我輩はジュンである

       8月3日  はれ 

〜汗ふきふき〜
長雨がやんだら真夏の太陽が
ギラギラと照りつけて、お参りの人の
額に玉の汗が光っている。
まさに今は、真夏盛夏の猛暑だ。
境内は蝉しぐれ。
樹間から流れる爽やかな風は
一服の清涼剤。
汗をかき、水を飲んで、
暑さの中で健康体力作り。
夏を楽しもうと和尚さん。
栃木の佐野厄よけ大師の
惣宗寺さんから、
樹木に最適という肥料が
沢山贈られてきた。
 
和尚さんが丸山さんと
早速汗をふきふき
大きくなれ、大きくなれと
施肥に余念がない。

副住さんは、汗をふきふき
剪定に余念がない。
「大きくなって欲しいのは
大きくならんと・・・・・。
何事も思うようにはゆかん
もんじゃ・・。」とButuButu。            
順英さんは、汗をふきふき
木の消毒に余念がない。
みんな汗をふきふきしながら、
それぞれの仕事に精出している。

アスファルトとコンクリート、そして
車の排気ガスの充満する街中に、
心の癒せるオアシス広場を造ろうと
目指す所は一つ。
皆の仕事を監督していたが、
熱中症にならないよう
僕も水をガブガブ飲んだ。
今日は殊の外、暑い、あ〜暑い!
水の上に腹ばい、ペッタンコ。

もうすぐお盆がくる。
お寺のなかで、お盆燈籠の準備に
土谷さんが先頭にたって
汗をふきふき頑張っている。
内玄関のローカで体を冷やし、
ゼィゼィ ヒィヒィの呼吸を整えた。

「人間はいろいろ旨い物が喰えるし、
あそびに行けていいなぁ〜。
人間になりたい。」
と思う時もあるけど、
こんなに暑くても仕事仕事に
追われる人間よりも、
ひっくり返って涼める僕達犬族も
すてたもんじゃないぜ、
と今日はつくづく思った。
これからは、他人のことは
うらやましがらないと決めた。
自分にあるよさに気づくことが
大切だ、と思った。

それでは皆様、
よく水を飲んで
暑気にあてられないよう
お元気で。

            おわり
                 
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