H18.9.4更新

根本が大事
 
 「根ほど葉広がる」という諺があります。
根の広さほどに葉が広がるということで、言い換えれば、根が広く張れば、それだけ枝葉も広くはびこるという事でしょう。
 境内の樹木も根に肥料が施され、雨に濡れ陽に照らされて、目には見えませんが、根が地中深く張り巡らされていく様が、枝葉の生育で感じられます。
 根が広く張ってこそ枝葉が生育し、台風や嵐にも倒れることのない大木になってゆきます。土台や基盤がしっかりしているものこそが、栄えるということを教えられます。
 「根本」という字、すべての物事が成り立つ基本を「草木の根」という字であらわしています。何事も根本が大切。人様の目に触れないところで、どれ程準備され、努力が積み重ねられて、地力を蓄えているかが、将来を左右することになります。
 おたがいは、とかくせっかちで根本を手抜きにして、器用に目先をいろいろと繕うようです。しかし、根本の基礎がしっかり出来てないと、すぐメッキがはげて挫折してしまいます。
 自分の根は職場に家庭に、そして自分の根源にどれだけ根を張っているか、しっかり見つめ直しましょう。