Last UpDate Oct 12, 1999(新規)


三年の修行   牧の戸より、久住山・中岳往復
1999年10月10日(日)


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 我が家では、小学校三年生になると「三年の修行」と称して、 父と二人だけで登山する慣習がある。
 今年は末娘のが小学校3年生になり、 春頃から「三年の修行はどこへ行く? ねぇ、どこへ行くの」とうるさくせがまれていた。 修行の意味を取り違えているらしい。

 夏休みは、二男のと半月ほど東北・東京を遊び回り、 の「三年の修行」をさぼってしまった。

 やっと天候も落ち着き、私の遊びのスケジュールも一段落したので、体育の日を挟んだ3連休を利用して、 と二人で山へ行くことにした。

 金曜日の夜は、8月末にソウルへ焼肉ツアー に行った 仲間たちとの飲み会があり、家に帰り着いたのは 午前0時頃だった。
 なんやかやの雑用を少しだけやり、寝たのが午前2時。


10月9日(土)

 朝5時過ぎに起きて、残りの雑用をかたづける。
 9時から装備の準備。食料は昨日のうちに妻に買ってもらっていた。テント泊まりなので荷物は多い。

 長者原から雨ガ池を越えて 坊がつるへ入りキャンプ、 翌日大船山を往復して長者原へ 戻る予定であったが、妻からドクターストップならぬママーストップが入る。

 ●には長男ほどの 働きを期待できないこと。
 ●私自身が6年前のとの登山のときより体力が落ちていること (腰痛で接骨院に通院中)。
 ●昨夜の睡眠時間が少ないこと、
などが理由である。

 今日は麓でキャンプ、翌朝日帰りで久住山に行くということにして、お昼ご飯を食べてから出発。

 今日はキャンプだけとなると時間に余裕ができる。
 出発してから思い出した。長者原は私のパラグライダ仲間の溜まり場 おにぎり山が近いのである。 最近悪天候続きであまり飛んでいないようだったが、今日は天気がいいのでいっぱい仲間が来ているはずである。
 おにぎり山に寄り道していくことにした。

 福岡からいつものように村上さんが来ている。 中垣さん夫妻や常連の鍛冶屋さん も来ている。ロシア人のローニックと ガールフレンドのあっこちゃんもいる。
 おにぎり山の頂上には橋爪さん小塚さんが登っているらしい。風はあまりよくない。 北風が欲しいのだが弱い東の風である。しばらく風待ちしていたようだが辛抱しきれずにまず 橋爪さんがテイクオフする。
 小塚さんがテイクオフしたが様子がおかしい。 反対向きに飛んでいるようですぐに山腹に緊急ランディング。 ちょうど見えないところだ。ちょっと心配したがグライダーを抱えて登り返すのが見えた。一安心である。

 村上さん鍛冶屋さん それに橋爪さんがもう一度登るというので、 とふたりおにぎり山の頂上まで付いていく。
 デジカメを持ってきていたのでテイクオフのところを写す。 風が弱いので走り下ってテイクオフするため、 シャッターチャンスを逃してしまう。



10月9日パラグライダクラブ遊歩フライト画像


 村上さんから「別荘に泊まっていけ」と誘われる。 井上さん足立さんも 泊まるということなので、と相談する。
 最初、難色を示しただが、ベランダにテントを張って寝ようということで 妥協が成立。

 結局、テントを張るのが面倒くさくなって、暖かい室内で寝袋に包まって寝てしまった。軟弱父娘である。


10月10日(日)

 5時過ぎに起床。ロフトで寝ている3人を起こさないようにこっそりとご飯を炊き、レトルトカレーで朝食。
 6時半頃静かに別荘を抜け出して、牧の戸へ向かう。

        
 まだ7時頃なのに駐車場はもういっぱいだ。 でもまだわき道にはほとんど車がなかったので筋湯温泉へ下るわき道の路肩に駐車する。
 7時15分。
これからいよいよ登山開始。
 には若干の不安があるようだ。
 7時35分。
 沓掛山の手前。最初の関門を突破。 ここまでがこのコースで一番きつい。
 途中の四阿(あずまや)はこの間の台風の所為でしょうか、屋根がめくれあがっていた。
 かわいらしいりんどうの花がたくさん咲いていました。
 ピンボケでごめんなさい。どうも接写は苦手です。
 ちょっと霧が出てきました。
 は夕べ 村上さんが握ってくれたおにぎりを食べています。
 ここからはほとんど平らな道を散策気分で避難小屋に向かいます。すぐに霧も晴れました。



 久住避難小屋でトイレ休憩。女性用はかなり混雑している様子。
 の話によると入り口側トイレは扉が閉まらず、オシッコするところを人に見られるらしい。
 は奥側トイレだったとかで、ほっとしていたようだ。

当局は早急に修理すべし



久住山への最後の登り。歩きにくいガレ場を登る。
右上の噴気は硫黄山
 9時50分。久住山頂(1787m)に到着。
 まだまだは元気です。
 久住山頂よりこれから向かう天狗ガ城中岳を展望する。
 中央やや左が天狗ガ城。 その右が九重の最高峰中岳。 右端に少し見えるのが大船山
 手前中央のすり鉢上の凹部が涸池。
 左遠方にわずかに雲の上に姿を見せているのは由布岳
 4年前の明日(10月11日)水蒸気爆発を起こした 硫黄岳
 いまでも入山禁止です。
 左の岩場に続く山は星生山
 6月にミヤマキリシマ探勝ハイキングに行った 扇が鼻
 天狗ガ城の上り口から稲星山を展望する。
 手前の池は御池

 天狗ガ城の登りは急登となっているが、短いのでゆっくり登ればすぐに頂上である。
 岩場の急登が大好きなはわざとルートを外して難しいところを登る。
 10時40分。
 天狗ガ城の頂上で。
 遠くを見つめる
 この小さな身体のどこにあのパワーがあるのか。
 右側の山が九州本土の最高峰中岳(1791m)である。
 左に見えるのは大船山
 11時10分。
 ついに今日最後の山、中岳に到着。
 「ここが九州で一番高い山だよ」と教えても「こっちの方が簡単じゃん」とケロっとしている。
 鞍部へ戻り、天狗ガ城へは戻らず御池へ。
11時半。ここで昼食とする。
村上さんが握ってくれたおにぎりと、 持ってきたカップラーメン の昼食。御池を見下ろしながら草の上でのんびりと おにぎりをほうばる。
 久住山頂を人が埋め尽くしているのが見える。 「あそこが6月に行った扇が鼻だよ。」と指差す。
 太陽はまぶしいけれどさわやかな風がここちよい。

 「帰りはのペースで行ってもいい?」というのでOKを出す。 久住避難小屋まで戻る。 ここも人でいっぱい。特に女性トイレは行列ができている。も 並ぶ。やっと戻ってきて、「さ、行こうか」。

 のペースで歩かせると速い速い。途中一度も休憩せずに一気に牧の戸の登 山口まで下ってしまった。いつも下山では膝の痛みに苦労する私だが、今回は 大丈夫だったようだ。少しずつ治ってきてるのかな。

 パラグライダーのおにぎり山へ戻ると講習生や先生はいるが、昨夜一緒に泊 まった仲間たちがいない。井上さんの携帯へ電話してみると風が悪いのでみんな 別荘にいるという。聞いたら今日も別荘へ泊まるというので我々ももう一泊泊 めてもらうことにした。

 別荘には入れ替わり立ち代りいろんな仲間がやってきた。でも結局泊まった のは昨夜と同じメンバ5人。



10月11日(月)

 今朝はみんなゆっくり寝坊して9時頃起きる。朝ご飯を食べたらもうお昼。 「散歩に行こう」「沢登ごっこをしよう」と出かける。 大船林道近くの鳴子川 を少しだけ遡行する。は平気で水の中を歩いたり、岩を跳び伝ったりするが 足立さんが「怖いからもうやめよう」ということで、引き返す。 はもっと遡行したかったようだが、おとなしくあきらめる。 山登りよりも岩登りの方が好きだと夕べ話していたが、沢登りにもはまりそう。 ちょっぴり心配、いや頼もしく思う。

 別荘へ帰ってちょっと昼寝。3時頃解散。

 ちょっと世俗を離れた、自然の中で過ごしたこの2泊3日がとっても貴重な 感じで、心安らぐものだった。そして昨日は丸一日パソコンとは無縁だった。 こんなことも珍しい。

 来週もまたを含め、パラグライダの仲間たちと山に行くことになった。


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