く目標(所要4-5時間)としたがさてどうなることか。
  扇ガ鼻への分岐点付近では動物の足跡のみが残っている。
  樹林帯の中を、しばらくは緩やかな登りの雪道で登山道は膝ぐらいまで埋まる程度の積雪である。
  最初の林道合流点に出て少し林道を歩く、3回目の林道合流点で林道を横断し右の斜面に取り付くが、ここ
  からは無雪期の登山道位置が全くわからない状態となっている。
  暗闇の中を登山道の記憶とテープを頼りに進む(ビーム状の懐中電灯がこんな時は役に立つ)が雪は腰ぐらい
  まで埋まる状態である。
  この斜面を登り終えたら雪の埋まりも膝くらいに一旦戻った。
  大分大学の教授チームが登山道の崩壊防止テスト作業を行っている付近も雪で覆われており階段状の登山道も
  足下では確認出来ない。
  歩き始めて2時間ぐらい経過した頃空がやや明るくなってきたが久住山方面から時々強風の音が聞こえてくる、
  また先ほどまで久住高原の明かりが時々見えていたがそれも確認出来ない、辺りはガスで覆われている様だ。
  登山道が急になりまもなく登山道が稜線に出ると一気に南西方面からのミゾレ交じりの強風を受ける様になる、
  ふり返るとガスの切れ間に真っ白な久住高原が確認できる。
  天気が良ければここからは久住山の山頂付近や肥前ガ城が確認出来るのだが完全にガスの中である、出発前の
  山の予想とは大きく異なった風景である。
 ・ここからは強風を受けながら小さな樹木の中の登山道となるが、雪は腰まで埋まる状況となり登山道が雪で埋
  もれている為に歩く時に樹木の枝に頭がつかえて歩きにくい。
  しばらく進むとさらに積雪が増えて、強風により登山道と関係なく雪の峰が出来ている状況で1メートル進む
  のも大変な状況となった。
  わかりやすい表現を使うとスコップで前の雪をかき分けないと進めない様な状況だ。
  過去にも積雪期にこのコースは何度か歩いたがこれほどの積雪は初めての経験である、登山口を出発して3時間
  40分経過した時点で予想が甘かったと反省し、これ以上進むのは無理と判断、引き返す事を決めた。
  思い返すと積雪で登頂を断念し引き返すのは若い頃以来であり九州の山では初めてである。
 ・下山時は気持ちを切り替えて雪景色を楽しみながら歩いたが、最後まで久住山のガスが晴れる事は無かった。
  昼前に登山口の駐車場に着いたが車は早朝とおなじく自分の車1台だけであり、装備を脱いで帰路についた。
  久住高原から九重連山をふり返ると九重連山の一部はガスが晴れたが久住山周辺はガスに覆われている、しかし
  此の後は更に天気は悪化した様である。
  帰路の道路の交通情報の電光案内板には大分自動車道の日田付近が雪で通行止めとの表示が出ていた。

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