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No.5


■□■子ども獅子舞事務局の麻生秀次さん■□■



 麻生秀次さん,緒方町栗生在住。昭和34年生まれ。
 郡内の電気工務店につとめるかたわら,緒方町消防団の指導員や小学校のPTA役員,長谷川子ども獅子舞の事務局をつとめる。子ども獅子舞にかける情熱は並外れたものがある。

奥嶽流上畑獅子舞(尾平もみじ祭にて) 健男社秋季大祭にて子ども獅子舞




 ■1 「長谷川子ども獅子舞」とは?

全国子ども会育成中央大会
(別府ビーコンプラザ)で

  平成9年11月,長谷川小学校の「長谷川祭り」で子どもと先生方が取り組んで披露した「上畑獅子舞」がとてもよかったんです。それで,これをなんとか続けてもらいたいと上畑獅子舞保存会,保護者,地区の方々に協力してもらい立ち上げたのがこの長谷川子ども獅子舞クラブです。平成10年8月でした。

 長谷川地区の子どもたちが伝統芸能「上畑獅子舞」を学び,地区の皆さんとのふれあいを通して心豊かな長谷川っ子に育ってくれることを願って活動を始めました。 現在,子どもは小学生が10名,中学生が7名,高校生が2名の19名です。発足当時小学校6年生だった子どもが今では高校1年生になりました。
 獅子舞と団扇舞は子どもがしますが,調子方は上畑獅子舞保存会の皆さんと保護者がします。


 ■2 子ども獅子舞を始めたきっかけは?

緒方中学校で

  私が子どもの頃はもっぱら見るばかりで,自分では経験がなかったんです。ところが,長谷川祭りで上畑獅子舞を見て本当に涙が出るほど感動したんです。

 たまたまその年に私はPTA会長をしていたので,また来年もしてほしいとお願いしました。しかし,来年またできるか約束はできないということでしたので,それなら地域でできないかと考えたんです。

 自分が言い出したことなので私からあちこちお願いに上がり,幸運にも上畑獅子舞保存会が指導をしてくれることになり,なんとかクラブを発足することができました。


 ■3 どんな活動をしていますか?

保存会の方の指導
 だいたい毎週土曜日夜7時〜9時まで保存会の方と一緒に獅子舞の練習をしています。

 お立ち舞,六調子舞,ひしぎ舞,納め舞など少しずつ覚えてきました。子どもと一緒に保護者も調子方の勉強しています。
 地元の健男社の祭りで舞うことが基本ですが,県芸能文化祭や緒方五千石祭,緒方町高齢者大学などで練習の成果を披露しています。また,今年の2月には別府ビーコンプラザで行われた「全国子ども会育成中央大会」ですばらしい舞を披露しました。


 ■4 苦労することやうれしいことは?

 そうですねえ,子ども獅子舞クラブが趣味というか生きがいになったみたいです。保存会の方との連絡やスケジュールの調整,少ない予算の有効な使い方など大変なこともありますが,ステージの脇で子ども達が一生懸命しているのを見るとウルウルしてしまうなあ。

 子どもが大きくなると部活とかあってなかなか親の思うようにならないのが最大の悩みです。

 とにかく,保存会の方が気持ちよく指導してくれて,保護者も一緒に全面的に協力してくれる,そんなやさしい人々と一緒にやっていけるのが本当にうれしいですね。それに「全国子ども会育成中央大会」ですばらしい舞を披露したとき,あれほど大勢の前で子どもたちが堂々と舞ったのには驚き,感動しました。親にも子どもにも自信がついたような気がします。



 ■5 これからの活動は?

練習でも休みなく動き続ける

 今は舞を完全に覚えてもらうことです。そして,子どもがいるあいだはなんとか続けて,子どもたちが大人になっても獅子舞を舞ってくれることを願っています。

 それに,上畑獅子舞の存続が危ぶまれているので,なんとかこれを存続することにも頑張りたいですね。





かわいい奥さんが陰にひなたに協力する

     《奥嶽小僧の感想》

 消防団の指導員やPTAの役員もしながら子ども獅子舞の事務局としてあちこちを飛び回る姿を見ていると,家庭は大丈夫かと心配になるが,かわいい奥さんが陰にひなたに秀次さんを支えている。

 これからも過疎化が進む長谷川に明るい灯火を照らし続けてほしい。
 


取材 奥嶽小僧 2001年9月25日 


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