西双版納(シーサンパンナ)の焼畑
西双版納は、照葉樹林文化論で注目されている雲南省の南部地域に位置し。ラオスと国境を接しており、ベトナム、ミャンマー、タイなどにも近い。瀾滄江(メコン上流)に臨む州都の景洪には空港もあり、雲南省の省都、昆明から1時間で到着する。
少数民族が多く、中でもタイ族は人口の3割を占める。訪問したのは1997年の12月31日から1998年の1月3日までだったが、独自の暦に従っているため日常の生活と変わりなかった。
大晦日の日、南部のメンロン村で水田農耕を営むタイ族が田植えをしていたのは印象的であった。ここには、焼畑農耕民族が暮らしていることが古くから知られていた。焼畑は文献では「刀耕火種」と表現されている。いまでも焼畑が見られるが、イネ、トウモロコシ、野菜類といったものから、ゴム、サトウキビ、チャ、パイナップル、パッションフルーツといったより商品的価値の高い作物(経済作物)に比重が移っているように見受けられた。トンフェン(東風)農園のゴム園を造成した際に、初年度に焼いてイネ・トウモロコシを作ったという。
(EROS Data Centerの画像を改変)
西双版納(しーさんぱんな)の中央都市である景洪の西にあたる
サンマイ村と、東にあたるマンメ村ではアイニ族(西双版納のアニ族)の焼畑、西南のメンフンシャン村ではラフ族の焼き畑、東南のパカ村ではジノ族の焼畑を見た。日本の焼畑にもどる
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update: 01.Aug.1998