我輩はジュンである

       8月3日  はれ
猛暑が何処へやら。
ここ、二・三日の秋雨で
すっかり涼しくなって、
今日は秋日和、快晴。
本堂前の花も気持ちよさそう。
フィリピンに居る雅オイチャンから
マンゴーが贈ってきた。
雅オイチャンは、和尚さんの弟さんで、
大分の都町でスナックを
何店舗かしていたが、
長男にまかせて、
大分とフィリピンを
往来して商売をしている。
早速仏様にお供えして、
和尚さんがかじっていた。
宮崎特産の完熟マンゴーの方が
はるかにウマイと言った後、
「フィリピンの香りがして、
独特の味わいがあって、
これはなかなかの物だ。」
と、あわてて言い直していた。
弟さんのメンツを立てたのかナ?
と思った。
秋は「味覚の秋」果物の季節だ。
ぶどう・梨・栗・みかん・柿
リンゴにキウイ・・・・・。
どれもこれもそれぞれの味があって
美味だ、と和尚さんは言う。
僕にとっては、あまり好きな物はない。
梨の字の由来について、
ウソか本当か知らないけれど、
和尚さんがこんな話をしてくれた。

桃栗三年
柿八年
枇杷は九年でなりかねる
梅は酢いとて十三年
梨の馬鹿目が十八年




面白くないので
マンゴーの香りをかいでみた
10年過ぎても
花は咲かない実もならない。
この木は花もなし、実もなし
何もなしの木だなぁ〜と言っていたら、
次の年に花が咲き、実がついた。




 
和尚さんの末息子のプレゼントの
マッサージチェアだ
話が面白くないので、退屈しのぎだ
あァ〜、あれ程花もなし実もなし
何もなしと馬鹿にしたのに、
よく腐らず花をつけたなぁ、
実をつけたなぁ。
人間に馬鹿にされても、
じーっと耐え抜いて、
花も咲かせるし、実もなる。




取り込んである洗濯物の上に寝るのが最高だ
これは、忍耐の大切さ、
辛抱の大切さを教えてくれたのだ。
花もなし実もなしのなしの木は
口な「梨」だ。

・・・ということだ。ワカッタカ!




洗剤の花の香りがして
まっこと気持ちがいいんだ
「ジュンも、人に馬鹿にされても、
失敗してさげすまれることがあっても、
くじけず、辛抱して、信じることを
ず〜っと努力し続けることが大切だ。
忍の字を胸に、明日に向かって
頑張るんダ。」

また僕にホコ先がきた。
嫌なことは眠ってストレス解消だ。
それではまた。

              おわり
                 
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