九州三十六不動霊場概要
 
九州三十六不動霊場めぐり

 

巡礼は如意宝珠を授かる因縁を結ぶ行事である

 

巡礼は巡拝、遍路、寺巡りなどといって、
霊地を踏み、霊気に觸れることによって
成仏出来るという教えに從うて
お釈迦様が亡くなられた直後から
行はれるようになり、
中國や朝鮮でも盛んに行はれており
日本でも西國三十三所、
四國八十八ヶ所の巡礼は有名で
全国各地に観音巡礼や地蔵巡り、
七福神参りなどが古くから行はれているが
不動尊巡りは今度企てられた
九州が初めではないであろうか。

この世には善神に匹敵する悪魔が充実していて、
少しでも心に隙間をつくると、すぐに悪魔が
悪縁を持ち込んですべてを掻乱してしまうから、
常に神仏におすがりして守って頂くことが必要である。
不動明王はこの悪魔を滅除するために
この世に出現せられたのである。
忿怒の相を以て火生三昧に住し、祈る衆生があれば
たちどころに悪魔を繋縛し滅除するのみでなく、
常にその人につき添うて守護してやろうという
ご誓願を持っておられるから、
一度でも手を合せ、一ぺんでも真言を唱えて祈れば
願いを満足させて下さる有り難い明王である。

不動尊巡礼はこのありがたい因縁を結ぶ
最上の行事で霊地を踏み霊気にふれる。
この簡単なことによって宝珠を得る
因縁が結ばれるのであるから、
一人でも多く巡拝せられるよう望んで止まない。


 
不動霊場案内書発行にあたり、
巻頭に寄せていただいたお言葉です


 


天台座主

山田 恵諦


 
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不 動 霊 場 巡 拝 者 六 つ の 徳