〜わが輩はジュンである〜

8月10日 晴れ 

今年の猛暑は、異常気象ダ。
人間どもがあくなき欲望から
造りだした、地球温暖化・
環境汚染が原因だと思う。
静岡県佐久間で40℃、
浜松で38.6℃というから、
並の気温じゃないゼ。
俺達も、朝から、
「ヘエーヘエー
ハアーハアー・・・・・・」ダ。
カラアゲ達も
木陰でくちばしを開けて
「パクパク フウーフウー」
やっているゼ。

近頃、天然クーラーの
効いた処を見つけた。
木陰で水が滴り落ちて、
マコト涼しいゼ。

新しい教科書問題で、
中国や韓国が
クレームをつけて、作り直せと、
反日感情が高まってゆく。
加えて8月15日終戦の日に、
首相が靖国神社に参拝する
ということに対して、
これまた参拝は中止しろと、
口やかましい。
株価は低迷し、景気は悪化してくし、構造改革はせねばならない・・・
小泉首相にとっては、
今夏は灼熱地獄ダ。


 
 
教科書にしても、
靖国神社参拝にしても、
中国も韓国もちょっと感情的に
なりすぎていると思うのダ。
靖国神社参拝にしても
お互いの主観の相違だと思うのダ。
「15日に靖国神社に参拝する」
と言っている小泉首相が、
だんだんその日が
近づいてくるにつれ、
「熟慮に熟慮する」と言っている。
どういう結果が出るにしろ
今後、お互いに仲良くする道を
模索してもらいたいものダ。
 

そして、軍事力が強大化している
中国に、新援助計画があって、
援助せねばならない、という国と
国との取り決めがあるという。
まことに文化や風習の異なる国との
おつき合いは大変ダ。

隣国とのおつき合いも大変なら
隣人とのおつき合いも大変ダ。
それぞれの立場で言い分がある。
どこかで接点を
見出さなければならない。

伝教大師様が
「忘己利他(モウコリタ)」とおっしゃった。

「己を忘れて他か為に」が
最上の真理だト。

炎暑のなか「モウコリター」
にならない様
皆さん 智慧をしぼって下さいヨ。

「炎天の 地上花あり 百日紅」
               −高浜 虚子

和尚さんに似て
この花も真夏日和が好きダ。
このクソ暑いさ中、
お陽様に向かって よく咲いているワ。

百日紅 別名 さるすべり中国原産。
中国と日本は、縁が深いんだナア。
約100日間、ピンクの花を
咲かせるのが名前の由来。
夏から秋まで咲き続けて、
秋にはいち早く落葉する。

幹がスベスベで、猿も登れない処から
「さるすべり」という呼び名で
親しまれているのダ。
昨年、お寺の境内に植えられた。


元気なお兄ちゃんが、夏バテしたのか
寺務所の段ボール箱の陰に
隠れるようにして休んでいる。
お兄ちゃんは 少し「ウツの気」が
あるような気がする。

AM11:00

御詠歌をしていて亡くなった人、
炊事のご加勢をして下さっていて
齢老い亡くなった人のご回向が
浄土院で行われた。
その後、和尚さんを囲んで直おらい。

お寺は、いつもご加勢して下さる人や
信者さんのお参りで成り立つ。
仏様のご加護と皆さんのご支援、
そして住職の努力精進、
この三つの力を
合一して発展するのダ。
これは和尚さんの受け売りダ。
「女性群ばかりの集いなので
参加できませんのヨ、ごめんなさいネ」

奥さんに馬鹿ていねいに言われて、
中に入れてもらえなかった。
「和尚さんはいつから
女になったのか?」
考えたけれどもわからなかった。

PM16:00

そこへ、お兄ちゃんが
「気分がよくなったゼ」
とやって来たので
丸山のオッチャンや広瀬の兄貴の
仕事をしている処へ加勢に行った。

浄土院の東側の日陰の
涼しいところに2人がいた。
お盆の灯籠祭りの灯りを
竹でする用意をしていた。
「大変ですネ
加勢させて下さい」と、
お兄ちゃんがえらくへりくだって言った。
「気分が悪かったそうだネ。
暑気に当てられたんだヨ。
今日は休みなさいヨ」
と丸山のオッチャンが
これまた優しい。
なかなかいい関係だと思っタ。
お互いに助け合い、いたわり合う。
優しい言葉のかけ合い・・・・
家庭内においても、
また対人関係や
国と国とのおつき合いでも、
大切にせねばならない
教訓だと思った。

炎暑で疲れるなか、心が癒された。

冷えた麦茶の処に
チョコレートの残りがあった。
最近、身体に効く食べ物として
注目を集めているのがチョコだ。
原料のカカオマスに
ポリフェノールの一種が含まれていて、動脈硬化やガンを引き起こす
活性酸素の働きを抑える作用が
あるんダ。
それに、胃潰瘍やストレス、
アレルギーにも有効。
チョコもブラックの無糖が最高だっテ。
お兄ちゃんは
食い意地が張っているので
チョットなめて、2人(?)で帰った。
帰り道、手羽先が
「ジュンちゃん。この暑いのに
何処をウロウロしていたの?」
と言うんで

「やかましい ゴチャゴチャ言うナ!!」

カラアゲが
「ケッケッコケッケッ!手羽チャン
ほっときなさいヨ ケッ コケッ」

夕飯まで土間ですごした。
「お兄ちゃん。カラアゲのやつ
今度、焼き肉会があるとき
始末したろうゼ」

「・・・・・・・・・・・・」

暑気に当てられないように
お盆の準備に頑張ろう。

              おわり