眼鏡を買った日




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実は、子供の頃からメガネに憧れていた。
しかし、小学校、中学校、高校、大学、社会人とずっと1.5〜2.0の視力を維持してきた。

友人や大人の人から「眼がいいといいよ」と言われ続けてきた。
ときどき、友人のメガネを取りあげてかけたりして、
「わぁ、博士みたい」と言われていい気になっていた。
しかし、眼の検査のとき、先生から「勉強しない証拠や」と皮肉を言われたりしたが・・・

しかし、
ここ1〜2年、肩が凝ったり偏頭痛がしたり首が痛くなったり・・・・
とにかく疲れやすくなってきた。
急激に体力が落ちたというか・・・・・さびしい・・・・

そして・・・・・
ある日、仕事で書類を書いていて、急に書類が真っ白になったのだ。

「げっ!なんだ?」

最近、近いものが見にくいとは、思っていたが・・・・・・
まさか、目が霞むとは・・・・・・

まさか、まさか、まさか・・・・・

メガネ屋さんに務めている友人を訪ねた。
おそるおそる「最近、近いものが見え難いんだけど・・・・・」
と、切り出した。

「前から、眼が良すぎただろう?」
「ずっと2.0が見えていた・・・・最近1.2くらいだけど・・・・」
「肩が凝ったり、首が痛くなったりするだろう?」
「うん、おまけに、疲れがたまる・・・・・」

早速、検査をしてくれた。
「遠視だな、右目は乱視も混ざってる」
「へっ、まさか・・・老眼?」
「いやいや、老眼じゃない・・・今の所」
「どう違うんだ?」
「昔から、遠視だったんだ。若い頃は眼の筋力が強くて、近いところを見るときはちゃんと目の筋力で見えていたけど、体力が落ちるのと同様に筋力が落ちて水晶体を動かす力が減っただけだよ。」
「それを老眼って言うんじゃないの・・・・?」
「それは、違う・・・・。そもそも老眼っていうのは・・・・・・」

憧れのメガネは老眼鏡で実現・・・という寂しい結果は免れたが・・・・
店に並べていたメガネをかけてみると・・・・
昔、メガネをかけたら知的に見えると言われた時代からかけ離れて、単なるスケベそうなおっさんに見えるだけ。

年をとったからなのか?
今まで隣の芝生が青く見えていただけなのか?
メガネをかけることが現実になったからなのか?

そんなこんなで、今日、メガネが出来上がってきた。
憧れのメガネ・・・
嬉しいのか寂しいのか・・・・・

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手の毛穴が見える
ディスプレイの解像度が上がった感じ

かっこいいスタイルを保つためにダイエットする時代は良かった。
健康のためにするダイエットは、やっぱり寂しい・・・・・

それと、同じような心境かなぁ・・・・・



すいか泥棒調書