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紹介文 |
「一級品を作る。」と店主の上瀧(こうたき)さんは言った。「餃子の専門店やから。なんでも屋さんみたいになったらあかん。一級品を作る。ガワ(皮)もうちで作る」。湖月のメニューは焼き餃子とビールのみ。その餃子には、一級品を作るという上瀧さんのこだわりが詰まっている。まず餃子の具について聞いてみた。「具に使う野菜は、野菜屋さんにいいのん持ってきてという。高いのでいいけん、って。豚肉もいいの。ごま油も純正を使う」のだそうだ。野菜はもう何十年も別府市堀田の野菜屋さんから届けてもらっている。
湖月の餃子は、薄皮がパリパリと、それでいてしっとりした、やや小ぶりな大きさが特徴的。その餃子たちの中身は、豚肉3分の2、野菜3分の1という比率だそう。薄皮のパリパリ&シットリした食感と具の相性が、感激の一皿だ。
上瀧さんが湖月で餃子づくりを始めたのは昭和31年の17歳のとき。ここで餃子を作って、まる50年が経った。久留米出身の上瀧さん、実は当初、別府には少しの間、遊びに来ただけのつもりだったという。「親父は最初、遊びに行きゃーいいわーとだけ言っていた。2ヶ月くらい遊びよったら、ここのおじさんが店手伝いよらへんかと。それで手伝い始めた」。餃子づくりを始めたきっかけを、にこにこと話してくださった。
先代も、とても職人肌の方だったそうだ。「うちの親父は変わっとってな、酔ったお客が入って来て、おい親父!、ビールくれいって言ったとき、私はあんたのビールをそそぎにいるんじゃねえって追い返した。職人肌。自分でもいいもん使うてやっているというのがあったんちゃうかな」。
「ずっと味は変わらず」という上瀧さん。いい材料を使って一級品を作る、という心意気とこだわりは、今も先代から変わらない。
焼き餃子(15個)600円
ビール 600円
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