魚を撮ろうとデジカメを買ってからそろそろ7年近くになる。一般用のコンパクトデジカメ黎明期は、方向性が定まらず概観や機能が右往左往して結構面白かった。
一般用のコンパクトデジカメ黎明期から、使っていた自分の記憶と多少の考え方等をWebに残すことにした。参考になる部分があるかも知れない。
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魚のWebづくりをめざして、初めて買ったデジカメはCasioのQV-10A。CCDは25万画素、メモリーは2MB内蔵のみ、固定焦点で出力画像は320×280画素。発売後2ヶ月経った96年5月に購入した。
当然、今では「おもちゃ」並みの非力さだが、なんとか鑑賞に耐える性能と他社のデジカメが10万円を越える中、一般ユーザーでも買うことができる価格は魅力的だった。本体、接続セット、バッテリーで5万円でベスト電器で購入。
画像はCasio独自のフォーマットでJPEGベースの"cam"という拡張子を持つファイル。今じゃ当のCasioだって見放している。時計機能はなく、当然、Exif情報はない。98年11月までの約2年半現役で働いてもらうこととなった。レンズは35mm換算で、約60mm相当と恐ろしく望遠に固定されていた。室内の集合写真にはまったく不向きだった。
売りは、180度回転するレンズ部。90度回転するとLCDの画像が上下反転し、天地逆転を防止する仕掛けだが、「どうだ、今までのカメラとちがうじゃろ」と言わんばかり。でも、私たち一般ユーザーには新鮮だった。お約束のように誰もが、つい「自分写し」をやってしまう。
また、QV同士をつないで画像をやり取りできるというほとんど使わないだろう端子もついていた。この端子も今はお蔵入り。とにかく、機能と外見において銀塩カメラとの差別化を図るのに躍起であり、かつ画期的だった。
Casioは先代QV-10を95年に発売したが、この年はこれのみの発売。だが「この市場はいける!」と判断し、翌年以降QV-10A等を発売すると年間4〜5機種を発売し続けた。他社も追従した。
私が買ったQV-10AはQV-10とほとんど変わらない。ただ、定価を65,000円から49,800円に下げて、私を含むかなりのinternet亡者たちも買ってしまった。その筋のミーティングのときは片手にQVを持つ亡者が多かった。そして、私は翌月、自分のWebを立ち上げていた。
考えると「ネットサーファー」なんて、今は死語なった言葉を使っていたinternet黎明期だった。当時、「サブノート」なるカテゴリーがあり、中でも私はThink
Pad 230 Csという恐ろしく小さい(IBMは“B5ファイルサイズ”と宣伝)のWindows3.1上でテキストエディタを使ってHTMLのタグを打っていた。今、考えると一般ユーザーの私としては情熱と興味だけでやったマニアックな作業だ。 |

Casio QV-10A |
This is "Casio QV-10A" is fthe first digital camera I bought.
That have 250 kilo pixels CCD, 2Mbytes built-in RAM and fixed focus lens.
I bought it May ,1996. The reasonable price of the camera is appeal to
me.
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この後、買ったのがKodakのDC210A。とにかくズームが欲しい。発売後半年経って価格も確か3万円台に落ちたところでアプライドで98年12月に購入。
CCDは109万画素、フラッシュが付き、メモリはコンパクトフラッシュで、画像はExif1.1をサポートした。この頃になるとレベルは別にして、機能は今とほとんど変わらくなった。
購入直後、「ズームは2倍と喜んでいた」のもつかの間であった。なんと最も望遠にしても58mmで先代の固定焦点のQVにさえ負けているじゃないか!・・・落胆した・・・が、まぁWide側で29mmまで写せる。このやたら広角側に偏ったレンズが面白かった。
さらに、赤外線通信ができ、PCに赤外線ポートがあれば、接続ケーブルは不要だった。ただ、フラッシュ嫌いの私は発光禁止に良くしたけど、自動電源OFFのたびクリアされ、うっかりストロボを発してしまうことがたびたびだった。
面白いのは日付の画像への写し込み。デジカメでのこの技術は知る限りKodakしか持っていない。難しい技術の様だが、写し込んだ日付は間抜けで見にくい。ほとんど使わなかった。別に別画像を写しこむプリクラもどき機能があった。一体何パーセントのユーザーがこの機能を使ったのか・・。
実は、この形は当初、嫌いだった。いかにもカメラって感じの地味さが嫌だった。Kodakは他社と比較しカメラらしいカメラ作りを目指していた。概観も内容も・・でも、あまり売れなかった(んじゃないかな)。しかし、繰り返しだが、29mmは面白かった。 |

Kodak DC210A |
This is "Kodak DC210A" is second digital camera I bought. I wanted
the zoom camera then. As, this camera had been sold bofore a half year,
and the price dropped to less than 40,000 yen. It had zoom lens (29-58mm
Equiv.)
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デジカメも各社から、目的別、価格別に発売され、Casio以外の電子機器メーカーや当初、参入していなかった光学系メーカーがこの市場に参入し、ユーザーとしては結構、楽しい時代になった。
私は、まだズームらしいズームカメラへの未練が残る中、商売上手のSonyやFujiFilmの5倍を超えるズームカメラを買おうかなぁ〜と思っていたが、いずれも7〜10万円程度でやはり高い。
ところが店頭で、発売されて間もないOlympusのC700UZを見た。少々驚いた。210万画素は平均的だが「10倍ズーム」なのに5万円台だった。35mm換算で38〜380mmである。「ボケ」が欲しい。発売後1ヶ月で購入を決断したが、1ヶ月納品待ち・・結構売れた(らしい)。結局、01年6月に52,000円で買った。
だけど、使うと×も多い。LCDビューファインダーは相当暗い。夜間は使い物にならない。マニュアルでのピントは電動操作のみで、そのLCDビューファインダとの組み合わせにより、使いにくさはピカイチである。
さらに逆光でエッジに変色が起こる、露出補正を不用意にプラスにすると、簡単に空の青が飛んでしまう・・。だが、バカにしていた動画は、たまに使う場面があり、「無用の長物」ではなかった。 |

Olympus C700UZ |
This is "Olympus C700UZ" is the last camera I bought. It have
10x zoom lens.
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| デジカメで思いつくこと(私のの考えとやり方) |
銀塩
考えてみれば、購入した3台ともメーカーも記録メディアもバラバラである。仕事でSonyのマビカとかFujiのFinePix等も使ったので、コンパクトデジカメに関しては理解しているつもり・・すると銀塩一眼レフとの差が分かり、銀塩が欲くなる・・が、「露出補正をLCDで確認」とか「帰宅したら写真をプリント」等のメリットとフィルム代がかからないことがやはり大きい・・要は単なるケチだったりする。もちろんデジタル一眼レフは高嶺の花で眺めるだけ。
サイズ
Webとプリントで悩まされるのが、画像サイズの設定である。私はは、いわゆるVGAサイズ(640×480ピクセル)です。これ以上大きいと、ディスプレイで大きすぎて使いにくい。また、Webに載せるときリサイズしなければ、でか過ぎる。同サイズでもリサイズした画像は劣化する
でも、DPE店にプリントを出すとイマイチ。それもLサイズが限界でしょう。だから、圧縮は最も弱めにしてますが・・・ディスプレイ上とプリントの両立が難しい。
整理
プライベートの写真は撮影枚数なら軽く1万枚は超えている。自分のルールを作らないと収拾がつかなくなる。
もっぱらjpgrenというフリーソフトで日時とキーワードでリネームする。exif情報を利用して2003年2月23日12時35分の昼食風景なら「20030223_1235昼飯.jpg」とリネームして、日ごと、月ごともしくは年ごとにフォルダに突っ込んでいる。ここらは撮影枚数で異なる。私はプライベートは月ごと、趣味の写真は年ごと、仕事は日ごとでフォルダを作る。
人からファイル名が長いと言われることがある。でも、7年近くで培った自分流である。なんせ、西暦を二桁でリネームすると1990年代もあるので、すべてのファイルをひとつのフォルダに入れると時間順に並ばない羽目になる。
サンプル画像(アルバム)を作るなら、後で紹介するViXというフリーソフトを使ってA4用紙に画像を5枚×7枚=35枚印刷して、クリアファイルに挟み込む。カラー用紙でも100枚400円で売っているし、用紙を入れるクリアファイルは、100円ショップで50ページ(両面使えば100ページ)程度のファイルが売っている。インク代を除けば、1ページ当たり1円強である。写真は4×3cm程度で大型プリクラ程度で、最近のプリンタならそこそこ楽しめる。大きくすれば、当然見やすくなるが、一枚当たりのインクの消費量が増えてしまう。 |

見開きで70枚を見ることができる |
Exif
撮影時刻が分かるということは、画像整理に非常に便利。Exifの最新バージョンは2.2かな。情報としてはメーカー名、機種、露出時間、レンズF値、ISO感度、撮影日時、画像圧縮率、露光補正量、撮影モード等がある。さらに位置情報(緯度経度)も準備されているじゃなかったかな。これを活用しない手はないと思う。
被写体
とにかく魚を写した。次に娘たち。しかし、後者は最近、嫌がる。負けんぞ。魚はフリーいっぱいに写すように心がけた。最近、少し趣味的な写真を撮るが、気に入ったものはほとんどない。人を写したい気持ちがあるが、そうそう機会もあるもんじゃない。
生もの
個人的には今のデジカメは「生もの」と思っている。使わなければどんどん腐っていく(陳腐になっていく)。高い安いは買った後に決まる。どんどん味わわなければ、(撮影しなければ)購入した瞬間から、月々数千円の減価償却が発生する。高級機も一年経てば、普及機、二年経てば、おもちゃ、三年経てば、骨董品である。
買替え
このペースでいけば1年もすれば買い換えるかも知れない。でも、これは自分の考え次第で決まる。昨年まで使っていたWindows95マシンは5年間使っていた。結局、買替え時期は自分の興味と直結している。
ViX
最近、このフリーソフトを入手した。これまで複数のフリーソフトで行っていたことをこれひとつでできる優れものだ。自分が画像処理で必要とするものの9割は詰まっている。作者がこれをフリーソフトで公開したことに本当に感謝する。Windows98の人は特に恩恵が大きい。絶対試すべき。 |