我輩はジュンである

      8月3日  はれ
朝夕は涼しくなり、
時には冷え冷えとする朝がある。
境内のケヤ木が紅葉を始め、
気の早いのはサッサと散っていき、
秋色が日増しに濃くなってゆく。

六地蔵さんの前の白粉花は
まだまだ咲き続けている。
白粉花の咲いた後に黒色の種が出来る。
それをとっていて、フト気付く。
沢山の花の中に、黄色の花びらに
赤色が混じっているのを発見。
赤色の花びらの中に
黄色が染まってきたのか、
黄色の花びらの中に
赤色が染まってきたのか、
混然としたのも発見。
渡邊お座主様の石碑の横の
金モクセイが、今を盛りに一斉開花。
あたりに独特の芳香をただよわせている。
周囲にただよう香りに、
花の咲いているのに毎年気付かされる。
中国の桂林地方が原産。
中国語では「木犀」のことを
指して「桂」という。
「桂林」という地名も、
木犀の木が沢山あることが由来とのこと。
日本で木犀といえば、金木犀。
金木犀の中国名は「丹桂」。
犀の字は「固い、鋭」の意味があって、
枝が固いかららしい。
いろいろ和尚さんに教えてもらった。
浄土院の前の銀木犀も
一斉に花をつけている。
木犀は江戸時代の始めの頃、
渡来したらしい。
静岡県の県の木に指定されている。
仁王門横のサダンキュヨにも
つぶらな白い小さな花が
真っ盛り。
この木の下では彼岸花が
枯れて、根元から濃い縁の葉が
しっかり芽吹き地面に顔を出している。
お観音様の前の「赤いケイトウ」の花が、
まだまだ頑張って咲き続けている。
強い花だ。
近頃、僕は花に興味がそそられる。
天高く食欲の秋で、腹がよくすくが、
肥満防止の為に、
花の方に気をそらせるように
心掛けている。
和尚さんの目を盗んでは
境内のいろいろな花を眺めたりしているが、
腹の減るのには閉口する。
夕方になると目が回って
ダラシない姿をさらす時もある。
(内緒だけど、お昼前と夕方に、
こんな姿をして見せると、
オヤツをいただけるんダ)




八千枚護摩木の一部です




和尚さんは昨日から
恒例の八千枚護摩の前行が始まった。
今年で20回、20年目だ。
最初は若かったけども、
だんだん年を重ねて
老僧になったと言っている。
11月8日が結願だそうだ。
頑張ってください。
それでは今日はこの辺で。
 

                おわり  
          

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