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祖母・傾山系 尾平越のアケボノツツジ

2000年4月29日


深山にひっそりと生える妖精のようなアケボノツツジ



上畑から傾山をのぞむ
 4月29日。傾山の山開き。
 ということは,また今年も祖母・傾山系にアケボノツツジが咲く季節が訪れたということ。あの淡いピンク色の美しい花を見るために尾平越えを訪れてみた。
 上畑から遠く尾平越えをのぞむ。
あの峠あたりに可憐なアケボノツツジが登山者を喜ばせようとひっそりと咲いている。
 尾平越えトンネルの登山道に入りトンネルの上の峠まで険しい山道を30分登るとようやく峠にたどり着く。
 傾き方面に5分も歩くときれいなピンク色の花をつけたツツジの木々が目にはいる。
 【アケボノツツジ】九州,四国の山地に咲く淡いピンク色の花を咲かせるつつじ。特に祖母山のアケボノツツジが有名。

 今年はツツジの表年。しかし,例年より1週間ほど開花時期が遅れているという。開花状況は5分から7分咲きというところ。まだつぼみが目についた。
 ツツジといえばくじゅう連山のミヤマキリシマ。山肌をおおいつくすミヤマキリシマの大群落には心をうたれないものはいない。ミヤマキリシマが1メートルほどしか高さがないのに対して,アケボノツツジは3〜5メートルほどの高さになる。原生林の木々にまじって光を求めて樹高が高くなるのであろう。

 淡いピンク色の花びらが可憐な美しさをかもし出している。険しい斜面にポツリポツリとアケボノツツジのが点在しており大群落を作っているところはそれほど多くない。

 この時期,アケボノツツジを見ようと日本各地から山好きたちがやってくる。今日,登山口に置いてあった車のナンバープレートは,熊本,宮崎,北九州,久留米,多摩など県外ナンバーばかり。女性が多いのも特徴だ。

 ミツバツツジもたくさん咲いている。
アケボノツツジより花びらが小さくピンク色が濃い。
 遠くからはこの花の方が目につく。
 
 上畑地区の田んぼは,棚田で農作業も大変だ。農業後継者もいない。もう田植えの用意が始まっている。ツツジの花が終わる頃には田植えが始まる。

 道端の木々には野生の藤の花が咲いている。薄紫の花がこれまた可憐で,見ていて飽きない。
 普通,フジのつるは右巻きだが,ヤマフジは左にまく。また,花も大きい。
 奥嶽川の小原と滞迫に架けられる奥嶽橋が姿をあらわした。奥嶽橋は長さ170m,幅6.5m,高さは約70m。ワイヤで吊り下げたアーチ形の「平行弦ニールセンローゼ橋」で2001年3月に完成予定。
 秋にはすばらしい紅葉を見るポイントになるだろう。
  • 祖母・傾山系に登る場合は,ホームページ「祖母傾最新情報」を見て,情報を確認し,安全な装備でお願いします。

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