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さかなの資料室
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マダイの蘊蓄(うんちく)
Knowledge of Pagrus major (Red Seabeam)


 真鯛はやはり、「腐っても鯛」と言われるほど高級魚かも知れない。私自身もマダイとの付き合い(?)は多い。その昔、マダイが何処から来るか調べたことがある。いろんな人たちが大分の何処でマダイの子供が産まれているのかを調べたがなかなか分からなかった。

 結局、ある漁師の「鯛の小さいのは取れるよ」という情報がきっかけとなって、その居場所を突き止めることができた。(この成果は当時の上司に負うところが多かった。)そんな中でマダイとの縁は深まったのです。気が付けば、マダイを見れば養殖か天然か、マダイかチダイか・・も分かるようになった。そんな情報と役に立たない蘊蓄(うんちく)を少し。



天然マダイと養殖マダイとの見分け方
How to distinguish wild one between cultivated


マダイ
Pagrus major(Red sea beam)
 魚屋さんで見る養殖魚は黒っぽいですが、比べないとなかなか難しい。もち、さばいてみると脂肪がいっぱい付いていることが多いので、分かることが多いのですが、最近の養殖技術はなかなかですからね。そんで簡単な見分け方をお教えします。
Cultivated red seabeam (madai)is darker than wild.





まず、目の前にある穴を鼻孔といいますが、マダイのいわば鼻です。しかし、人間と違って穴が左右に2個づつ計4個付いています。これはそれぞれ前後で中が繋がっていて、海水が抜ける様になっています。養殖マダイの大半は、これが裂けていています。ひとつの楕円形の穴のように見えます。これを通(?)は「鼻孔隔壁の欠損」とか「鼻孔異常」などと言ったりします。
Red seabeam have four holes of nose.but,nose is deformed and it seems two holes.




つぎに胸鰭です。鰭の筋(軟条といいますが)が良く見ると波打った様になってます。よーく見てください。ちなみに、この写真はマダイなのでお間違いなく。
Pectoral fins of cultivated one is waved.






マダイとチダイとの見分け方
How to distinguish Pagrus major(red seabeam "madai" between Evynnis japonica"chiai"

チダイとマダイは見慣れると頭の形が微妙に違うので分かるのですが、簡単に見分ける方法を紹介します。魚屋では、チダイを小鯛などと言って売ってる場合があります。確かにチダイは成長が遅いので、マダイの様に大きくはなりませんが、マダイの成長の途中では(つまり幼いマダイ)区別がつきにくいもの事実です。

 魚類学を学んだひとには「常識だ」と言われそうですが、・・・外見上は背鰭が特徴的です。背鰭の先端が糸状にのびているのです。しかし、非常に柔らく欠損しやすいので、魚屋では(魚体が痛んでるので)判別がなかなか難しいのです。釣り人はご存じ?
 最後の手段は、堅い棘条と軟条で尻鰭を広げます。この数を数えるのがマニアックです。マダイは軟条が8本で、チダイは9本です。・・・しかし、ぱっと見て分かるものではありません。
P.major has 3 spin and 8 soft ray , E.japonica has 3 spin and 9 soft ray





 まぁ、普通は尾鰭が一番簡単です。マダイの尾鰭の先端が黒ずんでいることです。こういうと簡単ですが、3センチとか4センチとか魚をマダイとチダイに分けるは馴れるまで大変です。そんな小さいマダイを釣ったり食べる奴は普通いませんが・・・。
 ちなみに大分県では全長15センチ以下のマダイをとることは禁止されてます。
Edge of caudal fin of E.japonica is more dark.








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