ここでは最近DVDやBS2とかで観た、昔懐かしの名画から誰でも知ってる旧作をダラダラと語ります。
みんな知ってる映画だからね、ここんとこのこのシーンに俺は感動した!とか、
この演技がいいのよ!みたいなカンジでいきたいと思います。
酔った勢いで書いたりしますのでかなりグダグダな場合ありっス。


「スティング」(DVDにて鑑賞)

映画の良し悪しを決定させる大切なもののひとつに脚本があるのね。
もちろんそれだけでいい作品が出来るわけでもないし、監督の手腕や役者さんの演技、裏方さんの努力あってのものだけど
いい脚本がなければ始まりません。
世の中の数多くの映画作品の中でも、この「スティング」の脚本は完璧といっていいと思うのよ、俺は。
隙がないのよね、目が離せないつーか全体的にユーモアを交えたコメディタッチにすすむお話なんだけど
それはもう見事な騙しのテクニック、大どんでんがえしですわ、まぁ未見の人は見てらっしゃい。
絶対面白いから、騙されたと思って観てごらん、すっかりいい意味で騙されるから♪にょほほほ

若き日のポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの共演は「明日に向かって撃て!」以来2度目。
しかも監督も同じジョージ・ロイ・ヒルです。
音楽はとっても耳あたりのいいピアノの旋律、マービン・ハムリッシュ、どれもがしっくりいった傑作です。
近年、アメリカ合衆国・国立フィルム保存委員会が、アメリカ国立フィルム登録簿に新規登録した作品の1つです。


「ゴッド・ファーザー」(BS2にて鑑賞)

フランシス・フォード・コッポラ監督と原作者マリオ・プーゾ渾身の人間ドラマ。
マフィアからの数々の妨害工作と話し合いを経て、最終的に【マフィア】、【コーザノストラ】等の名前を使わない等の約束後、
彼らの仕草、口調、コーディネートなど【全面協力】を受けて作られたとの伝説の映画。
観るたびに新しい感動がある映画ってそうそうないよね、この長い作品にそれがあるのよ。
今でこそ頻繁に使われている【照明を顔の上部から照らすことによる輪郭や目元が真っ黒に映る手法】、
当時としては画期的なのです。 暗黒街のドンとその家族、仲間の光と影の生き様を描くのに実に生きてくる手法。
1970年代の映画っスよ、それが今観てもすごい圧倒感。 おのずと名場面は多くなりますわ。

お気に入りは、アル・パチーノ演じるマイケルが病院に入院しているマーロン・ブランド演じる父ビトーを訪ねて、ベッドの父に向って語るシーン。
「僕がそばにいるよ、父さんは僕が守る」
ここでビトーが涙を流す、そしてかすかに笑ってみせる。この涙と微笑みには、嬉しさと悲しさも混じっている。
ビトーは自分とは違う【堅気の】マイケルを、心の中では応援していた。
その大切な息子を、自分たちの世界に巻き込んでしまった申し訳なさが、静かな場面ながらヒシヒシと伝わってくる。

ラスト近くの子供の洗礼シーンと殺戮の見事なカットバック

劇中搭乗する映画のプロデューサーを脅迫するに充分な馬の首のシーン。

マイケルがファミリーたちに膝まづかれているのを妻のケイが目にしてしまう。
その視線に気がつき ドアがパタンと閉まるラストシーン等々。。。

家族愛を描いてはいるが、この映画は暗黒街の住人たちの映画だ。
全編で油断が出来ない作品、【大】がつく傑作だ。
PART.Uも素晴らしい、近いうちにそちらのレビューも書こうっと。


「大脱走」(DVDにて鑑賞)


「荒野の七人」を撮ったジョン・スタージェス監督の傑作戦争脱獄映画。
スティーブ・マックィーンをはじめチャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン等の個性的な俳優さんを世に送り出した作品です。
何度観たかなぁ、子供の頃ゴールデン洋画劇場で前・後編に分かれて2週放映されたのね。
マンガ「20世紀少年」でもケンヂとオッチョたちが学校の帰りに話してましたな、後編が楽しみで楽しみで。
夜更かししてると親父に怒られてたんだけど、テレビで映画を観るに関しては何も言われなかったなぁ。
親父がまた戦争映画とか好きだったせいもあるかな、特にこの「大脱走」は好きでねぇ。
脱走がバレるシーンになると「あー!自分勝手なやつがおるとこうなるっ!」と毎回舌打ちしてましたわ。

鉄条網をバイクで飛び越えるシーンは有名ですが、マックィーンがドイツ兵から奪ったバイクに乗って
草原で逃げる途中、ガソリンタンクのフタを開けユサユサと振ってみるシーン
国境までたどり着けるだけのガソリンがあるのか?の緊迫感を一瞬の動作で観客に感情移入させる演出でした。
マックィーンがすべてスタントまでやった、というのが定説にまでなってますが、本当に危険な数カットだけはスタントマンがやってるそうです。
もっともマックィーン自身は「俺がやるっ!!」って聴かなかったらしいですがね、エージェントが泣いて説得したそうな。
何度観ても手に汗握るアクションってなかなかありません、若い方々が今観てもきっときっと面白く感じるに違いないっス。
長い映画だけど時間も感じさせないよ♪


「サウンド・オブ・ミュージック」(BS2にて鑑賞)


名画というものは、特別なシーンの連続だ。
自然に囲まれたアルプスの山々を静かに空撮していく、次第に音楽が聞こえてくる、
ぐわーっと盛り上がったところでジュリー・アンドリュースが歌うわけです。
もともとミュージカルという分野は子供の頃から好きではありませんでした。
この「サウンド・オブ・ミュージック」は当時ブルース・リーにハマりまくってた俺にとっては、まったくの異質な世界。
なんでそこで歌うか!?みたいな。
劇場で観たのは学校の推薦映画とかになってて、チケットが安かったのね。
同時上映も「続・ラブバック」とかいうフォルクスワーゲン車が、意思を持ってて悪人どもをやっつけるディズニー映画だったし、「じゃあ行くか」と。
ところが2本観終えて、すっかりミュージカル映画の【食わず嫌い】に気づいてわけです。
ジュリー・アンドリュースの歌声に聴き惚れたというべきか、歌の素晴らしさに感化されたというべきか。
オリジナル・サウンドトラック盤のレコードを数々集め始めたのもこの頃ですな。

「ドレミの歌」や「ひとりぼっちの羊飼い」など数々の名曲がいっぱいの作品ですが、僕が好きなのは「エーデルワイス」。
劇中、クリストファー・プラマー演じるおとっつぁんが歌いますね、残念ながらプラマー本人の歌声ではないそうですが。
当時舞台となったオーストリアはナチスドイツに併合されつつあり、次第に戦雲の気配が広がり始めた時代。
そんな美しく愛するオーストリアの国をアルプスの山に咲くエーデルワイスの花に例えて切々と歌います。

エーデルワイス エーデルワイス
かわいい花よ
白いつゆに ぬれて咲く花
高く青く光る あの空より
エーデルワイス エーデルワイス
あかるく 匂え

エーデルワイス エーデルワイス
ほほえむ花よ
悲しい心 なぐさめる花
はるかアルプスの峰の 雪のように
エーデルワイス エーデルワイス
かがやけ永久に

歳をとると涙腺がゆるむもんですが、泣けます。ここ、ホントに。